ナシ尾根で和名倉山-山ノ神土-雲取山、樽沢に下って鮫沢橋


- GPS
- 14:00
- 距離
- 37.1km
- 登り
- 3,050m
- 下り
- 3,057m
コースタイム
- 山行
- 12:43
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 13:58
天候 | 早朝は晴、段々と雲が増えて午後は曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
翌早朝に車を鮫沢橋の駐車場に移動。ここは既に満車で少し戻って路肩に駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<鮫澤橋〜和名倉山> 林道からダムに下る道は明瞭です。ダムからバリルートの登り口も明瞭ですが、暫く登ると不明瞭になります。道はほぼ土で尾根に乗るまでは落ち葉が堆積した急斜面です。ズルズルと落ちるので時間がかかって体力を消費します。尾根の上の方に倒木帯が有り、そこも時間がかかって体力を消費します。CTを登り5時間として計画を立てましたが、6時間半〜7時間位が妥当だと思います。 <和名倉山〜東仙波〜山ノ神土> 和名倉山と二瀬分岐間の0.6kmはCTが不明ですが、そこそこ道は明瞭なので30分位が妥当かと思います。東仙波〜山ノ神土は、笹が刈られていないので道は分かりますが歩き難いです。一般道の区間でここだけ異常にCT比が悪いので、CTは笹が刈られた後の状況の良い時のものだと思います。 <山ノ神土〜雲取山〜お清平> 一般登山道で特に問題はありません。 <お清平〜樽沢〜鮫澤橋> 登山道では有りません。沢下りです。出だしは土の急斜面です。草や木が生えていたり、大きな石があちらこちらに落ちています。水が流れ始めてからは何度か渡渉する必要が有ります。堰堤が見えたら林道は近いです。3つ堰堤が有り、1つ目は左岸から、残りの二つは右岸から巻きました。ロープ等は不要ですが、渡渉の際に濡れた岩は滑るので、沢靴が有った方が良いです。また林道まで685メートル下るのでそこそこ時間はかかります。沢下りの経験の無い人は危険なので歩かないで下さい。 元の下記計画書の様に、一般登山道メインで最後に少しだけバリルートの方が早くて楽だと思います。 https://www.yamareco.com/modules/yr_plan/detail-4281363.html |
その他周辺情報 | ベルク 秩父影森店 : 24時まで営業。価格も安い。イートインコーナーも22時まで使えて、電子レンジとお湯、お茶、水が無料です。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
GPS
ペットボトル730mlx1と600mlx2
総菜パン8個
熊鈴
笛
手袋
帽子
ストック
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備考 | パンは2個余り。ストックは今回のルートでは邪魔でした。 |
感想
二年前に和名倉山に登る予定が時間切れで引き返し、二年越しの和名倉山にやっと登る事ができました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4725422.html
前回とはルートを変え、久しぶりの雲取山を巡る周回ルートにしたのですが、二瀬ダム駐車場からだと時間がかかり過ぎるので、出来るだけ未踏のバリルートを入れたいので鮫澤橋の駐車場からの周回にしました。しかし最初の和名倉山までのバリルート区間のCTの設定が短すぎ、和名倉山までで45分遅れ。更にその後の一般登山道区間も予想外の笹で山ノ神土までで1時間22分遅れとなりました。
久しぶりに雪山以外でストックを持って来たのも失敗でした。笹藪などではストックは邪魔になりますから。。。北天のタルからストックはザックにしまいました。いつもの様にストック無しならもう少し早かったと思います。
ところで最近歩いた西上州では、登山道で全く人に会わない事が多かったのですが、今回は沢山の登山者に会って驚きました。和名倉山〜山ノ神土で10人以上、そこから雲取山の手前までは4名位でしたが、雲取山〜雲取山荘とキャンプ場では数え切れない登山者に会いました。登山者が行くところは集中するのだと痛感しました。この辺りで見かけた登山者は泊まりの様で、皆さんゆっくりしていて羨ましいのですが、自分は日帰りなので日が暮れる前に下山しないといけません。
雲取山から三峰神社方面への登山道は初めて歩くのですが、自分の得意な下山なのでガンガン駆け下ろうと思ったのですが、意外な程に登り返しも有り、1,300m程の下りは思ったより標高が下がりません。何とか遅れを1時間超位にはできたのですが、19時までに着けるか微妙でした。お清平に着いて霧藻ヶ峰への最後の80m程の登りを見上げて、スマホにダウンロードした地図でその後の行程を確認した時に、そこから樽沢に下れば鮫澤橋の少し上流の林道に出れる事に気づきました。地図を拡大して見た感じでは簡単そうな沢下りです。登りも無くって距離も短いので早く着けると思いました。しかし下り始めると時間無いので急いでいたせいも有りますが、トレランシューズでの沢下りは久しぶり等の悪条件も重なって、転んで尻を打ったり足や肘を倒木や石にぶつけたりで結局林道着が19時少し前、鮫澤橋到着は19時3分でした。これなら計画書のルートの方が少し早い位だったでしょう。
ただ良かった事が一つだけ有ります。人が今まで誰一人日帰りで歩いた事が無いルートを考えて挑戦するのが趣味なのですが、勿論今まで誰一人日帰りで歩いた事が無い事を証明する事はできません。あくまでも自己満足でしか有りません。今回の計画書のルートの場合、今まで誰一人日帰りで歩いた事が無い可能性は数%だと思っていましたが、お清平から樽沢に下るルートに変更した事で、その可能性は50%以上になったと思います。今まで歩いた日帰りルートの中では、トップ5に入る高確率でしょう。
まあしかし今回はかかった時間以上に疲れましたね。お風呂に入る時間もなかったし。。。和名倉までのCTの設定時間が短すぎたのが一番の問題でした。せめて4時半に出発していればお風呂に入れたのにその点だけが残念でした。。。
コメント
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このルート、下りにすぐ北側の尾根を使う周回ですが、私もかなり前から考えていました。秩父湖からの周回は2013年にやったので、このナシ尾根からの和名倉山を考えてました。
声をかけていただけたらご一緒したので、ちょっと残念。
秩父湖からの周回、見落としていました。先ほど見ました。まあ丹沢24Hのメンバーなら、この当時の年2回の丹沢24Hのルートに比べれば、距離も累積の上りも半分強なので多くのメンバーが日帰りできるでしょうが、youtaroさんも書いていますが12時間47分は非常に速いですね
ところで駐車場に使った埼大山寮すぐのPって気づきませんでした。そこが使えるなら二瀬ダム駐車場までの往復が短縮できますね。それからこのルートを歩いていてほぼ枯れた石楠花の花を見て、1、2週間は遅かったと思っていましたが、shigetoshiさんの5月25日のレコを見るとやっぱりそうだった様ですね。
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