展望の東大台、雨に濡れる美しき西大台
- GPS
- 05:53
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 795m
- 下り
- 797m
コースタイム
- 山行
- 2:51
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 2:58
天候 | 晴れ 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良好 |
写真
感想
展望の東大台、雨に濡れる美しき西大台
交通
(行き)
◆京都7:05→大和八木7:56 近鉄京都線特急 橿原神宮前行
◆大和八木8:15→大台ヶ原11:16
(帰り)
◆大台ケ原16:00→橿原神宮前駅東口18:51 奈良交通 [特急] イオンモール橿原行
◆橿原神宮前19:06→京都20:00 近鉄橿原線特急 京都行
はるばる大台ヶ原に行ってきました。
あまりに遠いのでまずは京都に前泊。懐石料理をいただいて、翌日の早朝に大台ヶ原に出発。
まずは、近鉄特急で京都駅から大和八木駅へ。特急なので快適ですね。
大和八木からは、直通バスで大台ヶ原に向かいます。バスの時間は約3時間でかなり長いので、途中でトイレ休憩あり。
大台ヶ原に到着したのは11:30前。かなり遠いですね。最初は近くの食堂で腹ごしらえ。美味しいキーマカレーをいただきます。
平らげたら今日のルート東大台に入ります。このルートとにかく整備がしっかりしていてめちゃくちゃ歩きやすいです。ぶっちゃけスニーカーでも問題ありません。
ビジターセンターから大台ヶ原の山頂、日出ケ岳までは3、40分くらいでしょうか。
きつめの階段の登りはあるものの距離が短いので余裕です。難なく山頂へ。
幸い、天気が良かったので遠くの山々まで綺麗に見ることができます。流石に富士山は無理でしたが、近くの八経ヶ岳など大峯奥駈道の山々も綺麗に見れます。
絶景を楽しんだらぐるっと周回です。意外に綺麗で良かったのが正木ヶ原周辺。森林限界のようになっており見晴らしが良い絶景です。
そこから下って牛石ヶ原。なぜか神武天皇。
ここも広々としていて景色が良いです。
さらに進んで、大蛇嵓。
本当に蛇のような岩で迫力があります。先は崖になっていて、景色が良いです。
一通り楽しんだら、高度を落としてシオカラ谷吊橋に向かいます。途中鎖もありますが、それほど危なくはないですね。二百メートルほど降りて吊り橋と川の景観を楽しんだら、同じ高さを登り返し。今回一番良の急登になります。
とはいえ二百メートル弱なので頑張ればなんとかなる高さですね。
無事に登り終えたら今日の宿、心・湯治館にチェックイン。荷物を整理したら明日の西王台の講習を受けに、ビジターセンターへ。
そう、西大台は事前の予約と利用申請費1000円、事前講習が必要になるのです。
事前講習といっても10分ほどのビデオを見るだけ。敷居は全然高くないです。講習が終わったら宿でゆっくり。
心・湯治館は個室でゆっくりさせてもらいました。電気もコンセントもあるし、布団も綺麗で快適でした。
食事も猪鍋や頭ごと食べられるアマゴなど美味しい!前日までの睡眠不足を取り戻すようにぐっすり眠りました。
翌朝、朝食を食べて西大台に出発。今日はあいにくの雨…と言いたいところですが、西大台の醍醐味は森の美しさ!むしろ雨に濡れる方がブナの木や苔の美しさが増すのです。
西大台は1日当たりの入場を制限していて環境保全をしているエリアになります。この日はなんと私1人だけでした!エリア独り占めです。
環境保全エリアなので、道迷いなどしないか心配でしたが、実際には道標も多く、道も整備されていてとても歩きやすかったです。
コースは西大台を逆時計回りにぐるっと周遊。展望台は何も見えないのでパスです。
まずは係員に入場証を見せて、ゲートに入ります。
そこからナゴヤ谷出合、七ツ池、開拓跡とまわります。過去にこのエリアを開拓して住もうとした人がいるようで、なんともすごいことです。
景色は、美しい森に苔に、小川に…。原生林といった趣で、環境を守ろうとするのが分かります。東大台が、ミヤコササが多い茂って、新しく木や苔が生えにくい環境になってしまっているので対照的です。
約3時間ほど、美しい森を楽しんで大台ヶ原駐車場に戻ります。
さて、ここでまだ11:00前…。バスが来るのが16:00。5時間以上どうするだ…。外はガンガン雨降ってるし…。
ありがたいことに、食堂の方が時間までゆっくりさせていただき、こうして文章を書いたりしながら時間を潰しました。
串こんにゃくはとても美味しかったです!
全く違う二つの顔を持つ大台ヶ原は楽しかったです。
関東からもう少し近ければなあ。
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