大雪渓IN・白馬岳・雪倉岳・朝日岳・蓮華温泉OUT
- GPS
- 54:03
- 距離
- 30.3km
- 登り
- 2,941m
- 下り
- 2,693m
コースタイム
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 3:00
- 合計
- 10:40
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 10:00
天候 | day1:快晴 day2:快晴 day3:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
8/2(日)朝6時、猿倉の駐車場はまだ空きがあった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大雪渓・小雪渓ともに雪はタップリありました。柔らかいです。 開通したての水平道も雪がタップリありました。 朝日岳からの下りの雪渓は固かったのでアイゼンをつけると快適でした。 |
その他周辺情報 | 白馬岳頂上山荘の夕食ビュッフェ2300円、朝日小屋の手作り夕食2200円、ともに大変お得だと思います。 蓮華温泉内湯800円 道の駅おたりの日替わり定食1100円 |
写真
装備
個人装備 |
シュラフ
ウレタンマット
アイゼン
ストック
免許証
保険証
ガイド地図
水筒
アミノ酸飲料
ティッシュ
アルコールティッシュ
タオル
帽子
雨具
防寒着
スパッツ
手袋
下着
着替え
洗面道具
日焼け止め
虫除け
ヘッドランプ
カメラ
携帯電話
時計
行動食
サングラス
|
---|---|
共同装備 |
食料(朝食x2回
昼食x3回)
ファーストエイドキット
テント
フットプリント
コンロ
ガスカートリッジ
コッヘル(鍋)
食器
ゴミ袋
ライター
ナイフ
3Lプラティパス
調味料
保温バッグ
|
備考 | おやつのスイカと小夏と蒟蒻畑。昼食のすし太郎&稲荷揚げとソーキそば&温泉卵。 |
感想
【猿倉〜白馬岳頂上山荘〜杓子岳】
早朝から雲ひとつない快晴で、快調に大雪渓・小雪渓の雪道歩きを楽しむも、夏道に出た途端暑さでスピードダウン。おやつに持ってきたスイカやソルダムの果物やトウモロコシなどが喉越しよい。炎天下の中、白馬グリーンパトロールの方がホワイトボードに花の名前を書いて熱心に花の説明をされていて、頭が下がる。テン場にチェックインしたらまわりは高校生の団体でいっぱいだった。さっさとテント張って昼寝。私はそのまま夕飯まで涼んでいても良かったのだが、散策したくてウズウズしているmarikoさんに背中を押されるように杓子岳まで夕飯前に空身ピストン。残念ながらガスで視界悪し。楽しみにしていた頂上山荘の夕食ビュッフェはメインが尾頭付きのエビフライで大興奮!!!夏野菜の甘酢和えや牛鍋も美味しかったなあ。小屋は混んでいたがスタッフの態度もすこぶる良く、以前と印象がえらい違う。夜は無風で月が明るく星も出て暖かく、とてもよく眠れた。
【白馬岳頂上山荘〜白馬岳〜雪倉岳〜朝日小屋】
3時起きでライ麦パンのオープンサンドと海老のビスクで朝食。ご来光少し過ぎて白馬岳に登ったらなんと白馬山荘のすぐ上で雷鳥の母鳥と雛5羽の団体さんに遭遇。あまりに可愛くて足を釘付けされてしまった。torshは白馬に通って10年目にして白馬岳初登頂。またしても快晴で富士山までクッキリ見えた。雪倉岳避難小屋までのパノラミックなTHEアルプス的な稜線歩きを緩やかに下って気持ちよく歩き、花も美しく咲き揃い、ウキウキ。このエリアは大好きなマツムシソウが大群落をつくっているんだよなあ。避難小屋は思いのほかきれいでトイレもあって感心。お昼は昨晩作っておいたお稲荷さんときゅうりとかぶの浅漬けが上出来でもうご機嫌、雪倉岳の登りもハイピッチで歩けた。しかしそこからが長かった。小桜ケ原の木道歩きをする頃には12時回って暑さのピーク。雪渓から流れ出る冷たい水で思わず顔や頭や足を冷やさずにはいられない。いつまでも水平道に辿り着かなくてヘトヘト。水平道は樹林帯で自分がどこにいるのかさっぱりわからないままアップダウンを繰り返しウンザリしたところでやっと朝日小屋に到着。長かった〜。時間的には早い到着だったので、テント張った後に雪解け水でキュウリを冷やしたり雪渓の上を裸足で走り回ったりしてのんびり過ごした。朝日小屋の夕食は前評判通り丁寧な料理でとても美味しかった。夕食後疲れ果てて足をマッサージしたらすぐ寝てしまった。またしても暖かな夜。
【朝日小屋〜朝日岳〜五輪尾根〜兵馬の平〜蓮華温泉】
朝からやや寝坊したが朝食をマッハで準備してなんとか帳尻を合わせて出発。ひんやりした早朝は朝日岳の登りも余裕で、剱さまの美しいお姿も眺めて絶好調。そのあとの五輪尾根のたおやかな木道歩きといったら、アルプスにいることを忘れてしまいそう。まるで八甲田か八幡平にいるようだった。栂海新道との分岐を過ぎてわりとすぐに立派なベンチがあって水場があって眺めがよいので、てっきりそこが花園三角点だと思ってのんびり休憩したら、そのあと小一時間歩いてたどりついたワタスゲのきれいな湿原が本物の花園三角点だと知って少し慌てたが、その後の水場が心配だったので腹をくくってソーキそばランチ休憩をとった。3日目までよくぞ温泉卵が潰れずにいたと思うがラーメンに入れたらとても美味しかった。ここの水場はコップが置いてあってますます東北の山道みたいだ。その後ガンガン下って立派な橋を二つ渡ってやっと下りが終わり、登り返し。10時を回っていたのでどんなに暑くてへたばるかと思いきや、樹林帯が思ったより風通しがよく、サクサク歩けてコースタイム通りに蓮華温泉へ到着。お風呂が最高に気持ちよく、3日間の汗をすっかり流してさっぱりと帰路に着いた。このエリアはさすが富山県側、黒部五郎岳とか鷲羽岳のあたりと負けず劣らずの歩きごたえのある縦走路だと感じた。
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