花の名山、アポイ岳


- GPS
- 06:23
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 789m
- 下り
- 775m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はありませんが、お花畑への巻道は道が細く歩きにくいところもあります。 |
その他周辺情報 | 前夜は登山口近くのアポイ山荘へ宿泊。日帰り温泉にもなっていて、地元の方も朝から大勢入ってました。宿泊者は下山後にも無料で入れます。 |
写真
感想
北海道のマイナーな山旅の8日目でいよいよ最終日です。
この日は花の百名山であるアポイ岳(今回の旅では駒ケ岳に並んで有名か)
へ登山し、下山後は新千歳空港までドライブして夜の飛行機で帰宅する計画です。
この日の天気は少し前まではずっと雨の予報で、はるばる日高南部まで行っても
登山できずに無駄になるのではないかと懸念しましたが、前々日あたりから急にいい方に予報が変わってきて、前日にはとうとう晴れマークも出るようになりました。
午後から晴れの予報だったので、なるべくゆっくり登ったほうがいいね、
でも帰路が長いので、あまりのんびりもできないねと、早い天気回復を祈りながら登りました。
登山道がよく整備されていて、予定より早く5合目の避難小屋に到着。
ここからはアポイ岳特有のカンラン岩の尾根になり、さっそく固有の花々が咲き始めました。天気も期待通りに予報よりも早めに回復基調で、眼下には海が広がり、
山頂にかかっていた雲もどんどん上がって行って、霧(雲)に入ることなく馬の背から巻道でお花畑へと到着しました。ついに待望の青空!(今回の長旅で8日目最終日にしてはじめて山の上で青空に恵まれました。)が広がり始め、襟裳岬のほうまで遠望できるようになりました。日差しも出始めて暑くなりましたが、それまで登りで日差しが無かったのは登りやすくてかえってラッキーでした。
花の写真をたくさんとりながらゆっくりとアポイ岳山頂を目指しましたが、山頂だけはまだ雲が取れ切れず、晴れたり曇ったりでしたが、もともとダケカンバの樹林におおわれれ展望がないので、涼めてよかったです。
なお、この山は植生が特殊で、中腹に這松帯がありますが、山頂はダケカンバになっています。
下りはお花畑には寄らず、まっすぐに下るルートで降りました。
5合目に下った時には山頂部もすっかり晴れあがり、下山後はアポイ山荘の露天風呂から名残惜しくアポイ岳を見上げながら、最後の最後で気持ちよく帰路につくことができたのでした。
15:00アポイ山荘出発
18:30レンタカー返却し新千歳空港にてチェックイン、夕食
21:45ANA便で羽田へ
23:30羽田着後駐車場で自家用車回収
24:45帰宅
shigetoshiさん
アポイ岳のレコは懐かしく見ました
学生の頃、学校の年間行事で毎年登っていたのですが仮病使いたいほど行きたくなかったです(笑)
アポイ岳にしか咲かない花が多いですが最近はそれも減ってきていると聞いています
ヒメチャマダラセセリって名前の珍しい蝶もアポイ岳でしか見れません
たぶん飛んでいたと思いますよ
低い山ですが凄い山なんです(*^^*)
北海道旅行の締めの山がアポイ岳で嬉しいです
しかも晴れて私が見慣れた風景を見ていただけて更に喜びです♪
お疲れ様でした!
apoidakeさん、こんにちは
そんな思い出がありましたか
でもこんないい山が近くにあったなんて、羨ましいですね。
私がアポイ岳の存在を知ったのは、30年以上前の大学時代でしたが、
その時は標高も低いし、登山の対象とは考えませんでした。
お花畑の面積は、今は50年前の1/5になってしまったそうなので、
30年前に行っておけばよかったと、今になって思ています
apoidakeさんはそういう時代に登っておいて、よかったですね。
今行ったらがっかりするかもしれません
メチャマダラセセリは6月に見られるそうなので、見られませんでした
でもこれだけたくさんの固有の花々が咲く山はほかには無いと思いますので
本当にすごい山です
思いのほかに、たくさんの固有の花々を見ることができて、旅の締めくくりに
最適でした
shigetoshiさん、こんばんは
大変ご無沙汰しております(^^;)
「北海道のマイナーな山旅」こんなにいいお山がマイナーなのは
勿体ないですね。
アポイ岳、名前は存じておりましたが、固有種のお花
咲く素敵なお山
感想を読んでいると、天気が回復していく様子や、目の前に広がる雲海
花々などが目に浮かぶようです。
北海道に出掛ける際には、寄ってみたい…と思いました
pippiさん、こんにちは。
ご無沙汰です。でもいつもレコは拝見しています
アポイ岳、花好きの方には結構メジャーかもしれません。
ちょっと辺鄙な場所ですが、北海道へいったら是非、登って下さい。
手軽に登れるいい山です。
礼文島等もそうですが、這松の高山帯なのに、すぐ近くに海を見下ろすことが
できて、不思議な場所でもあります。
晴れてくれてよかったです
shigetoshiさん、こんにちは。
最後が晴れでよかったです。
北海道生まれとしてはホッとしたような気持ちです
それも、アポイ岳ですから、今回の旅の中では
メイン系の山かと。
アポイ岳、いつか登りたいと思いつつ、実家がある
白老町からでも結構遠く、なかなか実現出来ません。
北海道の山はハイマツ帯が低いですが(実家の近くの
ホロホロ山は1200メートル付近から)1000メートルに
みたない山の中腹とは驚きです
アポイマンテマとかアポイクワガタとか、可愛らしい花を
実際に見てみたいです。
いつになるか分かりませんが必ず行きますよ!
youtaroさん、こんにちは。
アポイ岳へは白老から日帰りは結構大変ですよね。
でも無料の自動車専用道が少しずつ伸びている(静内までできてました)
ので、今なら普通に前泊で行けますよ
次に帰省したら是非行ってみてください
這松は標高500mから上で見られました。
風や霧が強いことと、冬の雪が少ないこと、超塩基性のカンラン岩の影響が
あるようです。
そうそう、ナキウサギもいるそうで、実際あの独特の鳴き声は聞くことができましたが、
残念ながら姿は見えませんでした。
shigetoshiさん、おはようございます。
最後に晴れて良かったですね。ところでアポイ岳、全く知りませんでした。
apoidakeさんのハンドル名って、このアポイ岳なんでしょうか?
Futaroさん、こんにちは。
最後の最後で、ようやく天がご褒美をくれました
アポイ岳、あまり登山の対象にはなっていないようですので、
知られてませんね。
でも往復コースタイム5時間程度と思ったよりは本格的は登山でした。
花の種類、展望等、関東にあったら超人気の山になると思います。
apoidakeさんの実家(昆布干しもしたことがあるそうで)、
とのことなので、その通りですね。
shigetoshiさん、こんにちは
アポイ岳は蝶の知識の影響で昔から知っていました
まだ北海道に行ったことが無いので場所等については全く知りませんでした
蝶もそうですが花も固有種がいくつかあるようで、自然豊かな場所なのかと思いましたが、お花畑の面積が小さくなっているそうですか
北海道への長旅お疲れ様でした
aottyさん、こんにちは
昔から知っていたとは流石です。
蝶とか花に興味がある方は結構ご存じのようですね。
北海道是非行ってみてください。何度言っても飽きませんよ。
アポイ岳、最近は保護活動が活発になって、
トイレも携帯トイレ(アポイ山荘で\500-)持参を呼び掛けている(義務ではない)位なので、
次第に回復することを祈ります。
(ちなみに私は携帯トイレを持参しなかった代わりに、
小も含めて行動中一度もトイレに行きませんでした)
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