尾瀬沼と燧ヶ岳(尾瀬沼キャンプ)
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- GPS
- 28:19
- 距離
- 28.5km
- 登り
- 1,491m
- 下り
- 1,495m
コースタイム
- 山行
- 7:26
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 8:54
- 山行
- 2:01
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 2:12
4:55駐車場-5:57一ノ瀬-7:41尾瀬沼ビジターセンター-8:00同発-10:41燧ヶ岳俎グラ-11:02燧ヶ岳柴安グラ-13:40尾瀬沼ビジターセンター
6月15日(土)
6:55尾瀬沼ヒュッテ-9:02駐車場
天候 | 6月14日(金):快晴後昼頃から曇り、無風 6月15日(土):晴れ、無風 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・危険箇所などは特になし。柴安グラの直下にわずかに残雪があったが滑り止めの必要性なし。 ・尾瀬沼キャンプ場は携帯利用可。 |
写真
感想
6月14日(金)
大清水駐車場には4:43到着。既に十分明るい。今日から1泊で尾瀬沼と燧ヶ岳へテント泊なのでザックは大きく重い。出掛けに計量すると20kg弱。食料が多いがテント場まで3時間程度なので何とかなるだろう。準備の後4:55に行動開始。トイレに寄ってから歩き出す。最初は林道歩きだが20kg近いザックを背負っているためペース上がらず。今期初のテント泊なので体がまだ重荷になれていないようだ。足が攣ったりしないようにペースを調整して歩く。一ノ瀬で小休止後本格的な登山道歩き開始。平日なので人の姿はほぼ見ない。急登こなせば三平峠へ向けて緩い坂になる。峠を越せば下りだが一部木道が荒れていて歩きにくいところもあった。7:20頃に尾瀬沼の湖岸に到着。天気快晴でほぼ無風。湖面越しの燧ヶ岳が美しい。足下にはまだ水芭蕉も残っていた。6月も半ばなのでもう終わりかと思ったが案外あちこちで咲いていた。水芭蕉の他湿原ではタテヤマリンドウもあちこちで見られた。季節は確実に夏へ向かいつつある。木道を歩きながら花や燧ヶ岳を眺め、7:41にビジターセンターに到着。テント道具一式を棚にデポできるので大変有り難い。大きなザックから小型のザックを取り出し8時頃に行動再開。湖岸の眺めの良いところで写真を撮ってから大江湿原へ向かう。ここも燧ヶ岳がきれいに見える。水芭蕉とタテヤマリンドウ。分岐で燧ヶ岳方面へ折れ、長英新道に入る。最初の登りは緩やかだが徐々に傾斜はきつくなる。合目の表示はあるのだが、分岐から1合目までが長くて先が思いやられた。が、1つ出てきてからは比較的順調に高度を稼ぐ。樹林が切れ展望を得られるようになるが、その代わり日差しが照りつけるようになる。無風のため暑くて仕方ない。休み休み進むがZさんは次第に足が止まり始める。ザックを渡してもらい軽荷で歩いてもらう。ミノブチ岳を通過すれば山頂までもうすぐ。相変わらずの快晴、雲一つない青空。更に進むとナデッ窪との分岐に至るが、ここの通行を控えてください、との掲示が。下りに利用の予定であったが諦めることに。残念。山頂直下は岩場があるが少しなので特に問題なし。燧ヶ岳の俎グラには10:41に到着。眺望は良いが山頂は狭いのであまり寛げない。山頂から少し下がったところで休憩する。Zさんは帰りの足を残すため、柴安グラはパスするとのこと。自分一人で往復することになった。ザックの中身を少し預け、軽荷にしてから行動再開。一旦下って登り返すが案外早く登れてしまった。柴安グラの直下にはまだ残雪が少し残っていた。柴安グラは11:02に到着。山頂が広いので座って休む人も多い。尾瀬ヶ原や至仏山、武尊山がよく見えた。自分も座って休憩したかったがツレを待たせているのであまりモタモタせずに出発。再び下った後登り返してZさんと無事合流。ようやく大休止。ここで持参した食料を食べて下山開始。下りはナデッ窪を使わないので元来た道を下る。徐々に雲が増え始めたが雷雨になるような雰囲気ではなかった。それでも万一に備えて早めに行動する。下りの長英新道は長くて退屈した。13:40ビジターセンターに戻る。ザックを回収し尾瀬沼ヒュッテでテント泊の受付。外来入浴は不可なのは致し方ないか。受付後荷物を持ってテント場へ移動。既に数張りあって近くから埋まっていた。我々も倣って小屋に近いところにテント設営。その後休憩や食事。食料だけで4-5kg持参したので食べないと減らなくて帰りも重い思いをすることになる。すき焼きを作って食べテントに戻る。18時頃になるとアーベントロートの時間かと思い再度ブーツを履いて散歩に出る。尾瀬沼と燧ヶ岳は少し赤くなったものの、思ったほどは焼けず。19時過ぎが日の入りだが雲も増えたので日の入りまでの時間まで粘らずテントに戻り就寝。朝早かったし一日よく行動した。これでようやく寝られる。
6月15日(土)
3時起床。Zさんは頭痛らしい。着替えを済ませて外に出るもさすがにまだ暗いのと、気温が低くて寒いのでダウンを着てから再度外出。寝起きのZさんも同行する。テントはほぼ結露がなくて助かった。大江湿原方面で朝の燧ヶ岳を見る。相変わらず立派な山だ。大江湿原を北へ向かうと靄がかかっていて幻想的な風景になっていた。キャンプしてこのような景色を見たかったのだが、それが見られて嬉しい。小淵沢田代との分岐付近まで歩くと東の空が赤く染まり始めた。靄と赤い空。来て見て良かった。風はないが靄のため湿気があるのか、ずっと停滞していると寒さを感じた。薄手のダウンを着てちょうど良い程度。湿原を行きつ戻りつして写真を撮り、5時頃にテントへ戻る。ようやく朝食の時間。昨日の鍋の残りにうどんを投入する簡単な食事。だけど景色がきれいで水も美味しいため食事も美味しい。食後にテントへ戻り片付けパッキング。テントはほぼ乾燥状態なので撤収も楽だった。パッキングして6:55に行動開始。土曜日なので既に尾瀬沼界隈は多くのハイカーで賑わっていた。梅雨入り前の貴重な晴れ間を有効利用したい気持ちは誰も一緒だろう。昨日来た道を戻るだけだが相変わらず燧ヶ岳は立派だし、途中の湿原に咲く花はきれいだった。尾瀬沼山荘に至り三平峠への登りになると樹林帯に入るため景色は見られなくなる。登ると下りのハイカー多数。峠を過ぎ下り始めてもやはり反対方向からのハイカー多数。昨日は重荷で歩いたが今日は食料も減って軽い。楽勝と言ってもいいくらいだった。あっと言う間に一ノ瀬到着。シャトルバスが出ていてZさんは一瞬利用も考えたようだが一緒に歩くことに。駐車場には9:02に到着。帰りは2時間ちょっとしかかからなかった。大清水の広い駐車場はほぼ満車状態で、すれ違うハイカーが多かったのも理解できた。
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