夫婦岩南峰南壁
- GPS
- 32:00
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,410m
- 下り
- 1,410m
コースタイム
27日:6:00BC出発-中央ルンゼ-αルンゼ上部トラバース後γルンゼへ-9:20〜13:00夫婦岩南峰南壁登攀-13:10夫婦岩南峰-中央ルンゼ下降-14:00〜15:00BC-17:15旧道入口
天候 | 快晴 26日太平洋高気圧の張り出しの縁で夫婦岩周辺の風強し25-26℃ 27日太平洋高気圧の張り出しの中で無風28-30℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2010年06月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
夫婦岩基部の天場は4人用ドームテント2張がやっと張れる程度のスペース。 水は下の沢の雪渓の切れ目で汲める。 このあたり一面アイヌ葱の群生地でもある。 |
写真
感想
何年かまえに夫婦岩南峰リッジを登ったとき、すっぱりと切れ落ちた南壁を見て、いつか登ってみたいと思っていた。
現役を誘ったところ、ちょうど北岳バットレスの準備に入るということだったので、ゲストで参加して1日は南峰南壁に付き合ってもらった。
アプローチは30度近い猛暑の中、息もたえだえに基部のBCへ入る。
なぜか夫婦岩の周辺だけ風が強い。掛け声が消されるほどだった。
鹿島-井之上-齋藤、井村-木城-岩田のザイルパーティに分かれて登ることにする。
1日目:夫婦岩北西壁 南西カンテと洞窟スラブ登攀
南西カンテ:2p卦蕁2執澆魯肇薀弌璽控ぬに潅木帯を下り、中央ルンゼ側に40mの懸垂。トップは1p目鹿島、2p目井之上。僕は山靴で登る。
洞穴スラブ:BCからすぐ正面に見える洞穴(ハング)へ向かって1p目井之上トップ。スラブを直上元蕁2p目鹿島トップ。洞穴からトラバースして直上する凹角へ。フレーク状小テラスへの抜け口がいやらしい。控蕁3p目齋藤トップ。被り気味のフェイスを残地ピンに沿って(A0あり)強引に登る。1箇所フィーフィー使った。元A1。
この日はOBのタクローと白石君も日帰りでやってきた。
北峰カンテをフリーで登り、アイヌ葱を摘んで帰っていった。
我々の後に井村パーティが同じく洞穴スラブを登攀するのをBCから眺めつつ、焚火。極楽至極。草の褥に寝転んで、朝を迎える。
2日目:夫婦岩南峰南壁
朝一で中央ルンゼを登り、夫婦のコルへ。コルから反対側のαルンゼ源頭部をトラバース、略奪点を越えγルンゼへ。急な雪渓の下降がいやらしい。
南峰リッジの取り付きを回り込み、そのままγルンゼの雪渓をつめて南壁の基部へ。
南壁は残地ピンもなければ既存ルートもない。本能のまま壁の弱点をつないでいくしかない。浮石の処理に苦労したが、本ちゃんならではの醍醐味が味わえる。
1p目:齋藤トップ(山靴)。雪渓から「自転車バンド」へ上がるのは明確なジェードルから。50m+。
2p目:鹿島トップ。じゃりじゃりの自転車バンドを越え、上部壁の取付まで。20m掘
3p目:井之上トップ。草つき交じりのフェイスから左上へルンゼ状を詰める。浮石多い。40m+。
4p目:齋藤トップ。3p目終了点から左のカンテに取り付き、南峰リッジ上まで。人頭大の浮石注意。40m検H瑤喀个燭箸海蹐呂舛腓Δ鋲酳リッジの核心部が終わる傾斜の変わり目付近だった。南峰頂上は目と鼻の先だった。
コメント
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ですがネギ&焚き火山行であっぱれでした。
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