釈迦ヶ岳
- GPS
- 03:07
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 591m
- 下り
- 576m
コースタイム
- 山行
- 2:54
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 3:08
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
倒木あれど、特に注意する箇所はなし。 |
写真
感想
釈迦ヶ岳。
わたしは「釈迦岳」(シャカダケ)と教わったが、
まあ名前なんてどうでもいいことで。
宮崎市近郊にあり、
ガタガタ・クネクネ林道を走る事もなく、
アクセスもよく、駐車場も広く、
ほどよい標高で(830m)、よく整備された、
良いことづくめの山です。
登山を始めるなら、まずここからオススメします。
宮崎市は南北に長い地形で、東は太平洋の海岸線。
北には尾鈴の山々が控え、
西には釈迦岳や大森岳、掃部岳。
南は双石山を筆頭に徳蘇山系に
囲まれています。
我が家は市内の西よりにあるので、
一番近くて、手っ取り早い山でもあります。
国富町法華嶽公園をすぎ、さらに上へと車を走らせると、
日本三大薬師の法華嶽薬師があります。
その先に大きな駐車場があり、登山口です。
登山届とトイレはここで済ませます。
すでに280mの高さなので、実登は500mちょいです。
九州電力の鉄塔の作業道を歩きますので、
六合目までは、緑のトンネルの林道歩きです。
ここまでゆっくり歩いて40分ほどです。
スニーカーで歩き、六合目のベンチで折り返しても、
十分に気持ちの良いコースです。
六合目から先は、登山道になります。
いきなりの登りになるので、ペースを守ってゆっくりといくべきです。
ロープの手すりがありますが、土台がグラついてますので、
特に下りでは、あまり頼らないほうがいいと思います。
15分ほど登ると、右手の展望が開けます。
ベンチが二つおいてあり、太平洋が一望できます。
七合目と八合目の中間地点です。ここで休憩を入れておくといいと思います。
ここから先は九合目まで急登は、少ないので、気持ちよく歩けます。
稜線のコブは、たいてい左右どちらかに捲き道がついています。
ただ、三月・四月のツツジの時期は、コブを通る道沿いに花が多いので、
捲かずに登ると良いと思います。
いよいよ九合目の手前に岩場が塞がりますが、
固定ロープもあり、また、ロープなしでも登れる程度です。
とはいえ、それなりに筋肉に疲労がたまる頃ですから、
充分に注意して登るとよいと思います。
岩場を過ぎたら、小さなアップダウンを繰り返すと、
山頂手前のコブを左に大きく捲いていきます。
足元の木の根が、結構密集してますので、踏み場所をしっかりと選んで歩くべきです。
何人もここでズルっといっちゃう人がいますから。
コブを捲いたら、小屋があります。
小屋というか、あずまやというか…。
屋根と柱のみの、壁のない小屋です。
頂上で風や雨が強い時は、ここで休憩します。
「頂上まで五分」の小さな白い標識もここにあります。
もう五分かからずに、頂上です…。
目の前の傾斜を、ジグザグにあがると、
ポンっと山頂にでます。
祠がまつってあり、ベンチのある広場になっています。
祠の右上の林のところに三角点があり、
山頂標識が立ててあります。
ここから西へ三分ほど歩くと、展望所があり、遠くには霧島山系、
まっすぐ下ると式部岳・掃部岳へと続く縦走路、
左に下ると矢筈岳への縦走路です。
いつも、山頂では祠にお参りして、わずかばかりの賽銭を入れてます。
太平洋と宮崎市街地が一望でき、綾町の照葉樹林も眼下に広がります。
この日は、山頂ではご夫婦でお昼を作っている最中でした。
とっととパンを食べて、ご夫婦の団欒のお邪魔にならないように、
さっと下りました。
真夏の暑さの中、汗びっしょりで、バテバテの山行でしたが、
往復で三時間を切れていたので、体力低下を自覚している身としては、
まあまずまずだったかなと思います。
下るときには、いい風もふいてくれて、気持ちよく歩けました。
やっぱり、いい山ですね。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する