乙部ダケで出会ったのはクマちゃんダケ🐻


- GPS
- 03:37
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 814m
- 下り
- 813m
コースタイム
- 山行
- 3:33
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:33
天候 | 曇り のち 薄晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道の駅・厚沢部(車中泊)〜R229〜道道1061(途中からダート)〜林道〜乙部岳登山口(尾根コース=鳥居ノ前) 【駐車場】 尾根コース登山口=鳥居の前 (6〜7台程度・無料・ボットントイレ有) (この日の入山者は私だけ) 【復路】 R229〜♨乙部町ゆりの里活性化センター〜道の駅・R229元和台〜道の駅・てっくいランド大成〜道の駅・よってけ!島牧〜道の駅・みなとま〜れ寿都〜道の駅・シェルプラザ港〜道の駅・いわない〜R5〜仁木町〜フルーツロード〜小樽〜R5〜札幌 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山口〜沢ルート分岐】 登山口は鬱蒼な草だけど、杉の植林帯に入ると明瞭なルート。 少し急傾斜だが小刻みなジグザグ歩きやすい。 ちょっとだけフラットになり、九郎神社・沢ルートへの分岐になる。 【〜Co766屈曲点】 少しだけ下って平ベッタいコルから笹が多くなる。ここらからクマちゃんの💩が頻繁に出現する。 時期的に笹の新芽が多く、衣服の各所に白い花粉が筋状につく。 登攀は前半と同じく小刻みなジグザグの急斜面だが明瞭で歩きやすい。 【〜主稜線・沢ルート分岐】 唯一の屈曲点からはゆるく下ったり、少し揺るめの登りになるが、唯一のヤセ尾根でアップダウンする。 主稜線に続く斜面からは一気にジグザグ登り、途中から笹と夏草の勢いがよく、主稜線手前で道を覆う。 沢ルート分岐点からは草覆いの道になり、憩い岩の脇を抜けると崖と笹に挟まれた眺望の良いフラットな台地上になる。 ここから先は吊り尾根を渡って本峰ピークまで20分くらいだが、クマちゃんとバッタリ・・・ 以降、クマちゃんとお別れしてからピストンで下山。 |
その他周辺情報 | 【前夜泊】 道の駅・厚沢部 立派で広いトイレの前に駐車場があり、そんなに混んでいない。 余談だけど、車中泊10台ちょいのうち、横浜・川崎・相模・湘南(私)と神奈川県内全ナンバーが揃っており、朝4時過ぎに準備をしていたら、朝食後の相模ナンバーのオジサンからお声掛けをいただく。晩秋まで道の駅での交流が楽しいよね。 【温泉】 乙部町ゆりの里活性化センター (300円。アメニティ無し。露天無しだが熱めで気持ちイイ) |
写真
ちょい先のコルに下る道の上に、🐻ちゃんがヌッと颯爽と登場・・・
不思議なのだけど、「ありゃクマちゃんだ・・・えーと、音じゃなくてゆっくり下がるんだよな」と、なぜか🍙をポケットに入れてザックを背負い、目を逸らさないようにズリズリ下がり始めたら、クマちゃんもクルリと後へ(;^_^A
道内では数少ないギンリョウソウが低標高域にチラホラ。
実は、登山を始めた数年間、ギョリンソウだと思ってたんだよね。それを思い出すとオリビア・ニュートンジョンの歌が頭に響く・・・ギョリン!ギョリン!ギョリンィィ〜ンー♪
【天塩岳ピーク】
昨年7/8、ピークハントとともに眼下の雪渓にヒグマちゃん。
山頂で唯一一緒になった名寄のオジサンに話しかけたらなぜか噛み合わない・・・オジサンはさらに右にいたクマちゃんを見ていました🐻
装備
個人装備 |
ザック:チャチャ35
靴:ツォロミー5
クマ装備:フル
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感想
道南エリア遠征・3連チャン登山の最終日は、北海道百名山74座目ハントに乙部岳へ!(^^)!
マイナーな山域でだけど、標高差900mを一気に登るシンプルなルートで、山頂部の樹林限界から道南展望も良いけど、先週のヤマレコで「クマさんの落とし物が多い」との記載にフル警戒モードで入山したが・・・
長い砂利林道をゆるゆる走って登山口の車輌は私のみ。ゆっくり準備をしていても後続の気配はなく、一層警戒して入山してジグザグのクランク都度にホイッスルを吹きながら急登をテンポよく登攀。
標高766mの屈曲点あたりから、クマさん💩が新旧含めて各所にあり気が付いただけで17個。
主稜線に出て沢ルート分岐を過ぎると新鮮なのが1メートル間隔で2つ・・・少し獣臭もするので、ホイッスル間隔も短くしながら、乙部岳主峰との吊り尾根に下るところでオニギリタイムにしようと、ホイッスルを一層高ーく・長ーく吹いて、ザックから🍙を出して前をみたら、コル側の登山道からヌッとクマちゃんが登場して肩をゆすりながら歩いてきた(*゜Д゜)
彼我の距離は約20mくらい(もっと近いかも)。
これまでに道内でクマさんを見たのは2回だけど、比べものにならない至近距離・・・
「静かに目を合わせたまま下がらなきゃね」とザックを背負って後ろずさりを始め、クマスプレーの引き金に指をかけたあたりで、クマちゃんは来た道へクルリ(^.^;
ホッとするのも束の間、乙部岳ピークを眺めながら、我ながらマヌケにも「ここまで登ったので少しやり過ごして登るか・・・」と逡巡。。。
クマちゃんもやり過ごして先の藪で待機してるかも。
うんち多すぎなので他にも成クマがいるかも。
今日は私以外に登山者がいなさそう。
遭遇は即撤収が原則じゃん。
それに、ヤマレコのレポートでは、この先の登山道には更にクマさんのアレが次々にあったよね・・・と考えをまとめ、山頂まであとわずかの距離に後ろ髪を引かれながら下山開始。
冷静に対応できたつもりだけど、途中でザックの留め具を閉め忘れに気が付き、草間の古いクマちゃんウンチを踏んで滑ったりと、やはり何気に慌ててるんですねぇ(;^_^A
ちなみに下山しても私の車輌のみ。
これまでも道内マイナーピークでクマさん気配を感じながら歩いたけど、ここがクマちゃん濃度は最密。
クマKYTはいつもちょっとでも濃く感じたら即撤退ですね。
自然との調和に長けたアイヌの人々がキムンカムイ(山の神)とリスペクトした存在は、パワーもアクションも絶大だものね。
<Special Thanks>
keityogoriさんのレポートを読んでいたおかげで助かりました。
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