白馬岳
- GPS
- 14:30
- 距離
- 28.3km
- 登り
- 2,814m
- 下り
- 2,231m
コースタイム
- 山行
- 6:58
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 7:30
- 山行
- 6:16
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 6:54
天候 | 晴+暴風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
10本の軽アイゼンではちょっと不安でした。 |
写真
感想
今年の一大目標は白馬の大雪渓!ということで、溶けて閉鎖の心配が無い早い時期に挑戦しました。始めはピストンor鑓温泉のどちらかにしようか迷いましたが、いろいろな方のログを見ると、鑓温泉はまだ雪渓が深く、夏道・冬道のどっちつかずで迷いそうなので、ピストン!としました。ところが梅雨の大雨で前々日の栂池巡りは諦めることになったので、再考・熟慮し、
猿倉〜白馬岳(三山巡り)〜栂池
にしました。しかし、この場合「猿倉に置いた車どうする?」なんですが、、、。
当日は5時に白馬の宿を出発して、5時半からスタート。憧れの大雪渓には6時半頃に到着。まだまだ雪に埋もれている白馬尻小屋の屋根で、アイゼン(10本軽アイゼン)を着けて、ヘルメットをかぶって、両ストックでスタート。ザクザク、とにかく楽しい!でも、左から時々音がするし、思いの外アイゼン効きにくいし、幅30cmはあるクレパスあるし、斜度もどんどんきつくなるしと、いろいろありました。けど、やはり楽しい!の一言。そんな大雪渓をグングン登って、2時間程で岩室跡に到着し、小休止+アイゼンを一旦外して夏道を小雪渓まで。ここから先はさらに斜度が急で、ストックでは心許ないので、ピッケルに。う〜ん、安心感が違います。このザックという感触がなんとも言えずに良いですね。とは言え、たいして距離もなく、無事に、でもヘトヘトになり、頂上小屋に到着。ここで、珈琲飲んで大休止の後に、杓子岳と鑓ヶ岳に。地図で見ると稜線の散歩のように見えますが、実際はかなりのアップダウン+爆風でとにかく大変!自炊の重い荷物に加えて、空気が薄いこともあって、宿の白馬山荘に這々の体で到着して、部屋に入ったあとしばらく動けませんでした。その直後に横殴りの雨の降ってきたので、あと30分遅かったら、ちょっとやばかった鴨です。宿の宿泊者は私も入れて5名?なので、個室を使わせて頂けました。精根尽き果てていたので、自炊で夕食をとった後は唯々爆睡でした。
翌朝はご来光を見たくて4時起床。残念ながら、昨日の続きのガス+爆風でチラッと見えただけでした。ただ、その後日が高くなるにつれて、ガスが薄れて出発することにはかなり遠くまで見えるようになってました。ちなみに小屋も揺れるような爆風で栂池のロープウェイが運行中止になったらまずいと思い、小屋の方に伺ったところ、ともてに親切に対応頂きました。一人自炊しているときにストーブを付けて頂けたりなど、いろいろとお世話になり、本当にありがとうございました。
山頂に到着するころにはほとんどガスも流れ去り、まさに待ちに待った、望むに望んだ絶景!一時は中止にしようかと思いましたが、本当に来て良かったです。その後は稜線を大池まで。この間もとにかく風が強くて、ずっとヘルメットの上にフードを被せてました。(大池まで来ると風はすっかり収まりました。)ただ、時々刻々と変わるその素晴らしい風景をひたすらカメラ(iphoneですけどね)に収めてました。大池からは雪渓にロープがあり、安心して栂池まで下ることができました。そのあとは時間があったので、自然園をのんびりと散策しました。
さて、車の回収ですが、結局ロープウェイの麓駅からバスで八方バスターミナルまで行き、そこからタクシーで猿倉に戻りました。バスが530円、タクシーが4000円、ロープウェイが2000円なので、合計で6530円です。あの絶景が6530円なら安い!と周回にして良かったと個人的には思います。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する