幌尻岳★日帰り最難関山行、みんなでチャレンジだ！北海道遠征

2024年06月30日(日) [日帰り]

• GPS: 16:16
• 距離: 26.9km
• 登り: 2,514m
• 下り: 2,524m

コースタイム

日帰り

• 山行: 14:42
• 休憩: 1:31
• 合計: 16:13

距離 26.9km 登り 2,514m 下り 2,524m

3:39 二岐沢出合 登山口
4:27 4:29 取水ダム
5:02 5:02 二岐・二ノ沢出合 天場
5:55 6:02 尾根取付
6:39 6:51 トッタの泉
7:54 7:54 ヌカビラ岳肩
8:03 8:16 額平岳
8:53 8:53 北戸蔦別岳
9:28 9:28 幌尻山荘分岐
9:58 10:08 戸蔦別岳
11:21 11:21 幌尻岳の肩
12:32 12:53 幌尻岳
13:29 13:34 幌尻岳の肩
14:49 14:51 戸蔦別岳
15:15 15:15 幌尻山荘分岐
15:53 16:00 北戸蔦別岳
16:26 16:26 額平岳
16:30 16:30 ヌカビラ岳肩
17:08 17:20 トッタの泉
17:49 17:49 尾根取付
18:37 18:37 二岐・二ノ沢出合 天場
19:06 19:06 取水ダム
19:55 二岐沢出合 登山口

天候

晴れ　稜線でたまに強風。午後には止みました。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

🚗駐車場🚗
無料　10台程度駐車可
チロロ林道は雨で通行止めになりやすいので、事前確認要。ダート道　登山口の駐車場に簡易トイレあり

コース状況／危険箇所等

長い距離ですが、まとめてしまうと2種類の行程の山歩きでした。
＊登山口～ヌカビラ岳
登山口から北海道電力取水場までは林道歩き。そこから登山道になる。渡渉が5～6回程ある。沢履に履き替える程では無く、普通の渡渉。ピンテもあり、それを辿って尾根取り付きまで沢沿いを登っていく。
尾根取り付きからは急登になる。土のドロドロ道もあるので、スリップに注意。ロープ張られてる箇所もある。降りが要注意でした。急登途中にトッタの泉という水場がある。水は細いが出ていた。
この水場からさらに500上がると稜線に出る。ヌカビラ岳手前が少し岩場になっていて、途中から花が出始めた。

＊ヌカビラ岳～幌尻岳
ヌカビラ岳から幌尻岳までの長いルートを眺めながらの稜線歩き。北戸蔦別岳まで50上がって、戸蔦別岳まで50下がって、100上がって…からに幌尻の肩まで200下がってからの200アップと、皆がレポに書くアップダウン地獄の登山道。ハイマツの藪漕ぎが太腿あたりにビンタをくらいます。
行きよりは、帰りの北戸蔦別岳への登りの藪漕ぎが、薮が向かってくる方向なので、ハイマツが刺さるしなかなか進まないと苦戦しました
お花は沢山咲いていて、綺麗でした。お花畑ロードです。幌尻の肩に着いてもさらにの奥が山頂なので、スタミナ勝負な道でした。途中、幕営跡があったので、テント泊する人はこの稜線でしてる感じでした。
七ツ沼カールも幕営出来そうだが、上から見ていて、水場は汚そうで使えなさそうな感じがした。

その他周辺情報

🏨宿🏨
1日目仮眠場所
新千歳空港温泉　2600円
1時から深夜料金発生なので、12時まで仮眠して、登山口へ出発

https://www.new-chitose-airport-onsen.com/

2日目宿
美馬牛リバティーユースホテル
4000円　チェックイン23:30まで可能

https://www.bibaushi.jp/index.html

🏪売店　道の駅🏪
＊道の駅　樹海ロード
24時間トイレ有り
セイコーマート　23:00閉店

＊コンビニ
セブンイレブン　夕張葉山店

〒068-0755 北海道夕張市紅葉山４５４－１
24時間営業のコンビニが無く、空港からここが途中にある24hコンビニとなる。

写真

6/30 3:36

遅れをとりながら、スタートです。早い人は、2:00とかにスタートしてそうです。そして北海道の日の出は早い！3:00なのに薄暗いの😳

6/30 3:37

ヘッドライトをするも、すぐに外してしまうのでありました。

6/30 4:28

林道を歩いて、北海道電力取水場。行きは体力あるので、あっという間ついた気がした。帰りは地獄の林道でした。

6/30 4:29

ここから登山口。取り付きまで渡渉コース。この歩きも長い

沢登はしないです。水量もそんなにないので、沢履いらない渡渉です。

6/30 4:44

ロープ張られた細い岩場。用心して。ここを暗くでは歩きたく無い。

6/30 5:13

ピンテ貼られてるので、ピンテを見つけつつ。ぼやけてしまった。、

ギリギリドボンはしない渡渉。

6/30 5:54

取り付きから急登りのスタート。滝を見ながら、樹林帯〜

6/30 6:02

急なんですよ。そして滑る箇所もある。。下り嫌だなぁと思いながら登りました。

6/30 6:39

途中の水場、冷たくて美味しかった。浄水器持ってきたけど、面倒になり、今回は使いませんでした。
ここで取った水が帰りギリギリだったりする。でもギリギリの場所にあって、ありがたい。
ここから500アップで稜線です。良い目安。

6/30 7:23

登っていくと眺望が段々と臨めてくる。、

6/30 7:33

笹の藪漕ぎ。

6/30 7:51

これはミヤマハンショウヅルなのか？？

6/30 7:53

オダマキ

6/30 7:55

隣に奇岩。あそこには行けません。

6/30 7:57

チシマフウロ、段々お花も始まる

6/30 8:17

登り上げると、稜線の先に幌尻岳。遠っ！と口に出してしまう遠さ…🤣

6/30 8:24

ハイマツの藪漕ぎがたまにありつつ…ハイマツビンタをくらう。

6/30 8:31

ツガザクラ

6/30 8:35

ハクサンチドリ

6/30 8:35

キバナシャクナゲ

6/30 8:37

エゾノハクサンイチゲ。見れました。

6/30 8:39

ホロシリアズマギクなのか？

6/30 8:46

青空とイチゲショット

6/30 8:53

やっと北戸蔦別山到着、

6/30 8:54

稜線の先の幌尻岳が遠い…😅

私もここは風が強かった。

風避けできる稜線箇所もあったりと、先へ急ぎます。

6/30 9:57

トッタベツ到着！！ここの登り上げも辛かったー。
ギュンとした形してたし…

少しずつ近づいてます。

6/30 9:59

結構、下がって、登り返して、更にの奥が山頂…

6/30 10:05

左は七ッ沼カールが見える。稜線から外れて、七ッ沼まで行く気力馬ありませんでした。笑

カメラ小僧な2人。

6/30 11:39

ずっとお花畑ロードです。

幌尻の肩への登り上げが終わって、山頂へのビクトリーロードか？と思ったら…

6/30 11:38

ニセピーク。それを言ったら、まっちゃんがガッカリしていた。

やっと山頂着きました！！ギリギリ〜

6/30 12:07

ギャルピースするまっちゃん。ここでもか

6/30 12:35

もこさんは、眠気に負けて、山頂で少しのお昼寝。うちらも少しのモグモグタイム。
山頂で遅くまで作業してる人もいました。

そして3人で記念撮影！！
とりあえずこれで、もう来なくて良い？！笑
頑張りました〜😆
みんなもギャルピース

6/30 12:38

かっこ良くもこさんを撮っておきました。

もこさんに撮ってもらう。あざます

6/30 13:16

山頂で一休みして、長い下山です。
暗くなる前に林道には着きたい！

6/30 13:30

帰りも登り返し…😫

最後に稜線で幌尻の景色を堪能して歩きました。

6/30 13:35

イワベンケイ

6/30 16:48

みんな水がヤバくなり、水場まで激降りを頑張って降りました。まだか？まだか？と、ヒヤヒヤしながら。

6/30 19:04

林道入り口到着！とりあえず一安心。ここからヘッデンつけて歩き、途中から雨がパラパラと。傘さしてトボトボと歩きました。最後、すれ違った人は、大丈夫だったのだろうか…ずっと心配してました。

感想

グズペチャモ

幌尻岳をチャレンジするにあたり、会社の帰宅時、歩いて帰るトレーニングしたり、荷物軽量化の為、カメラはコンデジにし、最近暑くて熱中症になりがちで、頭痛になって歩くペースが落ちるの想定して、ロキソニンを持ったり…渡渉もあるので、一応の防水ソックス履いて…と色々準備して挑みました。
結果、どうにか日帰りで幌尻岳に登る事が出来て、良かったです。天気も風強予報が出ていました。稜線で少し風はありましたが、逆にクールダウンになり、良かった感じです。天気も崩れる事なく…最後の林道歩きで雨パラパラ程度で終わりました。
熊にも会わず！もこさんは、ずっと「熊、遠くで目撃したいな…」と言ってましたが…私は、やめてくれ…と思いながら歩いてました。
この長い距離、テント泊羨ましいなぁと、テント泊装備の人を横目に…😅
辛かったのは、頭痛ありそうかな？とロキソニンを飲んだ後…稜線にて眠気に襲われた所でした。
あとは、頭痛もなく、下山の筋肉痛もロキソニンで散らせてたのあったのか、スタスタ歩く事が出来たという…でも渡渉で転んで…膝を強打は、してしまいした。
辛かったけど、結局、笑いもありつつ、登れたのが良い思い出となりました。
下山後、富良野や十勝の飲食店は全滅…😅
閉店ギリギリのセイコーマートのコンビニ飯にありつけて空腹を凌げましたとさ。

＊あと最後に気になったのは、同日にスライドした人で、遅れて登っていた人。私たちが下山始めて途中で上がってきた。一応、「時間もギリギリだから、大丈夫ですか？引き返した方が…」と声を掛けた。しかしその人は「ここまで来て、山頂も見えてるから、行きたい。下山が遅くなるのは判ってる。ここで登頂したら、もう来なくても良いから！」と、山頂目指して行ってしまった。我々が下山してきて、林道で雨がパラついた。そして更に夜更け、雨が本降りに…あのスライドした人はちゃんと降りれただろうかと、ずっと心配していた。
同日、遭難者が出たと誰かのレポに書いてあったが、ニュースには上がっていないのが、不思議なのですが…体力とスタート時間と、考えてしまうのでありました。