記録ID: 6995723
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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父
甲武信ヶ岳は湿気と無風のガレ修行〜徳ちゃんも近丸も長げぇ(;´Д`)
2024年07月06日(土) [日帰り]
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 09:06
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,736m
- 下り
- 1,728m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:16
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 9:02
距離 16.3km
登り 1,736m
下り 1,728m
14:46
ゴール地点
天候 | 曇り時々晴れ後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は西沢渓谷の無料駐車場と民間の1日500円の駐車場が渓谷入口の手前にありました |
コース状況/ 危険箇所等 |
全般に危なく感じるところはありませんが、近丸新道にある沢を渡る橋がスリル満点でした。 【徳ちゃん新道】 道はほぼ明瞭で、時折作業道が錯綜して分かりづらいところがありましたが、ピンテがあるので迷うことはないと思います。 凄い急登と評判ですが、奥多摩の急登に比べればそれほどでもなかったと思いました。 それより高い湿度と全くの無風が辛かったです。 標高上がってきてシャクナゲトンネルが出てきますが、枝打ちがしっかりされていて歩きづらくはなかったです。 一番キツかったのは休憩適地がないこと。少し平になったり、開けるようなところが皆無なので、坂の途中で木に寄っ掛かって休みましたが、お休み所がないのがキツい。 また、道を塞ぐ倒木多いのですが、巨木で跨ぐも潜るも出来なく、よけて巻かないと進めない倒木多くストレスでした。 近丸新道との合流地点が少し平らで休めます。登りはここで休みましたが、帰りのガレ激下りで、へろへろでたどり着いたときは学生サークルに占拠されてて休めませんでした(´・ω・`) 【新道分岐〜稜線】 2,000m辺りからガレ急登になります。 下山時のここの下りがこの山行で一番キツかったです。 【稜線合流〜木賊山〜甲武信小屋】 木賊山へ東側からのアプローチは緩い登りです。逆に小屋側は激下り。山頂は眺望なく一等三角点と山頂標以外なにもないので、小屋から破風山へ抜けるときは、一等マニアでない限り巻いた方がよいと思います。 山頂からの激下りを抜けるとそれまでの無風が嘘のように爆風が吹き付け一気に涼しくなりました。 それと花崗岩が風化したザレザレ下りがあり、慎重に降りました。 【小屋〜甲武信ヶ岳】 小屋から15分ほどで山頂です。 若干ガレ気味の樹林帯の急登を登っていくと急に開けて素晴らしい眺望が望めます。 山頂はそれほど広くなく、ベンチが一つ。 山頂標の土台の石積は階段がついてて登れるようになっています。 【小屋〜木賊山巻き道】 木賊山の北斜面のトラバース道、道幅広く歩きやすい 【近丸新道】 こちらもシャクナゲトンネルありますが、徳ちゃん新道より狭く屈まないと進めません。 尾根をひたすら下っていくのですが、徳ちゃん新道より涼しく、ほぼ日陰だったせいか、道もこちらの方が歩きやすいと感じました。 尾根の終点から沢沿いを歩き、時折沢を渡るのですが、その渡る橋がけっこうなスリル。 また、砂地のトラバース道があり崩れやすいので注意しましょう 橋をいくつか超えていくと、トロッコか何かの線路跡が現れます。 その後はこの線路跡を延々と歩いていきます。 線路跡なのでとても歩きやすい。 近丸新道も道がたまに分かりづらいところもありますが、ピンテがちゃんとあります。線路に出たら延々とレールを追うだけ。 レールが途切れつづら折れの道を下ると西沢渓谷からの林道に合流します。 それにしても人気ないのか、近丸新道では誰にも会わなかった。 徳ちゃんと近丸どっちがいいか… 変化があるのは近丸、徳ちゃんの方が少し短いのかな? 近丸の方が歩く人少なく若干荒れてたかも。 あの心もとない木橋が嫌なら徳ちゃんピストンでしょうか 自分は近丸新道の方が好きです |
その他周辺情報 | 【甲武信小屋】 小屋の前にテラスがありゆっくり休めます。 ランチ営業しています。 水は揚水なのであまり冷たくないです。 飲料はその水で冷やしているので、あまり冷たくなかった。 トイレお借りしましたが、とてもきれいでした。 【蒟蒻館】 道の駅の隣にある普通の蒟蒻から変わり種蒟蒻まで品揃え豊富。 |
写真
感想
夏山登山に向け、梅雨明け前ですが、そろそろ2,500mクラスの山に登っておこうと天気予報を眺めつつ、一番崩れなさそうな甲武信ヶ岳へ行って来ました。
毛木平から登ったことはありましたが、山梨側からは初めて。
みとみからのアプローチは急登が長くキツいとよく言われてますが、斜度自体はそこまでと思いませんでしたが、そこそこの斜度が延々と続き、見所もないので気持ち的にキツいです。
さらにこの暑さで余計キツかった。
甲武信ヶ岳は、登山口までのアプローチは遠いですが、毛木平から登る方が楽しいと思いました。
頂上から見る奥秩父の稜線は魅力的で、そのうち奥秩父主稜縦走で甲武信小屋に泊まってみたいです。
それにしてもこの酷暑、登頂すると眺めから下りたくないと思いますが、それにプラス、涼しさからもますます下りたくなくなる、どんよりした気持ちで下山の帰途でした(´・ω・`)
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