谷川岳〜西黒尾根−肩の小屋泊−天神尾根〜
- GPS
- 24:47
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,964m
- 下り
- 1,377m
コースタイム
天候 | 1日目:晴れ時々曇り 2日目:曇りのち時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
帰路:JR水上駅発 12:58発 |
コース状況/ 危険箇所等 |
西黒尾根は鎖場の他にも足元が不安定な場所かなりがあります。 踏み外しなどしない様に気をつけましょう。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
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感想
お盆休暇を利用して谷川岳へ行ってきました。
実は、昨年も8月に来ているのですが、その時はロープーウェイ利用の天神尾根ピストンでしたので、今回は日本三大急登の1つでもある「西黒尾根コース」を登ってみることにしました。
さすが有数の急登、登り始めからキツイ登りが続きます。
コース前半はほぼ樹林帯になっていましたが、時々見えるマチガ沢や天神平方面の景色を楽しみに、修行のように登り続けました。
やがて視界が一気に開けるところに出て、ようやく気分転換。
しかし、そこからは今までのコースとは違い、岩場の道となりました。
当初少し心配をしていた鎖場も出てきましたが、鎖もうまく利用して慎重に足を運べば問題なくクリアできました。
途中、ラクダの背で大展望を眺めながらのランチタイムをとり、2時10分に肩の小屋に到着。
小屋で少し休憩後、夕食まで時間もありましたので、山頂へ行くことにしました。
しかし、小屋のまわりでも霧が立ち込めていて、小屋から10分くらいの「トマの耳」へ到着したものの、周りは霧で真っ白。霧も晴れそうもなかったので、谷川岳の双耳峰のもう一つ、「オキの耳」へは翌朝御来光を見に行くことにしました。(この判断がよかったのか、悪かったのか・・・)
でも、いいこともありました。この時「ブロッケン現象」を見ることができました。太陽の光が弱かったため、はっきり写っていませんが、写真も一応撮れました。
そしてこの日はそのまま小屋に戻って、夕飯をいただき、夜の8時30分消灯となり、休みました。
翌日、山頂で御来光を見ようとと計画したので、4時に起きてみると外は小雨が・・・
これではでかけても仕方ないということで、朝食までもうひと眠りしました。
まさかの天気にちょっとテンションもダウン気味・・・
まあ、天気がいい時も、悪い時もあるわけで、気を持ち直して、午前7時、山小屋を出発しました。
予定では次の日に「オキの耳」へ行くことにしていましたが、雨はほとんど止んだものの、霧は依然濃かったので、今回は「オキの耳」へは登頂せず、このまま下山することにしました。
残念ですが、また来る目的ができたと前向きに考えて・・・
気持ちを切り替えて、天神尾根をロープーウェイ山頂駅へ向けて下山します。
結構な斜度に加え、昨夜の雨で滑りやすくなっており、かなり慎重になって歩をすすめました。
途中、天神ザンゲ岩まで来ると、下から風が強く吹き、みるみると霧が晴れてきました。するとそれまでの白一色の世界から、素晴らしい眺望が目の前に広がりました。
この時の刻々と変わる景色にちょっと感動でした。
そんな景色も見つつ、時々、山頂方面を振り返りながら、下山を続け、午前9時35分、天神平へ到着しました。
バスの時間が迫っていましたので、天神平ではあまり時間をとることができず、そのままロープーウェイで山麓駅の谷川岳ベースプラザへ戻りました。
そして10時25分発のバスで水上駅へ。
せっかく温泉街にきていますので、そこから歩いて10分くらいの水上温泉街の中にある「ふれあい交流館」という立ち寄り湯でお風呂をいただきました。
湯船等はそれほど大きくなく、露天風呂もありませんが、温泉はちょうどいい湯加減、疲れた体を十分癒すことができました。
今回の山歩きは、自分にとっても体力、レベルにおいて、チャレンジ的なコースだったと思いますが、なんとか無事に完歩することができました。
自分の中でも少し自信がつきました。
「オキの耳」へ行かなかったこと残念でしたが、次回は山頂を踏みたいを思います。
今回もいい山行になりました。
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