飛越・八合目駐車場から白木峰─浮島の池
- GPS
- 02:56
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 373m
- 下り
- 378m
コースタイム
- 山行
- 2:24
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 2:57
天候 | 霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
草が登山道にはみ出してる箇所があるものの、道は明瞭。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
アームウォーマー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ザック
ザックカバー
行動食
飲料
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
タオル
スパッツ
サングラス
携帯トイレ
|
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感想
弟子(妻)との月例ハイクの2024年7月分は、毎年7月恒例の白木峰に出掛けた。マンネリのような気がしないでも無かったけど、2019年秋の大雨の被害で林道大谷線がず~~~っと通行止めで八合目駐車場にクルマで行くことが出来ず、取水口や万波からのアプローチを余儀なくされていた。去年万波からのコースで往復した時(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5668841.html)には「来年は木こり新道から往復する」と決意を語っていた弟子だけど、林道大谷線が復活した途端そんな決意はどこへやら。八合目駐車場までクルマで行くことになった(苦笑)。
2019年秋の大雨の被害までは毎年ニッコウキスゲの花のシーズンは地元メディアが大きく取り上げて煽るため、シーズンには多くのハイカーが押し寄せ、林道の路側にまで路駐のクルマの列が並ぶのが常態化していた。そんな目に遭わないように、3時半起床、4時『キャラメルハウス』(自宅)出発で、大長谷へ向かう。杉ヶ平キャンプ場に5時ごろ到着。富山市のホームページによると八合目駐車場と白木山荘のトイレは使用停止中だというので、キャンプ場のトイレで用を足した後、八合目駐車場へ向かう。八合目駐車場には5時半頃に着いたと思うけど、すでに満車で駐車場の少し手前の路肩に路駐をせざるを得なかった…(泣)。ハイシーズンの白木峰、恐るべし…(汗)。
クルマを置いた場所を出発してすぐに八合目駐車場に到着。トイレを確認したら特に使用禁止の案内は無く、中の電灯は点かないものの使用は出来る感じ。駐車場付近の天候は、晴れ。暑くなりそうだったので、日焼け止めを塗りたくってから5:54に八合目駐車場を出発。
急坂の登山道を登る。弟子はここ数ヶ月の間、山梨県の山にしか行ってないので、北陸らしいドロドロの登山道に新鮮味を感じた様子(苦笑)。1回目の林道横断点を通過したあたりから雲のエリアに入ったようで、ガスガスになってくる。ヘリポートに出た頃にはガスガスで視界は10 mほどしかない。そんなガスガスのなか、白木峰頂上に向かう。「これまで来たなかで一番天気が悪いけど、一番花が咲いてる」とは弟子の弁。万波から小白木峰を経てのルートが合流して来たけど、「万波国有林」の標識が無かったらそれにも気付かないくらい真っ白ななか、6:37に白木峰の頂上に到着。頂上の包囲板を囲むように設置された腰掛けに座り、ドリンクを飲む。半袖だと寒さを感じるような天候なので、長居は無用
とばかりに10分で出発。白木山荘のほうへ向かう。5年前のコース(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1971914.html)どおり、白木山荘から車道経由で八合目駐車場に戻るつもりだったけど、弟子が「浮島まで行ってみたい」というので、ガスガスのなか浮島の池へ向かう。白木山荘への分岐もガスで分かりにくく、歩いてるハイカーの声でなんとなく察知(苦笑)。浮島の池までは殆どが木道歩きで、ニッコウキスゲが咲き乱れ、乳白色のガスがかかる幻想的な雰囲気のなか進む。途中、何故か糖尿病薬のメトグルコの錠剤が落ちてた。糖尿病を患うハイカー、クスリ飲まなくて大丈夫? 朝早いのにすでに浮島の池まで行って折り返して来たハイカーとたくさんすれ違う。そして、やたらと女性の姿が多い(苦笑)。7:06に二等三角点を通過すると一旦大きく下る。下った鞍部付近のニッコウキスゲは特に凄かった。湿ってるので、滑り易い木道を歩き、浮島の池に7:13に到着。池にはオオサンショウオの姿もあり、ハイカーたちの注目を集めてた。
浮島の池から白木山荘分岐までは往路を戻る。その戻りの途中も多くのハイカーとすれ違った。白木山荘分岐から山荘への道も木道歩きだけど、冬場の雪の重みせいか歪みが酷い。殆ど斜めに傾いているパーツもあるくらいで、特にスリップに注意が必要。やがてガスが切れ目から麓がみえるようになって来て、白木山荘に7:50に到着。
小屋のなかは多くのハイカーが休憩中でにぎやか。白木山荘のトイレもちゃんと使用可能で、こちらはちゃんとトイレの灯りが点いた(笑)。8時に小屋を出発し、小屋の下の林道に下りて、あとは林道を道なりに八合目駐車場まで歩く。雲の領域を脱したのか、途端に展望が得られるようになり、医王山の向こうに金沢市街地がみえたり、金剛堂山の向こうに白山がみえるようになる。八合目駐車場から登山道ではなく林道経由で頂上を目指すひとも多いようで、これまた多くのハイカーとすれ違う。8:38に八合目駐車場に到着。すでに登山を終えて帰ったひとも居るようで、3台分空きスペースがあった。ウチらのクルマに戻ったところ、目の前に居たハズのクルマももう帰ってしまったのか姿が無かった。…というふうに、すでに下山したハイカーのお蔭で駐車スペースがそれなりに空きが出来たというのに、たくさんのハイカーが林道を歩いて登ってくる! 彼らはいったいどこにクルマを置いてここまで登ってきたんだろう?
その謎は、帰りの林道大谷線をクルマで通ってみて解けた…。クルマが置けそうなスペースにはことごとくクルマが路駐され、本来であれば離合スペースと思われる箇所もクルマで埋まってる…(汗)。「こんなところにクルマを置いて歩くんだったら、木こり新道入口から全部歩いたほうが早いんじゃあ…?」と思ってしまうくらい麓側にもクルマが路駐されててビックリ! 花シーズンの白木峰、恐るべし…(汗)。
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