【日本百名山 No.80】【第一次北海道遠征 6日目】幌尻岳 イドンナップ山荘からピストン

2024年07月09日(火) ~ 2024年07月10日(水)

• GPS: 15:12
• 距離: 44.6km
• 登り: 3,436m
• 下り: 3,442m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:37
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:37

8:40 スタート地点
8:43 8:43 イドンナップ山荘
8:50 8:51 奥新冠発電所ゲート
9:34 9:34 いこい橋ゲート
11:06 11:06 大理石沢
11:23 11:23 雷沢
12:08 12:09 原石沢
12:41 12:41 岩清水
13:18 新冠ポロシリ山荘

2日目

• 山行: 9:26
• 休憩: 1:31
• 合計: 10:57

13:18 新冠ポロシリ山荘
5:13 5:15 幌尻沢徒渉点
6:00 6:00 見晴台
6:09 6:11 中間点
6:34 6:44 水場
6:56 6:56 お花畑
7:22 7:29 大岩
7:34 7:37 振内・新冠コース分岐
7:49 8:01 幌尻岳
8:06 8:13 振内・新冠コース分岐
8:15 8:21 大岩
8:35 8:45 お花畑
8:54 8:55 水場
9:19 9:19 中間点
9:26 9:26 見晴台
9:57 9:58 幌尻沢徒渉点
10:35 11:03 新冠ポロシリ山荘
11:39 11:39 奥新冠ダム
12:08 12:10 原石沢
12:52 12:52 雷沢
13:08 13:09 大理石沢
14:36 14:37 いこい橋ゲート
15:20 15:20 奥新冠発電所ゲート
15:25 15:25 イドンナップ山荘
15:26 ゴール地点

天候

一日目　晴れのち雨
二日目　曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

イドンナップ山荘まで未舗装路40km
最初の24kmはフラットダートで割りと走りやすし。後半16kmはあちこちに穴ぼこ(水溜まり)あり。慎重に走る必要あり。あと、エゾシカアホみたいに居ますので、やはりスピードは控えめに！

コース状況／危険箇所等

整備はよくしていただいてます。ただまあ林道長いし登山道急だし、なかなかに大変

その他周辺情報

新冠のレ・コードの湯　利用。500円で清潔で広くよかったですよ！

登山バッジはこのコース上では販売は無く，とよぬか山荘で販売しているとの情報を得て翌日立ち寄ったのですが，管理人さんが不在で買えませんでした。

写真

7/9 5:24

のどかな牧場より日高山脈を望む

7/9 5:43

ダートの始まり

7/9 6:19

ダム！

7/9 6:48

7/9 7:24

なんか大変そうだったよ

7/9 8:41

出発。クルマドロドロぢゃ

7/9 8:44

素晴らしい！

7/9 8:44

もうちょっと警戒した方がエエと思うよ？

7/9 8:44

ゲートその1

7/9 8:51

ゲートその２

7/9 9:28

まだまだ遠い

7/9 9:34

噂のゲートは解放中。ちょっと残念

7/9 9:34

7/9 10:02

7/9 10:12

7/9 11:40

というわけで雨降ってきたのでカメラはザックへ。ここからはスマフォです

7/9 12:04

7/9 12:40

新冠ダム見えてきた

7/9 12:42

7/9 12:43

でかい木が刺さってるのが気になる

7/9 12:45

7/9 12:48

これ、絶対嘘！

7/9 13:18

やっと着いたぜ

7/10 4:28

2日目　雨降りスタートなので今日もスマフォ

7/10 4:30

最初は穏やかです

7/10 4:35

7/10 4:39

唯一の徒渉ポイントの前の徒渉ポイント

7/10 4:56

雲切れるかなあ

7/10 5:11

唯一の徒渉ポイント！

7/10 5:11

深い谷

7/10 5:50

左側は切れ落ちてるんだよね

7/10 6:09

山荘と山頂の中間、ですよね？

7/10 6:12

合羽を脱ぎカメラを出す

7/10 6:51

なんかお花

7/10 6:54

お花たくさん！

7/10 6:54

何ここ天国？

7/10 7:05

7/10 7:09

あれが大岩かな？

7/10 7:16

ん、晴れてきた？

7/10 7:27

大岩だった

7/10 7:27

よく登ってきたな

7/10 7:28

7/10 7:28

7/10 7:38

青空だ！

7/10 7:40

稜線だ！

7/10 7:40

あれがピークか？

7/10 7:47

登頂完了

7/10 7:48

三角点

7/10 7:48

7/10 7:48

7/10 7:49

7/10 7:49

ふおお・・・

7/10 7:49

7/10 7:58

7/10 7:58

7/10 8:07

下ります。

7/10 8:07

7/10 8:26

7/10 8:32

ダムだ！

7/10 9:29

7/10 11:05

お世話になりました

7/10 11:31

7/10 11:41

何本も引っ掛かってるんだ

7/10 12:39

良い道

7/10 14:36

帰りも開いてました

撮影機器：

EOS RP ボディ CANON

Galaxy S22 SC-51C docomo サムスン

感想

犬丸42

　今回の北海道遠征のメインイベントである。3コースある中で選んだのは新冠陽希コース。天候に左右されにくく、確実にピークハントするための選択。林道長いらしいけどただ歩くだけならラクショーっしょ、と舐めてかかり返り討ちに遇う。

　前日は十勝に登り雨でドボドボになったので、静内にホテルを取ってウエア類を洗濯して建て直す。午前5時出発。Googleマップに導かれ、のどかな馬牧場の中を走り、泣きながらダート40km走って8時過ぎ、イドンナップ山荘到着。結構クルマ停まってて、ワタクシの後にも数台入ってきて盛況となった。8時40分スタート。ジオラインL.WにTシャツ。

　この日は林道歩くだけなので気楽。ソロの男性と少し話ながら歩く。今回の幌尻岳で百名山99座目だそうで羨ましい。ワタクシはまだ平ヶ岳とか飯豊山とか、厄介なのが残ってるんだな。いつ終わるんだろ。ダラダラ歩いているとなんか雲が出てきて結構厚くなってきてポツポツ降り始めた。シュラフとか濡らすと厄介そうなので早めにザックカバー着けてカッパを着込む。結局この日は最後まで雨だった。13時20分頃到着。小屋の２階に寝床をしつらえる。夜はバスタを茹で、19時就寝。

　翌朝は3時15分起床。朝のラーメン食ってると、どうも昨夜お一人下山しなかった、という話が聞こえてくる。結構ゆっくりペースの方だったそうで、確かにシュラフだけ置いてあって空っぽである。こりゃ遭難前提で動こうかということになり、だがしかし、電波は上に行かないと繋がらぬ。この日の一番手はワタクシになったので、探しながら登り見つからなかったら上で避難要請することとした。

　4時15分に準備して外に出たら小雨模様。カッパを着て4時25分出発。雨はでもすぐに止み、曇り空の元、歩みを進める。徒渉ポイントを過ぎて暫く登ったところで、上から男性が降りてきた。話すと、昨日帰れなかった男性に間違いなく、とりあえずは安堵。なんでもヘッドライトを小屋に忘れてしまい、暗くなったのでビバークされたとのことだった。かなりしっかりされていたので、通報はせず解決ってことにしておいた。これでよかったのかなあ？

　その後はひたすらに急登と格闘。笹原をゴリゴリ登り、やがて沢をひとつ越えたらあとは岩場ゾーンを嫌になるくらい登らされる。この辺りお花がキレイなのだが、楽しむ余裕はない。だがしかし、この辺りから稜線付近のガスが切れ青空が見え始めた。フラフラになりながら登っていると、稜線から｢あと200メートル位だからガンバレ！｣と声掛けいただき、嬉しかったな。

　稜線に出ると風が強くかなり寒い。一度脱いだカッパを再び着る。そのまま進んで7時40分頃無事登頂。ピークにいらっしゃった男性と写真の撮り合いなど行う。ガスは湧いたり切れたりであまり眺望はよくないものの、ようやく幌尻岳のピークを踏んだ喜びを噛み締め続けた。とはいえ寒いので8時頃下山開始。急登を降りるのはなかなか厳しい。小屋に11時までに降りてこられたらその日のうちに帰ろうと思っていたのだが、10時40分位に戻れたので、アタックザックを片付けて荷造りし、11時小屋を離れる。イドンナップ山荘に着いたのは15時30分頃。林道が、結構アップダウンがあって大量削られてなかなか厳しい修行でした。

　というわけで無事登頂できた。多分マイ人生でこの山に再び挑むことは体力的にももう無いと思う。とはいえ、新冠ポロシリ山荘に泊まっていらっしゃったのは、結構高齢の皆様だったんだな。ワタクシもまだまだイケル！のか？？？