記録ID: 7026160
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無雪期ピークハント/縦走
日高山脈
北戸蔦別岳・戸蔦別岳・七ツ沼カール・1967m峰(1856m峰で撤退)〜頭の中がぐるぐる🌀思いが錯綜する山旅
2024年07月14日(日) ~
2024年07月15日(月)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 24.0km
- 登り
- 2,385m
- 下り
- 2,385m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:51
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 9:21
2日目
- 山行
- 10:57
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 12:50
途中、休憩多し。今年、初めてのテント泊の重量の洗礼を浴びた🙈。
天候 | 2日目が快晴☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
七ツ沼カール💧 戸蔦別岳〜幌尻岳間にカールへの入口が2箇所あり、傾斜の比較的緩い戸蔦別岳寄りのルートで下りました。入口に標識や目印などはありません。 不安定なガレ場を下り、草地の斜面に出てから若干の藪漕ぎを経てカール底にたどり着きます。目視で踏み跡を判断しますが、紛らわしい踏み跡もあり、翌朝の登りの時は一時、ルートを見失いました。 時期により雪渓、湿原、沼と姿を変える七ツ沼。水場は一番手前の沼の縁にあり、点在する砂地のテン場とも程近い距離です。水が採れるのは7月中旬ぐらいまでが確実とのこと。 この日、戸蔦別岳に向かう途中ですれ違った人から、カールにヒグマがいたという情報が・・。自分の重荷を見てやめるよう助言されました🐻。こんな場合はカールに下りるのは危険なのですが、水が残り少なかったことや、自分が戸蔦別岳の山頂に着いた時にはヒグマがいなかったこと、他にもカールで宿泊する人がいたことから、予定通り下ることにしました。 戸蔦別岳の山頂から七ツ沼カールへの標高差は350mあります。ヌカビラ岳〜北戸蔦別岳間に多数のテントが設営されていたのは、ヒグマの存在だけではなく、重荷を背負っての登り返しを避けようとする理由もありそうです。 北戸蔦別岳〜1856m峰⛰ 今回の登山目的は幌尻岳ではなく、未踏の北戸蔦別岳と戸蔦別岳、そして1967m峰でした。途中撤退したので、ルートの全容ではありませんが、上記の区間の状況を伝えます。 北戸蔦別岳の肩の部分までは快適でスッキリとした道。肩から標高を下げる辺りで膝下から腰上以上のハイマツ漕ぎとなります。完全に被っている区間もありますが、まだまだ序の口。 1856m峰とのコルに近づくと傾斜がキツくなり、背丈を越す灌木を交えた激しい藪漕ぎとなります。泥のステップも頼りなく、夏山ガイドにある《一級国道》との表現が当てはまらないと感じました。 藪を抜けるとコルの草地。これまでの密林地帯から解放されるように穏やかなお花畑となりますが、ヒグマの糞が多く慎重になります。 1856m峰への登りでは、標高差は大してありませんが、背丈のあるハイマツの藪漕ぎがあります。 山と高原の地図では、北戸蔦別岳〜1856m峰までの所要時間は40分。その先1967m峰までは更に2時間となっています。しかし、1856m峰の山頂に着いた時には既に1時間以上かかっていました。 この先の行程を知りたく、1967m峰帰りの男性に尋ねると、ハイマツの丈は低い部分はあるが、藪漕ぎは更に長いとのことでした。 後続の男性とも話しましたが、ここで撤退することになりました😢。 ピパイロ岳〜北戸蔦別岳間はほとんど整備の手か入っていないようで、ゆくゆくは他の藪漕ぎ縦走区間と同様に一般登山者が足を踏み入れることが難しくなりそう😰。 これまで道内の廃道となった山を含めて藪漕ぎして頑張って登ってきましたが、心が折れてしまったのは久しぶり。維持される道とそうでない道が、今後は更にハッキリと分かれてくるような気がします。 |
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感想
泊まることができた七ツ沼カール。撤退して行かなかった1967m峰🌀。思いが複雑な山旅になりました。
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