金剛山、石ブテ東谷／梅雨の終わり、水しぶき散る奔流

2024年07月14日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.8km
• 登り: 746m
• 下り: 628m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:40
• 休憩: 0:00
• 合計: 6:40

9:20 スタート地点
10:30 石ブテ東谷出合
13:00 六道の辻
13:20 大日岳
13:30 転法輪寺
15:40 ツツジオ谷入口
16:00 金剛登山口バス停
16:00 ゴール地点

天候

小雨〜曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

近鉄富田林駅前〜東水分：4市町村コミバス（400円）
東水分バス停〜水越トンネル入口手前旧道分岐：第一タクシー（1400円）
金剛登山口バス停〜河内長野駅前：南海バス（500円）

コース状況／危険箇所等

滝は、直登が無理なら、ほとんど巻き道がある。しかし、大抵の場合、濡れるのを厭わず、流れに沿って登った方が楽な場合が多い。設置されたトラロープは、かなり劣化している、体重を預けず、軽く握り、バランスを取る程度にすること。

写真

7/14 11:23

入渓地点まで、林道を歩く。林道脇のダイコンソウ。

7/14 11:23

キツリフネ・・満開だった。

7/14 11:37

ネムノキ・・真夏の午睡を誘う、眠たげな花。

7/14 11:40

林道一面に、散り敷いていた・・

7/14 11:45

林道終点から、入渓する。

7/14 11:51

谷に入って、右に回り込むと、最初に出合う小滝・・2mぐらい。

7/14 11:53

流れの右から這い上がる。

7/14 11:57

感じのいい滑滝・・

7/14 11:59

奥まで続いている・・

7/14 12:02

段差ぐらいの小滝を、乗り越えていくと・・

7/14 12:03

幅広の滝、3mが現れる。

7/14 12:04

流れの中を、乗り越える・・

7/14 12:06

その奥に、3段7mぐらいの滝が現れる。

7/14 12:07

滝の下段。

7/14 12:07

滝の中段。

7/14 12:07

轟々と音を立てて流れる・・水量は、先週より多いかもしれない。

7/14 12:08

流れの右に取り付いて、這い上がる・・

7/14 12:09

ほとばしる水流・・

7/14 12:09

水しぶきが飛び散り、服がびしょ濡れになる。レンズにも水滴が・・

7/14 12:09

飛び散る水しぶきが光る・・

7/14 12:10

中段を這い上がると、滝の上段が、眼前に現れる・・

7/14 12:10

滝つぼから、中段へ流れ落ちる水・・

7/14 12:11

滝の落ち口から、上流の緑が見える・・

7/14 12:11

滝つぼへ流れ落ちる、水流・・

7/14 12:12

3段の滝、全体を、上から見下ろす・・なかなかの迫力だ・・

7/14 12:14

谷を蔽う緑をかき分けて、上流へ・・

7/14 12:14

なだらかな流れ・・

7/14 12:16

頭上を蔽う緑が、美しい・・

7/14 12:24

美しい渓流を遡り、上流へ向かう。

7/14 12:29

丸滝谷との分岐、石ブテ東谷入口の滝。流れ落ちる水流が2つ見える・・やはり、先週より水量が多い。

7/14 12:33

右岸を巻いて、滝の上へ登ると・・見えてくる滝。

7/14 12:34

何段にも分かれ、岩の至るところに溢れる水流・・

7/14 12:35

流れの中を、這い上がっていく・・

7/14 12:38

しばらく続く、なだらかな谷・・やはり水量が多い。

7/14 12:42

谷は右へ折れて、倒木を潜りながら奥へ向かう。

7/14 12:43

その奥に、次の滝が見えてくる・・

7/14 12:43

足元の渓流を渡り、草藪をかき分けていくと・・

7/14 12:45

現れる5mの滝。先週より、さらに豊かな水量で流れる・・

7/14 12:45

滝つぼに立つだけで、飛び散る水しぶきで、濡れる・・

7/14 12:45

流れを左に見ながら、這い上がる・・

7/14 12:46

跳ね上がる、ものすごい水しぶき・・

7/14 12:47

滝の中段の踊り場に立ち、水流を眺める・・もう、服はびしょ濡れだ・・

7/14 12:47

滝を這い上がり、滝の落ち口の奥を覗く・・

7/14 12:48

暗い回廊の奥に、次の滝が見えてくる・・

7/14 12:48

滝の落ち口に立ち、滝を上から眺める・・手前に、私のストックの端が見えている。

7/14 12:49

滝を這い上がった先に、見えて来た次の滝・・

7/14 12:51

暗い回廊に立ち、滝の落ち口を振り返る・・まるで、暗い洞窟の中から、外の景色を眺めるようだ・・

7/14 12:51

次の滝の正面に立つと、ほとばしる水流・・

7/14 12:52

滝を這い上がる・・

7/14 12:53

滝の中段に立つと、激しい水しぶきで、全身、びしょ濡れだ・・

7/14 12:53

滝の落ち口から、上流の緑が覗く・・

7/14 12:54

滝を這い上がり、上流を眺める・・

7/14 12:55

滝の落ち口から、下を見下ろす・・

7/14 13:07

さらに、上へ遡り、倒木のトンネルをくぐった先に、次の滝が見えてくる。

7/14 13:08

3mの滝。

7/14 13:13

この滝にも、水しぶきが躍る・・

7/14 13:14

流れの右に、ホールドとスタンスを見つけて、這い上がる。

7/14 13:16

滝を乗り越えて、落ち口辺りを振り返る・・静かな流れだ。

7/14 13:20

岩に挟まれた、狭い谷間を抜けると、5mの斜瀑がある。

7/14 13:21

流れの左を這い上がる。

7/14 13:25

さらに、少し行くと、倒木と土砂に埋もれた滝・・上から下まで、7mはあるか・・

7/14 13:27

その滝の上段部分・・水に濡れながら、這い上がる。

7/14 13:31

標高700m、谷の分岐を過ぎて、細い隘路のような滝・・6mくらいか。

7/14 13:32

滝の中段。

7/14 13:33

滝の上段・・ここが一番、登るのに苦労する。

7/14 13:36

滝の落ち口から、下を見下ろす・・

7/14 13:44

上流は、なだらかな流れが続く。

7/14 13:51

標高770m、眼前の小滝を乗り越えると、谷は二股に分かれる。

7/14 13:56

二股を右へ行くと、

7/14 13:57

最後の滝が見えてくる。

7/14 13:58

およそ8m、立ちはだかる壁のような滝・・

7/14 13:59

下に立つと、威圧するような迫力がある・・

7/14 14:00

滝の中段までは、素手で登れる。

7/14 14:01

少し上った所から、滝を見下ろす・・この滝が、これほどの水量で流れるのを、見たことがない。

7/14 14:01

中段の踊り場へ、這い上がる・・

7/14 14:02

踊り場から、落ち口を見上げる・・

7/14 14:02

滝の流れを見下ろす・・

7/14 14:03

ようやく、滝の落ち口へ、這い上がった・・倒木にくくりつけられたロープが見える。

7/14 14:06

滝の落ち口から、下を見下ろす。

7/14 14:07

谷を蔽う、雨に濡れた緑がきれいだ・・

7/14 14:20

標高850m、わずかな流れも、この先で伏流水となり、流れは途絶える。

7/14 14:25

流れの途絶えた辺りから、左岸の尾根（中尾の背）にエスケープする。暗い樹林に、ガスが立ち込めていた・・

7/14 15:16

大日岳のネジバナ・・ピンクの花がかわいい。

7/14 15:16

オカトラノオの白い花に、カミキリムシ（ハナカミキリ）

7/14 15:18

花に、ヒョウモンチョウが群れていた。

7/14 15:18

大日岳の感じのいい樹林・・山頂売店で昼食後、タカハタ道の尾根から下山した。

撮影機器：

DMC-FT4 Panasonic

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ ハッカ水（虫除け） ストック 軍手 ゲイター

感想

arajin

　梅雨の終わり、梅雨明けはまだだったが、この蒸し暑さでは、熱中症が恐い。今週も、涼しい石ブテ東谷に足が向いた。天気は、小雨・・先週とは打って変わって、誰にも会わない静かな山行となった。
　滝は、これまで見たこともない豊かな水量に溢れ、轟々と音をとどろかせて流れ落ちる。普段はわずかな水量の、上流の滝までが、水しぶきを上げる。静かな谷を、ゆっくり遡り、沢の涼気を、思う存分、体に感じることができた。