ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7035515
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

折立ー高天原ー水晶岳ー新穂高

2024年07月15日(月) ~ 2024年07月17日(水)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
18:21
距離
54.6km
登り
3,807m
下り
4,076m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:34
休憩
0:40
合計
7:14
8:22
5
折立バス停
8:58
23
9:21
9:24
47
10:11
10
10:21
15
10:36
10:37
29
11:06
11:07
42
11:49
4
11:53
12:15
67
13:22
13:24
19
13:43
13:45
10
13:55
13:57
11
14:08
14:11
28
14:39
14:41
25
15:06
15:08
24
15:36
高天原山荘
2日目
山行
4:49
休憩
0:53
合計
5:42
6:19
5
高天原山荘
6:53
6:54
3
6:57
7:00
1
7:01
7:02
80
8:22
8:26
33
8:59
23
9:22
9:27
20
9:47
10:16
31
10:47
10:51
20
11:11
11:17
44
12:01
3日目
山行
4:48
休憩
0:37
合計
5:25
5:42
24
6:06
6:08
5
6:13
6:17
16
6:33
13
6:46
6:48
11
6:59
7:12
28
7:47
7:53
25
8:18
8:19
7
8:26
8:29
32
9:01
2
9:03
25
9:28
9:29
31
10:00
10:01
22
10:23
10:25
13
10:38
5
10:43
10:45
22
天候 雨時々曇り
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
入山:富山駅から地鉄バス 折立バス停
下山:濃飛バス 新穂高ロープウエイバス停から高山駅
コース状況/
危険箇所等
特段の危険箇所はありませんでした。
残雪はありますが夏靴での歩行に支障なしです。
その他周辺情報 auの電波は、有峰口から有峰湖付近まで圏外。
折立バス停付近は5本。太郎坂から双六付近まで圏外でした。

高天原山荘は電気がありませんので携帯の充電はできません。
三俣山荘では1時間200円で充電可能です。
折立登山口 バス車内から
1
折立登山口 バス車内から
ちょっとオーバーユースかも
1
ちょっとオーバーユースかも
三角点ベンチ
森林限界を超えて
たおやかな尾根
1
森林限界を超えて
たおやかな尾根
太郎小屋が見えた
1
太郎小屋が見えた
右は黒部五郎 薬師沢は左へ
1
右は黒部五郎 薬師沢は左へ
薬師沢への下り
眼下に第一渡渉点
1
眼下に第一渡渉点
渡渉点以降はほぼ木道化されています
1
渡渉点以降はほぼ木道化されています
カベッケヶ原
前方の山の上が雲ノ平のはず
1
カベッケヶ原
前方の山の上が雲ノ平のはず
薬師沢小屋が見えた
1
薬師沢小屋が見えた
小屋で昼食
ラッキョウが添えられているのが嬉しい
2
小屋で昼食
ラッキョウが添えられているのが嬉しい
薬師沢小屋はすごいところに建っている
3
薬師沢小屋はすごいところに建っている
大東新道との分岐点
雲ノ平は右折していきなり急登です
1
大東新道との分岐点
雲ノ平は右折していきなり急登です
雲ノ平へはずっと急登
道というより岩ゴロゴロの渓流です
2
雲ノ平へはずっと急登
道というより岩ゴロゴロの渓流です
ようやく傾斜が緩やかに
1
ようやく傾斜が緩やかに
木々が疎となってきた
1
木々が疎となってきた
ここがアラスカ庭園か?
2
ここがアラスカ庭園か?
右のピークが祖母岳
この辺りはハイマツの海
1
右のピークが祖母岳
この辺りはハイマツの海
奥日本庭園
祖母岳頂上
平らです
1
祖母岳頂上
平らです
湿原が広がるアルプス庭園
2
湿原が広がるアルプス庭園
ギリシャ庭園と雲ノ平山荘
2
ギリシャ庭園と雲ノ平山荘
雨に煙る雲ノ平山荘
以後カッパを着用
1
雨に煙る雲ノ平山荘
以後カッパを着用
高天原峠
雨が本降りとなり雲ノ平からここまでの下りは苦行状態
1
高天原峠
雨が本降りとなり雲ノ平からここまでの下りは苦行状態
雨で水量が増した岩苔小谷
1
雨で水量が増した岩苔小谷
雨で道はジャブジャブ
1
雨で道はジャブジャブ
高天原は予想以上に広い
4
高天原は予想以上に広い
高天原山荘
川沿の野湯
ちょっとぬるめでした
3
川沿の野湯
ちょっとぬるめでした
橋の向こうに小屋根が付いた男風呂と女風呂
こちらは適温でした
2
橋の向こうに小屋根が付いた男風呂と女風呂
こちらは適温でした
ハムカツとおでんの夕食
1
ハムカツとおでんの夕食
石油ランプが灯された客室
宿泊客は私ひとり
3
石油ランプが灯された客室
宿泊客は私ひとり
朝食もランプの下で
1
朝食もランプの下で
別天地の高天原をあとに
雨ですが足取り軽く
1
別天地の高天原をあとに
雨ですが足取り軽く
このあと程なく樹林帯に突入します
1
このあと程なく樹林帯に突入します
花が終わると豪快な姿に変貌するミズバショウ
2
花が終わると豪快な姿に変貌するミズバショウ
続く樹林帯
続く樹林帯 その2
1
続く樹林帯 その2
水を満々とたたえた水晶池
1
水を満々とたたえた水晶池
続く樹林帯 その3
この辺りは雪深いのですね
1
続く樹林帯 その3
この辺りは雪深いのですね
木々が疎になってきました
1
木々が疎になってきました
豪雨の時は怖そうです
1
豪雨の時は怖そうです
渡渉点
ちょっとためらう水量でしたが少し上流に安全に渡れる所がありました
1
渡渉点
ちょっとためらう水量でしたが少し上流に安全に渡れる所がありました
分厚い雪渓
岩苔乗越
雨混じりの風が冷たい
1
岩苔乗越
雨混じりの風が冷たい
水晶岳への道
水晶岳への道 その2
1
水晶岳への道 その2
水晶岳への道 その3
岩稜帯へ
1
水晶岳への道 その3
岩稜帯へ
あれは頂上か?
水晶岳頂上
寒くて狭いので写真を撮ってすぐ退散
2
水晶岳頂上
寒くて狭いので写真を撮ってすぐ退散
水晶小屋
スタッフの笑顔とお汁粉で暖まりました
1
水晶小屋
スタッフの笑顔とお汁粉で暖まりました
カッパを着ていなければ走るところ
2
カッパを着ていなければ走るところ
鷲羽岳への道
鷲羽岳頂上
今回の山行で唯一見かけた雷鳥クン
3
今回の山行で唯一見かけた雷鳥クン
三俣山荘が見えた
寒いので今日はこれで終了
1
三俣山荘が見えた
寒いので今日はこれで終了
夕食は鹿肉のシチュー
2
夕食は鹿肉のシチュー
槍サマが少しだけ姿を見せてくれました
2
槍サマが少しだけ姿を見せてくれました
三俣蓮華岳山頂
無人で寂しい
1
三俣蓮華岳山頂
無人で寂しい
双六岳の天空ならぬ雲中の滑走路
1
双六岳の天空ならぬ雲中の滑走路
雨ニモ負ケズ咲く花達
1
雨ニモ負ケズ咲く花達
雨ニモ負ケズ咲く花達 その2
2
雨ニモ負ケズ咲く花達 その2
雨ニモ負ケズ咲く花達 その3
1
雨ニモ負ケズ咲く花達 その3
個性的な姿の樅沢岳
私は好きです
2
個性的な姿の樅沢岳
私は好きです
双六小屋に掲げられた昭和チックな地図
1
双六小屋に掲げられた昭和チックな地図
住人ゼロで寂しい双六池のテン場
1
住人ゼロで寂しい双六池のテン場
振り返って双六小屋
山旅も終盤 主稜線とお別れ
1
振り返って双六小屋
山旅も終盤 主稜線とお別れ
雪渓上を進む
鏡平山荘
良いところに建ってます
2
鏡平山荘
良いところに建ってます
かき氷が名物なるも今日は寒い
1
かき氷が名物なるも今日は寒い
鏡池
池の向こうの槍サマを心の目で見る
1
鏡池
池の向こうの槍サマを心の目で見る
地形に逆らわない作りの小池新道は歩きやすい
1
地形に逆らわない作りの小池新道は歩きやすい
線香花火を思い出した
2
線香花火を思い出した
秩父沢出合
水量は多いですが通行に支障なし
1
秩父沢出合
水量は多いですが通行に支障なし
河原に一本だけ立つ木
2
河原に一本だけ立つ木
ブナかな?
ワサビ平小屋名物のプカプカ野菜
でも今日は寒くて触手が伸びません
1
ワサビ平小屋名物のプカプカ野菜
でも今日は寒くて触手が伸びません
無事に新穂高温泉到着
ここだけ青空です(^_^;)
1
無事に新穂高温泉到着
ここだけ青空です(^_^;)

装備

個人装備
防寒着 雨具 行動食 飲料 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池 GPS 保険証 携帯 時計

感想

今年は交通の便が良い大阪暮らしとなりましたので2年ぶりに北アルプス遠征です。
今回も折立から入山。前回は太郎平小屋で時間を持て余しましたので今回は初日に一気に高天原へ。2日目は前回取りこぼした水晶岳に加えて赤牛岳をピストンして三俣泊。3日目は笠ヶ岳に立ち寄ったのち笠新道で新穂高下山というのが当初の計画でした。
ところが予報は雨。実際に初日の午後以降は雨続きとなりましたのでトレランから歩きに変更。大幅にコースを短縮しましたが結果としてはそれもまた良かったという感じです。

折立ー太郎平ー薬師沢小屋
連休の最終日かつ悪天候の予報のためか富山駅から折立行きのバスの乗客はわずか5人。
折立到着時の天候は曇り一時小雨でカッパなしでスタート。太郎平小屋から先は道が狭まり奥地への道という感じになります。薬師沢小屋は山奥かつ谷底。こんな奥地で温かい食事が取れるのはありがたいですね。

薬師沢小屋ー雲ノ平ー高天原
吊り橋を渡って一旦河原に降りて少し下流側に進んだところに大東新道との分岐があります。
分岐からはゴロゴロの大石が積み重なる急登です。ここの登りが今回の山行で一番キツかったような気がします。
傾斜が緩くなってもしばらく樹林帯が続き、その後ようやく周りが開けると今度はハイマツの海に。雲ノ平のイメージとはちょっと違うなと思いつつ更に進んでいくと奥日本庭園あたりでようやく雲ノ平っぽい景色となりました。ただここまで辛うじて持っていた天候が悪化して本降りに。カッパを着用して高天原へ急ぎます。

高天原
深い森を抜けると現れる広大な湿原。しかも温泉付き。高天原は世間から隔絶された別天地です。

小屋にチェックインの後、雨でずぶ濡れだったので部屋には入らず温泉へ直行しました。ほんのり硫黄の香りがする青白いお湯はちょうど適温で極楽です。
小屋に戻るとすぐ夕食。今夜の客は私一人と言うことで、スタッフと共に食卓に。
食事後は小屋に入って20日目という20歳のアルバイト青年とランプの下で消灯時刻まで語り合いました。これからいろいろなことに直面すると思いますが前途洋洋の若い彼に幸あれ!です。

高天原ー水晶岳ー三俣山荘
朝目覚めると普通に雨模様。仕方がないですね。
赤牛岳は諦めて水晶岳だけにします。
岩苔小谷の道は特筆する見所はありませんが、四国の奥地と共通する手垢のついていない素の良さを感じました。
水晶岳は2年越しの念願が叶っての登頂となりましたが、雨とガスと寒さで感慨に浸ることなく終了。それよりも帰りに立ち寄った水晶小屋での温かいもてなしの方が印象深いです。スタッフの笑顔と関東風の塩が効いたお汁粉で冷えた心身が生き返りました。
三俣への道すがら通過した雨の鷲羽岳山頂では、先着者と目があった時、わざわざこんなところにやってきて雨に打たれて凍えているというバカバカしさが一瞬で共有され二人で大笑い。以後笑いながら三俣山荘へ下りました。
まだ正午ですが今日はおしまい。悪天候予報のおかげで三俣もお客が少なくゆったり過ごせました。

三俣山荘ー双六ー新穂高
今日もやっぱり雨。双六の天空の滑走路は雲中の滑走路となり、鏡池では水面に映る槍ヶ岳を想像して淡々と下山。おかげで予定より大幅に早く帰阪できました。


今回は悪天候のためコースを短縮した結果、体に過大な負担がなく下山後の体調良好です。
また、
・高天原山荘のランプの下での語らい
・水晶小屋スタッフのもてなし
・のんびり別荘気分で過ごした三俣山荘の半日
などが深い印象として残っていて意外と満足感のある山行となりました。
今年度末で現役生活が終了し来年度はどこでどうしているか未定ですがいつか再訪したいな。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:352人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [5日]
笠ヶ岳・水晶岳
利用交通機関:
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
高天原と雲ノ平
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら