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Yamareco

記録ID: 7038458
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

大室山(旧上九一色村)周遊 √5= 2.2360679… 富士山麓オウム無く 富士山麓の大室で泣く

2024年07月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:44
距離
5.8km
登り
377m
下り
377m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:37
休憩
0:08
合計
2:45
距離 5.8km 登り 377m 下り 377m
6:20
1
スタート地点
6:30
6:36
66
7:42
10
7:52
7:53
15
8:08
30
8:38
27
天候 晴れ 気温23℃
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場 5台ほど。
その他周辺情報 道の駅「富士吉田」
松屋富士吉田店
道の駅「なるさわ」
道の駅「つる」
よりみちの湯
 車中泊して朝食、松屋の朝食セット。休日のいつもの朝です。
2024年07月20日 05:14撮影 by  iPad Air 13-inch (M2), Apple
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7/20 5:14
 車中泊して朝食、松屋の朝食セット。休日のいつもの朝です。
 この看板の横に6台ほど駐車できるスペースあり。ここに車を置きスタートしましょう。
2024年07月20日 06:21撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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7/20 6:21
 この看板の横に6台ほど駐車できるスペースあり。ここに車を置きスタートしましょう。
 ねっ!!もう少しいけるでしょう。
2024年07月20日 06:21撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
7/20 6:21
 ねっ!!もう少しいけるでしょう。
 山をかき分けていきます。目指すは大室山。風穴にもいきたいなあ。
2024年07月20日 06:21撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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7/20 6:21
 山をかき分けていきます。目指すは大室山。風穴にもいきたいなあ。
 天然記念物「富士風穴」という表示。もう少し先に行ってみましょう。
2024年07月20日 06:29撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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7/20 6:29
 天然記念物「富士風穴」という表示。もう少し先に行ってみましょう。
 あの穴から冷風が吹いてくるよ。中は0℃ほどをキープしているそうだ。このままの服装(半袖Tシャツ)で行ったら大変なことになりそうです。
2024年07月20日 06:34撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
7/20 6:34
 あの穴から冷風が吹いてくるよ。中は0℃ほどをキープしているそうだ。このままの服装(半袖Tシャツ)で行ったら大変なことになりそうです。
 貞観の噴火の際にできたもので、溶岩の表面が固まり、中の空洞がそのまま残ったものだそうだ。
2024年07月20日 06:35撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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7/20 6:35
 貞観の噴火の際にできたもので、溶岩の表面が固まり、中の空洞がそのまま残ったものだそうだ。
 ここで、三叉路。私は大室山に向かって進む。ちなみに、こっちに行けば精進道登山道にぶつかる。
2024年07月20日 06:41撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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7/20 6:41
 ここで、三叉路。私は大室山に向かって進む。ちなみに、こっちに行けば精進道登山道にぶつかる。
 私がいくのはこっち。
2024年07月20日 06:41撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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7/20 6:41
 私がいくのはこっち。
 やまなしの森林100選 「大室山のブナ林」。いいブナが確かにありました。
2024年07月20日 06:43撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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7/20 6:43
 やまなしの森林100選 「大室山のブナ林」。いいブナが確かにありました。
 ピンクテープとヤマレコマップが頼りです。樹海の中ではコンパスは効かないそうだ。
2024年07月20日 06:45撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
7/20 6:45
 ピンクテープとヤマレコマップが頼りです。樹海の中ではコンパスは効かないそうだ。
 最初は道がしっかりしている。
2024年07月20日 07:02撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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7/20 7:02
 最初は道がしっかりしている。
 徐々に登り始める。分岐から250m程登ったら山頂だ。結構急だぞ・・・と・・・。
2024年07月20日 07:14撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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7/20 7:14
 徐々に登り始める。分岐から250m程登ったら山頂だ。結構急だぞ・・・と・・・。
 ヤマトウバナ?今日見つけた花はこれのみでした。
2024年07月20日 07:37撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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7/20 7:37
 ヤマトウバナ?今日見つけた花はこれのみでした。
 ようやく、平らになってきたぞ。
2024年07月20日 07:40撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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7/20 7:40
 ようやく、平らになってきたぞ。
 辿り着きました。大室山です。「甲斐百山」「やまなしハイキングコース100」に選ばれています。
2024年07月20日 07:41撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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7/20 7:41
 辿り着きました。大室山です。「甲斐百山」「やまなしハイキングコース100」に選ばれています。
 三角点峰までのトラヴァース。こういうところは余裕。
2024年07月20日 07:42撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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7/20 7:42
 三角点峰までのトラヴァース。こういうところは余裕。
 また、少しずつ登っていく。
2024年07月20日 07:48撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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7/20 7:48
 また、少しずつ登っていく。
 到着しました。こちらにも「大室山」という看板がありました。
2024年07月20日 07:51撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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7/20 7:51
 到着しました。こちらにも「大室山」という看板がありました。
 そsじょて、こちらが三角点になっていますが、草むらの中で等級は確認できませんでした。
2024年07月20日 07:51撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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7/20 7:51
 そsじょて、こちらが三角点になっていますが、草むらの中で等級は確認できませんでした。
  おお、見えた。今日の富士山は傘をかぶっているぞ。
2024年07月20日 07:52撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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7/20 7:52
  おお、見えた。今日の富士山は傘をかぶっているぞ。
 本巣風穴方面に下るのですが、こんな道があるのはまだいい方だ。
2024年07月20日 07:54撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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7/20 7:54
 本巣風穴方面に下るのですが、こんな道があるのはまだいい方だ。
 天使の梯子、この辺りから道がなくなる。山レコマップの点と等高線を頼りに、目標に向かっていく。
2024年07月20日 08:02撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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7/20 8:02
 天使の梯子、この辺りから道がなくなる。山レコマップの点と等高線を頼りに、目標に向かっていく。
 なまらバリだ。右に行くと火口に向かうが、それにハマらないように歩く。
2024年07月20日 08:04撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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7/20 8:04
 なまらバリだ。右に行くと火口に向かうが、それにハマらないように歩く。
 斜面から右へ右へとトラヴァースしながら。柔らかい土の道を下る。靴に土が入って何度も脱いで掃除する。もう、泣きそう。
2024年07月20日 08:08撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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7/20 8:08
 斜面から右へ右へとトラヴァースしながら。柔らかい土の道を下る。靴に土が入って何度も脱いで掃除する。もう、泣きそう。
 もう少しだ、下の方に道が見えた。バリはもう少しで終わる。
2024年07月20日 08:13撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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7/20 8:13
 もう少しだ、下の方に道が見えた。バリはもう少しで終わる。
 バリは終わった。歩きやすい道に変わる。
2024年07月20日 08:33撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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7/20 8:33
 バリは終わった。歩きやすい道に変わる。
 本栖風穴に出る。富士山北麓の風穴群では一番大きい。しかし、崩れやすく入洞はできない。富士風穴と同じく貞観の噴火でできたものだ。
2024年07月20日 08:39撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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7/20 8:39
 本栖風穴に出る。富士山北麓の風穴群では一番大きい。しかし、崩れやすく入洞はできない。富士風穴と同じく貞観の噴火でできたものだ。
 ここも、天然記念物になっているようだ。
2024年07月20日 08:39撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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7/20 8:39
 ここも、天然記念物になっているようだ。
 美味しそう・・・と言ってはいけない。毒キノコ、ベニテングタケですよ。
2024年07月20日 08:48撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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7/20 8:48
 美味しそう・・・と言ってはいけない。毒キノコ、ベニテングタケですよ。
 ああ、車道に出てしまった。あとは快調にシャドウハイキングになります。
2024年07月20日 09:00撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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7/20 9:00
 ああ、車道に出てしまった。あとは快調にシャドウハイキングになります。
 朝には私の車しかありませんでしたが、9時でこの通り。バスが2台、幼稚園か保育園か、保護者もたくさん乗り込んでいた。風穴巡りかな。
2024年07月20日 09:04撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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7/20 9:04
 朝には私の車しかありませんでしたが、9時でこの通り。バスが2台、幼稚園か保育園か、保護者もたくさん乗り込んでいた。風穴巡りかな。
 道の駅「なるさわ」、収穫祭をやっていて、ブルーベリーの試食が無料だった。ああ、とうきび食べたい。
2024年07月20日 09:41撮影 by  iPad Air 13-inch (M2), Apple
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7/20 9:41
 道の駅「なるさわ」、収穫祭をやっていて、ブルーベリーの試食が無料だった。ああ、とうきび食べたい。
 道の駅「なるさわ」からの富士山。笠雲は徐々に抜けているようだ。
2024年07月20日 09:45撮影 by  iPad Air 13-inch (M2), Apple
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7/20 9:45
 道の駅「なるさわ」からの富士山。笠雲は徐々に抜けているようだ。
 道の駅「つる」にて、ここはゆでとうきびがあったのだが、ここにもない。
2024年07月20日 11:08撮影 by  iPad Air 13-inch (M2), Apple
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7/20 11:08
 道の駅「つる」にて、ここはゆでとうきびがあったのだが、ここにもない。
 都留市のカラーマンホールを撮影。「つるし おすい」と絵が逆さまなのかなあ。
2024年07月20日 11:09撮影 by  iPad Air 13-inch (M2), Apple
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7/20 11:09
 都留市のカラーマンホールを撮影。「つるし おすい」と絵が逆さまなのかなあ。
 よりみちの湯。1200円(JAF割引で)。確かに浴場は綺麗でお湯も良いが、この値段は微妙だ。
2024年07月20日 12:39撮影 by  iPad Air 13-inch (M2), Apple
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7/20 12:39
 よりみちの湯。1200円(JAF割引で)。確かに浴場は綺麗でお湯も良いが、この値段は微妙だ。

感想

 関東地方の梅雨が明けた。とうとうやってきた猛暑の季節が。こういう時に考えるのは、緯度を上げるか標高を上げるかである。緯度を上げるということは北に行くこと、標高を上げるということは高いところに行くこと。金曜日に職場を出るのが遅く、八ヶ岳や尾瀬、奥日光などに選択肢はなくなり富士山麓にやってくることにした。
 今回の大室山も、登り始めが1100m台で、山頂が1400m台。そこそこ涼しいはずだとタカを括りやってきたわけだ。

 登山口に辿り着くのに少々苦労したが6時台に歩行スタート。18℃であった。まずは富士風穴を目指そう。
 この辺りは貞観時代に起きた富士山噴火により溶岩流流れたところだ。川が堰き止められて富士五湖ができたり、青木ヶ原樹海などができた。富士山の溶岩流はハワイ型のようなサラサラしているわけでもないので、ゴツゴツした溶岩たち、水蒸気噴火を起こしたり枕状溶岩のようなものができたりと少々複雑な噴火であったようだ。その中で、地上の窪地などが残ってしまい風穴となったものが多いのだそうだ。富士山北麓のものだけでも100ヶ所以上あるそうだ。
 今回の富士風穴も、丸い大きな窪地の下の方に穴が空いていて、まるで、別の世界への穴のようでした。なお、この風穴は火山火口ではありません。そして、そこからの風は涼しく風穴内は気温が0℃近いのだそうで、当然産業用に使用されていたのだそうです。

 富士風穴を見終わってから、分岐を右に取り大室山に取り付き始めます。斜面に対して斜めに登るように登山道がついているため、直登にはなりません。2回ほど切り返しをしてから、山頂に向けて一気に登ります、しかしこの道も九十九折のため、きついように見えますがそんなんでもありませんでした。緩やかになったところが山頂です。

 山頂の奥に三角点峰、そこまでは順調でした。その後、来た道を戻るか本栖風穴方面に向かうか判断に迫られます。来た道を戻れば歩道はきちんとついているので絶対に迷うことはないでしょう。しかし、本栖風穴方面にはただただ道を表すドットがたくさんついているのみです。道としては不明瞭なのだが歩くことはできるということでしょう。どちらにするか迷いましたが結局、本栖風穴を目指して歩くことにしました。
 確かに踏み跡はあるが、道にはなっておらず、土は柔らかくズルズル滑ります。靴の中には土が入り時たま脱いで取り出し・・・を繰り返しながら下っていきます。時々GPSを確認しますがどんどん左に逸れていっているような錯覚を感じますが、それは目標とする風穴と斜面の方向に対してのものだからでしょう。進路を常に右に取り進んでいきますとようやく道路に辿り着きました。そこから本栖風穴は目と鼻の先です。辿り着いても誰もいませんでした。

 本栖風穴は富士山北麓の風穴の中でも最大を誇り、穴は400mほど続いているそうです。他の風穴よりも崩れやすいので、入洞許可はほとんど出ないそうです。
 あとは整備された道を自家用車を駐車したところを目指して歩くのみです。駐車場に戻った時には、5台ほどに増え、マイクロバスが2台きていました。マイクロバスからは幼稚園か保育園かの子どもたち。そして保護者なのかボランティアなのかはわからないが、結構な大人たち。風穴巡りなのでしょうか?とにかく人でいっぱいでした。

 なお、今回歩いたところは今は富士河口湖町ですが、市町村合併前は上九一色村でした。そして、この近くの富士ヶ嶺地区にはかつて、オウム真理教の施設がありまして。その跡が公園となって残されていたりします。わたしも過去に訪れたことがあります(レコにしたこともあります)。
 高校の数学でしょうか。√5= 2.2360679・・・の覚え方で「富士山麓オウム鳴く」と覚えさせられたことを思い出しました。オウム真理教事件の時には、「この覚え方は、未来への預言書なんじゃないか?」とも思いました。妙な一致に恐怖を覚えたものです。
 今は「富士山麓オウム無く」になったので良いとしましょう。そしてこの日の私は「富士山麓大室山で泣く」でした。下りが辛かったものですから・・・。

 その後、温泉に入りたい、ゆでとうきびを食べたいといろいろ走ります。この辺りの野菜直売店は焼きとうきびが多いし、道の駅「つる」では昨年ゆでとうきびがあったなと思って行っても今年はなかったり・・・。
 結局、ゆでとうきびはこの週は食べられませんでした。
 次の日も、富士山麓で過ごそうと思っており、またとある道の駅で車中泊「日ハム対ロッテ」を見ながら夜が更けていきました。(日ハム10ー2ロッテ)でした。

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風穴巡り
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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