ヤビツ峠〜塔ノ岳〜大倉(丹沢表尾根)
- GPS
- 09:46
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 946m
- 下り
- 1,420m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
※中央線 ダイヤの乱れあり。 復路:大倉18:08-バス(200円)-渋沢18:22-小田急線(400円)-19:29町田19:36-横浜線(690円)-20:01八王子20:07-中央線-20:37三鷹 ※小田急線 信号故障のため相模大野駅手前で停車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
行者ケ岳・鎖場では 渋滞が発生。 |
写真
感想
初めての丹沢?
と、思ったが、大野山(2009/10)・大山(2010/03)に行っていた。
いずれもバスでの移動だったので、神奈川の山に行った という程度の認識。
今回、山と高原地図を買ったため、丹沢だったことが判明。
前日まで大雨だったのが一転、快晴となった。
武蔵境駅に着くと、電車遅延が発生していた。当初新宿経由で小田急線を使う予定が、井の頭線経由に変更。予定していたバスに乗り遅れたため、タクシーを利用。
ヤビツ峠直前にバスを追い越し、結果オーライ。
そのバスはすし詰めで降りてきた人々は車酔いでしゃがみこむ人がちらほら。
タクシーで正解だったかも。
ヤビツ峠から富士見山荘までは車道。
いよいよ、登山道に入る。
風がよく通り、気持ちがいい。二ノ塔では富士山・房総半島・江ノ島などが見えた。登山で海を眺めるのは初めての経験。
海が近いから 風がひんやりとしてよく通るのだろうか?
三ノ塔も素敵だ。烏尾山荘がだいぶ下のほうに見える。そしてその後に向う塔ノ岳などの山小屋がだいぶ奥の頂上に見える。できることならば ここで下らず、そのまま登り続けたい…。
烏尾山では、大自然の景色に、若者のグループ登山者のカラフルなウエアが列をなして向ってくる姿の対比が美しくしばし休憩。
行者ケ岳は山頂が小さく、すでに先客もいたため昼食ポイントを探す。クサリ場の少し手前の岩場が5人組みの休憩スペースにピッタリ。ここで 靴を脱ぎカップラーメンをすする。その脇をどんどん人が通りすぎて行った。この山の人気の高さが伺いしれる。
その後 少し下って、クサリ場へ。
大渋滞が発生していた。先ほど通りすぎて行った人々がみな一列に並んでいる。
ベテランさんらしき人が、「人がつかんでいるクサリをつかむな。まだだ。ハイ次」など、上から指示をしている。私も号令をかけていただいたので、本当にこの渋滞を見かねていたのだろう。そしてクサリのつか方も見知らぬ人に教えていただいた。クサリは全体をただ握るのではなく、丸く穴のあいたところへ親指を引っ掛けるのだそうだ。そのため グローブはしないほうがいいとのこと。
へー、そうなんだ〜
新大日茶屋を過ぎ、木ノ又小屋へ。
すごい賑わいだ。そして「氷」ののぼりがまぶしい!
塔ノ岳でのご褒美にするため、ここでは氷をぐっと我慢。
それにしてもここの氷は魅力的だ。400円で盛りがいい。
塔ノ岳へ向うと、すれ違う人がみな「もう少しですよ、頑張って」と声をかけてくれた。このあたりはあまり風が通らないので、その一声でやる気がアップ。
そして、ようやく頂上へ。
崩れかけたふるい小屋を過ぎ、広々とした頂上。そしてその奥に尊仏山荘がある。
残念ながら ここには氷はなく、ビールを注文。350CC 500円。
チーズとベビーサラミとあられをつまみに山小屋のご主人に飾ってある写真の解説を聞いたりして大満足の時間を過ごす。
あんまり長居をすると泊まりたくなってしまいそうなので、重い腰をあげ、大倉を目指す。
しばらく下ると立花山荘が。
先ほど食べ損ねた「氷」の幟があり、誘惑に負けることとなる。
メロン・イチゴ・レモンのミックスシロップ。混ざったところが真っ黒になっている。みんなで分けっこし、ここからはまじめに下山をする。
階段が多く、結構膝にくる。こうなるとCWX様さまだ。
だんだんみんな無言になり、ひたすら下る。
丸太で作った階段は滑りやすく、何度もヒヤリとした。
長時間歩行で膝もフルフル震えがきている。
こまめに休憩をし、ようやく大倉バス停へ。ここで靴のドロを洗い流す。
ヒルがすごいとあちこちで小耳に挟み、ヒル避けをたっぷり塗って登山を開始したが、結局 1匹も見ず登山終了。
ほっとしたような 寂しいような…??
このコースは山小屋が多く、道も整備されており非常に登りやすい。
ただ、山小屋のご主人が「地図も持たず、雨具も持たずに登るおしゃれな格好の人が2年前から急増した」ともらしていた。カップラーメンや飲み物はどこでも売っているし、標識もしっかりしているが、それでも地図は必要だ。雨具も必須。グループ行動をする際には特に、装備不備や体調不調による迷惑をかけないよう気をつけたい。予備があってもそれは自分のための予備。万一の時に人に与えられるための予備。装備が悪く、最初から他人の持ち物をあてにしている人のためではない。
事前準備を怠らず、自分のことは自分で出来る自立した登山をするよう いつも心がけたい と改めて考え直す登山となった。
本日の反省会 三鷹 凧凧
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