ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 70399
全員に公開
ハイキング
丹沢

ヤビツ峠〜塔ノ岳〜大倉(丹沢表尾根)

2010年07月10日(土) [日帰り]
 - 拍手
miekoro その他4人
GPS
09:46
距離
13.3km
登り
946m
下り
1,420m

コースタイム

ヤビツ峠08:33-12:00行者ケ岳・鎖場直前(昼食)12:30-14:10塔ノ岳・尊仏山荘(ビール)14:30-15:00花立山荘(かき氷)-17:50大倉
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
往路:武蔵境05:47-中央線(150円)-05:53吉祥寺06:17-井の頭線(170円)-06:34下北沢06:38-小田急線(610円)-07:38秦野-タクシー(4400円)-ヤビツ峠
 ※中央線 ダイヤの乱れあり。

復路:大倉18:08-バス(200円)-渋沢18:22-小田急線(400円)-19:29町田19:36-横浜線(690円)-20:01八王子20:07-中央線-20:37三鷹
 ※小田急線 信号故障のため相模大野駅手前で停車
コース状況/
危険箇所等
行者ケ岳・鎖場では 渋滞が発生。
二ノ塔からの富士山(数分後には雲にかくれてしまったので見られてラッキー)
2010年07月10日 10:11撮影 by  W51S, KDDI-SN
7/10 10:11
二ノ塔からの富士山(数分後には雲にかくれてしまったので見られてラッキー)
なんだか やたらとでかいゆり。
2010年07月10日 17:43撮影 by  W51S, KDDI-SN
7/10 17:43
なんだか やたらとでかいゆり。
どんぐり山荘の軒下
2010年07月10日 17:58撮影 by  W51S, KDDI-SN
7/10 17:58
どんぐり山荘の軒下
撮影機器:

感想

初めての丹沢?
と、思ったが、大野山(2009/10)・大山(2010/03)に行っていた。
いずれもバスでの移動だったので、神奈川の山に行った という程度の認識。
今回、山と高原地図を買ったため、丹沢だったことが判明。

前日まで大雨だったのが一転、快晴となった。
武蔵境駅に着くと、電車遅延が発生していた。当初新宿経由で小田急線を使う予定が、井の頭線経由に変更。予定していたバスに乗り遅れたため、タクシーを利用。
ヤビツ峠直前にバスを追い越し、結果オーライ。
そのバスはすし詰めで降りてきた人々は車酔いでしゃがみこむ人がちらほら。
タクシーで正解だったかも。

ヤビツ峠から富士見山荘までは車道。

いよいよ、登山道に入る。
風がよく通り、気持ちがいい。二ノ塔では富士山・房総半島・江ノ島などが見えた。登山で海を眺めるのは初めての経験。
海が近いから 風がひんやりとしてよく通るのだろうか?
三ノ塔も素敵だ。烏尾山荘がだいぶ下のほうに見える。そしてその後に向う塔ノ岳などの山小屋がだいぶ奥の頂上に見える。できることならば ここで下らず、そのまま登り続けたい…。
烏尾山では、大自然の景色に、若者のグループ登山者のカラフルなウエアが列をなして向ってくる姿の対比が美しくしばし休憩。
行者ケ岳は山頂が小さく、すでに先客もいたため昼食ポイントを探す。クサリ場の少し手前の岩場が5人組みの休憩スペースにピッタリ。ここで 靴を脱ぎカップラーメンをすする。その脇をどんどん人が通りすぎて行った。この山の人気の高さが伺いしれる。
その後 少し下って、クサリ場へ。
大渋滞が発生していた。先ほど通りすぎて行った人々がみな一列に並んでいる。
ベテランさんらしき人が、「人がつかんでいるクサリをつかむな。まだだ。ハイ次」など、上から指示をしている。私も号令をかけていただいたので、本当にこの渋滞を見かねていたのだろう。そしてクサリのつか方も見知らぬ人に教えていただいた。クサリは全体をただ握るのではなく、丸く穴のあいたところへ親指を引っ掛けるのだそうだ。そのため グローブはしないほうがいいとのこと。
へー、そうなんだ〜

新大日茶屋を過ぎ、木ノ又小屋へ。
すごい賑わいだ。そして「氷」ののぼりがまぶしい!
塔ノ岳でのご褒美にするため、ここでは氷をぐっと我慢。
それにしてもここの氷は魅力的だ。400円で盛りがいい。

塔ノ岳へ向うと、すれ違う人がみな「もう少しですよ、頑張って」と声をかけてくれた。このあたりはあまり風が通らないので、その一声でやる気がアップ。
そして、ようやく頂上へ。

崩れかけたふるい小屋を過ぎ、広々とした頂上。そしてその奥に尊仏山荘がある。
残念ながら ここには氷はなく、ビールを注文。350CC 500円。
チーズとベビーサラミとあられをつまみに山小屋のご主人に飾ってある写真の解説を聞いたりして大満足の時間を過ごす。
あんまり長居をすると泊まりたくなってしまいそうなので、重い腰をあげ、大倉を目指す。

しばらく下ると立花山荘が。
先ほど食べ損ねた「氷」の幟があり、誘惑に負けることとなる。
メロン・イチゴ・レモンのミックスシロップ。混ざったところが真っ黒になっている。みんなで分けっこし、ここからはまじめに下山をする。

階段が多く、結構膝にくる。こうなるとCWX様さまだ。
だんだんみんな無言になり、ひたすら下る。
丸太で作った階段は滑りやすく、何度もヒヤリとした。
長時間歩行で膝もフルフル震えがきている。
こまめに休憩をし、ようやく大倉バス停へ。ここで靴のドロを洗い流す。
ヒルがすごいとあちこちで小耳に挟み、ヒル避けをたっぷり塗って登山を開始したが、結局 1匹も見ず登山終了。
ほっとしたような 寂しいような…??

このコースは山小屋が多く、道も整備されており非常に登りやすい。
ただ、山小屋のご主人が「地図も持たず、雨具も持たずに登るおしゃれな格好の人が2年前から急増した」ともらしていた。カップラーメンや飲み物はどこでも売っているし、標識もしっかりしているが、それでも地図は必要だ。雨具も必須。グループ行動をする際には特に、装備不備や体調不調による迷惑をかけないよう気をつけたい。予備があってもそれは自分のための予備。万一の時に人に与えられるための予備。装備が悪く、最初から他人の持ち物をあてにしている人のためではない。
事前準備を怠らず、自分のことは自分で出来る自立した登山をするよう いつも心がけたい と改めて考え直す登山となった。


本日の反省会 三鷹 凧凧




お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1231人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
塔ノ岳(大倉尾根往復)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
積雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
大倉尾根から丹沢山往復
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
ハイキング 丹沢 [日帰り]
塔ノ岳/大倉尾根
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
ハイキング 丹沢 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
ハイキング 丹沢 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
塔ノ岳(大倉尾根往復)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
積雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
塔ノ岳周回ルート 三ノ塔尾根からあがって主脈を堪能、バカ尾根下り
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
ハイキング 丹沢 [日帰り]
塔ノ岳〜丹沢山
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
ハイキング 丹沢 [日帰り]
鍋割山-塔ノ岳-大倉尾根
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら