幌尻岳(額平川ルート)
- GPS
- 14:23
- 距離
- 28.8km
- 登り
- 1,860m
- 下り
- 1,854m
コースタイム
- 山行
- 9:07
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 10:34
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
飛行機
Day2 とよぬか山荘から4:00シャトルバスで登山口 Day4 登山口から9:30シャトルバスでとよぬか山荘 |
写真
感想
100名山最難関の幌尻岳。
田中陽希ルートから登ったことのある方に額平川ルートのお誘いを頂き4名で企画した。
額平川ルートを登るためには登山口にある宿泊施設、登山口までのシャトルバス往復、山中の山小屋予約が必要だが、この予約が直ぐに埋まってしまう。昨年12月の予約開始とともに予約し、希望日程を確保。
Day0
羽田から新千歳へ。前乗りして羊蹄山を登ってきたメンバー3人と合流し、とよぬか山荘へ。13時頃到着したが、15時まで建物内にら入れないため建物前のベンチスペースで宴会をスタートしロープワーク、簡易ハーネスなどの確認。
とよぬか山荘はお風呂もあり食事のジンギスカンも美味しくスタッフの方々も親切で快適。ビール、日本酒、ワイン、洗濯用洗剤などが買えます。ガス缶も買えますが、他の方が置いていったガス缶は無料で借りられました。
Day1
4:00のシャトルバスで1時間かけて登山口へ。そこからは2時間弱の林道歩き。途中アブ🪰が凄いので虫除け対策は必須。
取水設備で沢靴に履き替えて15分程歩いたら入渓開始。水温はかなり低めで火照った身体が一気に涼む。その後20回前後?の渡渉を繰り返したら幌尻山荘へ9時に到着。渡渉ポイントは全てピンクテープでマークされているため明快。この日は1番深いところでも腿上程度で腰まで浸かることはなかった。ロープの出番はなし。
幌尻山荘で小屋番さんと話していると、翌日は天候が不安定だから今日中に登っておいたほうがよいとのアドバイスを頂く。当初計画を前倒し、荷物をデポしたら山頂へ向かうこととした。
最初からそれなりの急登。命の水分岐を超えてからはさらに厳しい急登。汗だくで登りを繰り返していると稜線に出る。あいにく濃い雲に覆われて眺望はなかったが風が涼しくお花畑が最高に美しい。特に難所もなく12時半頃山頂へ到着。山頂で休憩をとりながら晴れ間が見えないか待ってみたが回復する様子はなく、13時に下山開始。16時下山。
幌尻山荘内はかなり狭い。外で食事を済ませ、18時ごろ雨がパラついたので屋内へ撤収。19時半消灯。食料は屋内、ザックは屋外の倉庫に入れる。バイオトイレは24時間使えて綺麗です。
Day2
下山。シャトルバスを9:30発に変更してもらい、5時出発。水温は低いが水位は前日よりも少し下がっており渡渉しやすい。パーティー全員沢登り好きメンバーなので、目を輝かせてキャピキャピ言いながら下る。渡渉が終了した時にはみな達成感と終わってしまった寂しさとでセンチメンタルに。林道では行きにはなかった倒木が道を塞いでおり、歩きは問題ないが車の通行復旧には時間がかかるのかも。林道を歩ききったらバスでとよぬか山荘へ戻る。平取温泉ゆからで汗を流し(500円)、平取和牛ステーキ丼で山行コンプリート。
増水時の無理な渡渉による事故が多いため、増水時はシャトルバスが運休となり入山できないことになっている。私たちがとよぬか山荘に到着した日は3便のうち2便運休(最終便のみ運行)、私たちが入山していた2日間は3便すべて運行、その翌日は雨のため全便運休(多分数日間は運行開始できなさそう)、ということで、本当にタイミングに恵まれた。色んな意味で最難関の幌尻岳。今幌山荘で停滞している方々がはやく安全に下山できますように。
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