比良山系縦走路稜線繋ぎ 霊仙山から蓬莱山(打見山)
- GPS
- 10:19
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,219m
- 下り
- 1,210m
コースタイム
- 山行
- 8:24
- 休憩
- 1:58
- 合計
- 10:22
天候 | 晴れときどき曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山ポストあり、トイレなし 収容台数5,6台 docomo電波良好 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【権現山登山口から霊仙山】 500mほど登りの舗装路を歩いて電波塔の手前の電柱から右へ入ると登山口だ。 なるほど霊仙山はだんだんと急登になるが、等高線を見れば一目瞭然だ。同じような風景で写真を撮るのを失念してしまった。暑さの中、標高の割に手強い山だった。 【霊仙山から権現山】 霊仙山からは比較的なだらかな下りで助かった。ズコノバンは権現山登山口からの林道と霊仙山の分岐点だ。ズコノバンあたりは林道でしばらくは楽な登山道だが、権現山山頂付近はかなりの急登だ。特に危険な箇所はないと思われるので稜線に出るまでの体力勝負の最後の頑張りどころだ。 【権現山から蓬莱山】 権現山のピークがわからなくて探したが、霊仙山分岐に山頂標識がある。登りで気が付かなくて下りで発見した。 権現山からはホッケ山を経由して小女郎峠に一旦下る。このあたりは絶景でホッケ山から蓬莱山までは絶景に見とれてなかなか進まなかった。蓬莱山最後の登りはかなりの急登でしんどい思いをした。 【蓬莱山から打見山】 これは稜線繋ぎのために歩いただけである。蓬莱山と打見山のコルのところに自動販売機がある。ここは完全な観光地だけど自動販売機があるのが非常にありがたい。蓬莱山はそうでもないが、打見山は前回同様とにかく暑い。自動販売機の水はめっちゃ身体の隅々にまで浸透した。 |
写真
感想
熱中症警戒アラートが出ている時に低山で長い距離を歩くのは若者ならいざ知らず大馬鹿者だと思った。
もし計画通りに歩けなくなった場合のエスケープルートや計画変更をシミュレーションしながら登山計画を練った。
打見山を折り返しにするのは、自動販売機があること、最悪はロープウェイで下山できることを考慮したからである。
本当の理由は軌跡繋ぎであるが…
天気予報では曇り、風速は5〜7mぐらいなのでそんなに暑くないのでは?と予想した。勝手な思いでガスガスは困るけど曇りだとありがたい。
早朝5時台に登山口に着くがすでに結構暑い。1つ目のピークの霊仙山に登頂して休憩していると、唯一のアルパインサーモボトルの蓋の締めが甘くてボトルが全くの空になっていた。
これで今日の登山コースの選択肢が一気に狭まってしまった。権現山で周回して下山するか、思いきって予定通りに打見山まで行くかの選択に迫られた。つまり中途半端なところで折り返すことはできなくなったということだ。
この時点で残りスポーツドリンク400ml、水1.3lぐらいだっただろう。
とりあえず、権現山までの水分の減り具合で今後を決めようと思った。
幸いにも権現山までは水分をあまり消費せずに登頂出来たので計画通りに打見山をめざすことにした。
打見山で自動販売機の水を買うつもりでペットボトル1本を車に残してきたのが完全に仇となってしまった。この暑さの中、致命的なミスをして無事に打見山までたどり着けるのだろうか、またロープウェイを使わずにピストン出来るのだろうか?
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比良山系縦走路稜線繋ぎは本来なら権現山〜荒川峠間をワンウェイで歩くのを目標にしていた。なかなか体調、天候、時期が噛み合わず二年ぐらい計画倒れに終わっていた。
長い療養を終えてこのコースを歩いてみたくなった。この区間を一気に歩きたい想いは変わらないが、打見山で分割したら今の体力でも何とかなるだろうと思いきってチャレンジした。
歩き終わっての感想だが、打見山と霊仙山をつけると一気に疲労度が増す。
稜線だからもう少し風があると思ったが、場所によっては無風に近くてジリジリと照りつける太陽に心折れた。曇り予報だったが、晴れ間の方が多かった。心配した山ビルも全く見かけなかった。ただ権現山まではしつこくアブにつきまとわれ、特に霊仙山まではずっと同じアブ?と一緒に登った気がした。
稜線はとても歩きやすくアップダウンもさほどなくて素晴らしい絶景に助けられて何とかほぼ計画通りに下山することが出来た。
暑い季節に無謀な試みかと思ったが、この時期にしかお目にかかれない風景に出会えて本当に良かった。
このコースは季節を変えてぜひ登ってみたいと思う。
これで北は比良山系最北端の高面山から権現山(霊仙山)、リトル比良の岳山から権現山まで稜線が繋がった。
※水3L、スポーツドリンク0.5L消費
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