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Yamareco

記録ID: 7068747
全員に公開
ハイキング
北陸

勝原駅〜荒島岳〜下唯野駅

2024年07月27日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:13
距離
17.0km
登り
1,401m
下り
1,446m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:40
休憩
1:33
合計
7:13
10:45
16
11:01
11:04
61
12:05
12:06
25
12:31
37
13:08
13:09
2
13:11
18
13:29
20
13:49
13:56
3
13:59
8
14:07
14:36
2
14:38
14:43
6
14:49
11
15:00
15:01
9
15:10
4
15:14
11
15:25
3
15:28
15:29
60
16:29
16:35
2
17:58
0
17:58
ゴール地点
駅から登山口までで道を間違える。国道からヘアピンで折り返すところで2本ある道のうち上の細道を行ってしまうが、下が正解。駐車場に出る。序盤から足が止まりがち。登り中盤で足が攣りかけてその後ややペースダウン。荒島岳頂上でパン休憩。小荒島岳頂上はパス。道の駅で大休憩。
ザック初期重量7.3kg、飲料消費1.9L (0.5L余り)
天候 晴れ一時曇り
18時前でも34℃@標高200m…暑い!
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
行き)
 大阪駅-敦賀駅 07:00-08:23 サンダーバード3号 4700円
 敦賀駅-越前花堂駅 08:37-09:23 ハピラインふくい 1140円
 越前花堂駅-勝原駅 09:26-10:40 JR九頭竜線 860円
帰り)
 下唯野駅-九頭竜湖駅 18:07-18:29 JR九頭竜線 240円
 九頭竜湖駅‐福井駅 18:36-20:14 JR九頭竜線 1160円
 福井駅-敦賀駅 20:28-21:19 ハピラインふくい 1140円
 敦賀駅-大阪駅 22:05-23:29 サンダーバード50号 4700円
コース状況/
危険箇所等
 危険箇所なし。シャクナゲ平から先のもちが壁などは手を使って登る感じの急登の岩場で、鎖やロープもありますが登りならなくてもいいかな、くらい。岩場よりも土が流失した箇所の方がステップに乏しくて厳しかったですね。勝原コースの序盤も一部そんな感じ。前日の大雨のせいかところどころ泥濘あり。ズボンの上を這い廻る感触があるの怖っ!
 シャクナゲ平より上は飛ぶ虫が多く、ずっとスズメバチにつきまとわれました。
 勝原駅とスキー場跡の駐車場に登山ポストあり。下山側は中出 (なかんで) コースの駐車場に。
その他周辺情報 九頭竜温泉「平成の湯」(最寄り駅は九頭竜駅ではなく越前下山駅)と、アクセスが悪いですが鳩ヶ湯温泉。
敦賀駅。去年からすっかり見違えましたね。話題になった乗換の難しさですが、サンダーバードの座席ポケットに「敦賀駅での乗り換え方」みたいな案内が差してありました。
2024年07月27日 08:24撮影 by  F-02L, FUJITSU
2
7/27 8:24
敦賀駅。去年からすっかり見違えましたね。話題になった乗換の難しさですが、サンダーバードの座席ポケットに「敦賀駅での乗り換え方」みたいな案内が差してありました。
ハピラインふくい。去年来た時はまだJR北陸本線でした。
2024年07月27日 08:32撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 8:32
ハピラインふくい。去年来た時はまだJR北陸本線でした。
越前花堂駅。ハピラインからJR九頭竜線へは改札を通らずフェンスで囲われた外通路を歩いていく形。
2024年07月27日 09:26撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 9:26
越前花堂駅。ハピラインからJR九頭竜線へは改札を通らずフェンスで囲われた外通路を歩いていく形。
JR九頭竜線が入線。廃線危機の1輌編成ですが、午前中はこの1本しかなく中は予想外の混雑。席は全部埋まって10人以上立っていました。
2024年07月27日 09:27撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 9:27
JR九頭竜線が入線。廃線危機の1輌編成ですが、午前中はこの1本しかなく中は予想外の混雑。席は全部埋まって10人以上立っていました。
車窓から見える荒島岳。百名山としては知名度が低い方で、深田久弥の地元びいきで入選したとの説もありますが、こうして見ればなかなか貫禄があります。
2024年07月27日 10:22撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 10:22
車窓から見える荒島岳。百名山としては知名度が低い方で、深田久弥の地元びいきで入選したとの説もありますが、こうして見ればなかなか貫禄があります。
勝原 (かどはら) 駅に到着。右にある焦げ茶の洒落た建物は公民館です。
2024年07月27日 10:42撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 10:42
勝原 (かどはら) 駅に到着。右にある焦げ茶の洒落た建物は公民館です。
駅には何もないですが隣の公民館に自販機がありました。トイレや水場もあるそうですが、休館日には使えないとか。
2024年07月27日 10:44撮影 by  F-02L, FUJITSU
7/27 10:44
駅には何もないですが隣の公民館に自販機がありました。トイレや水場もあるそうですが、休館日には使えないとか。
いきなり心を挫きにくるコンクリートの急坂。
2024年07月27日 11:08撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 11:08
いきなり心を挫きにくるコンクリートの急坂。
トトロの木。何年か前に倒れてしまったそうです。どんなだったんだろう。
2024年07月27日 12:05撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 12:05
トトロの木。何年か前に倒れてしまったそうです。どんなだったんだろう。
白山ベンチから。もうすぐ枝で隠されそう。右の台形のが白山の大汝峰と御前峰で、左手前が赤兎山?
2024年07月27日 12:20撮影 by  F-02L, FUJITSU
7/27 12:20
白山ベンチから。もうすぐ枝で隠されそう。右の台形のが白山の大汝峰と御前峰で、左手前が赤兎山?
ブナ林が綺麗でした。
2024年07月27日 12:48撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 12:48
ブナ林が綺麗でした。
まだ紫陽花が。
2024年07月27日 12:52撮影 by  F-02L, FUJITSU
7/27 12:52
まだ紫陽花が。
シャクナゲ平。
2024年07月27日 13:08撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 13:08
シャクナゲ平。
大野盆地の眺め。右側の整った平地が気になりましたが、奥越高原牧場というらしいです。
2024年07月27日 13:26撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 13:26
大野盆地の眺め。右側の整った平地が気になりましたが、奥越高原牧場というらしいです。
ノリウツギ?
2024年07月27日 13:27撮影 by  F-02L, FUJITSU
7/27 13:27
ノリウツギ?
ヨツバヒヨドリ?
2024年07月27日 13:30撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 13:30
ヨツバヒヨドリ?
Googleレンズで調べたところ、リョウブと教えられました。花と葉は似ているけど、高山だとこんなに背丈が低くなるものでしょうか。顔の高さ以下でしたが。
2024年07月27日 13:43撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 13:43
Googleレンズで調べたところ、リョウブと教えられました。花と葉は似ているけど、高山だとこんなに背丈が低くなるものでしょうか。顔の高さ以下でしたが。
前荒島への登りがくっきりと。岩場でした。
2024年07月27日 13:45撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 13:45
前荒島への登りがくっきりと。岩場でした。
白山方面。ずっと奥へ続く白い線は、打波川と県道。この先に鳩ヶ湯温泉があります。右手前は越前下山駅近くのループかな。
2024年07月27日 13:50撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 13:50
白山方面。ずっと奥へ続く白い線は、打波川と県道。この先に鳩ヶ湯温泉があります。右手前は越前下山駅近くのループかな。
荒島岳頂上。
2024年07月27日 14:06撮影 by  F-02L, FUJITSU
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荒島岳頂上。
一等三角点「荒島山」(1523.37m)
2024年07月27日 14:07撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 14:07
一等三角点「荒島山」(1523.37m)
白山方面は雲がかかって見えず。もともと予報は曇りだったんですよ。登ってる間は晴れてて登頂したら曇るって…まあ頂上ガスは登山あるあるですが。
2024年07月27日 14:07撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 14:07
白山方面は雲がかかって見えず。もともと予報は曇りだったんですよ。登ってる間は晴れてて登頂したら曇るって…まあ頂上ガスは登山あるあるですが。
これは輪生だからクガイソウ
2024年07月27日 14:08撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 14:08
これは輪生だからクガイソウ
ハクサンフウロ
2024年07月27日 14:08撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 14:08
ハクサンフウロ
シモツケソウ
2024年07月27日 14:08撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 14:08
シモツケソウ
頂上には小さいながらお花畑も。お花畑越しの大野盆地。
2024年07月27日 14:08撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 14:08
頂上には小さいながらお花畑も。お花畑越しの大野盆地。
祠もありました。
2024年07月27日 14:09撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 14:09
祠もありました。
ランチパックパンパンの儀。高山に登ったらこれやっとかないと。
2024年07月27日 14:22撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 14:22
ランチパックパンパンの儀。高山に登ったらこれやっとかないと。
頂上はガスに覆われたり途切れたり。まあ頂上だけでも涼しいのはありがたい。
2024年07月27日 14:26撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 14:26
頂上はガスに覆われたり途切れたり。まあ頂上だけでも涼しいのはありがたい。
ふたたび鳩ヶ湯方面。
2024年07月27日 14:43撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 14:43
ふたたび鳩ヶ湯方面。
なんか普通のと様子が違いますが、紅葉…なんですかね、これは。暑さで弱ったとか病気とか?
2024年07月27日 15:28撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 15:28
なんか普通のと様子が違いますが、紅葉…なんですかね、これは。暑さで弱ったとか病気とか?
地形図で経路上にあるロータリー交差点みたいな道は何だろうと思っていましたが、神社と鎮守の森でした。
2024年07月27日 16:49撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 16:49
地形図で経路上にあるロータリー交差点みたいな道は何だろうと思っていましたが、神社と鎮守の森でした。
道の駅越前おおの荒島の郷。隣はモンベルです。売り場面積が広くて品数豊富でした。いいなあ。
2024年07月27日 17:20撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 17:20
道の駅越前おおの荒島の郷。隣はモンベルです。売り場面積が広くて品数豊富でした。いいなあ。
中央、雲で覆われているのが経ヶ岳 (1625m)? 周囲を見渡しても山ばかりです。盆地だから当然ですが。
2024年07月27日 17:20撮影 by  F-02L, FUJITSU
7/27 17:20
中央、雲で覆われているのが経ヶ岳 (1625m)? 周囲を見渡しても山ばかりです。盆地だから当然ですが。
自販機コーナーにあったリサイクルボックス。下から入れる形にすることで他のゴミを入れにくくしてるんですね。初めて見ました。
2024年07月27日 17:19撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 17:19
自販機コーナーにあったリサイクルボックス。下から入れる形にすることで他のゴミを入れにくくしてるんですね。初めて見ました。
イワナとかヤマメとかがいました。イワナでかい!
2024年07月27日 17:24撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 17:24
イワナとかヤマメとかがいました。イワナでかい!
水田の向こうに見る荒島岳。稲は穂がつき始めていました。
2024年07月27日 17:52撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 17:52
水田の向こうに見る荒島岳。稲は穂がつき始めていました。
道の駅の周りはそれなりに人家とか施設とか高速のICとかがあって栄えているのですが、どんどんひと気のない方に向かってこの先が本当に駅?と思い始めた頃に下唯野駅が出現。
2024年07月27日 17:57撮影 by  F-02L, FUJITSU
7/27 17:57
道の駅の周りはそれなりに人家とか施設とか高速のICとかがあって栄えているのですが、どんどんひと気のない方に向かってこの先が本当に駅?と思い始めた頃に下唯野駅が出現。
ホームには待合室があります。中は綺麗でした。
2024年07月27日 17:57撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 17:57
ホームには待合室があります。中は綺麗でした。
待合からガラス窓越しに外を見て、おや誰かがアマガエルのフィギュアを貼りつけた?と思ったら本物でした。
2024年07月27日 18:04撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 18:04
待合からガラス窓越しに外を見て、おや誰かがアマガエルのフィギュアを貼りつけた?と思ったら本物でした。
定刻に入線。昨日は一時的に大雨で徐行運転していましたが幸い何事もなく。まあ来るときも所により25km/hとかで徐行運転していましたが。
2024年07月27日 18:06撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 18:06
定刻に入線。昨日は一時的に大雨で徐行運転していましたが幸い何事もなく。まあ来るときも所により25km/hとかで徐行運転していましたが。
車内は私含めて3人しかおらず撮影し放題。
2024年07月27日 18:07撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
7/27 18:07
車内は私含めて3人しかおらず撮影し放題。
来るときも通った勝原駅手前の鉄橋。岩壁の白と、水の深い青がなかなか。もう外が暗かったので窓ガラスの反射でいまいち。
2024年07月27日 18:14撮影 by  F-02L, FUJITSU
2
7/27 18:14
来るときも通った勝原駅手前の鉄橋。岩壁の白と、水の深い青がなかなか。もう外が暗かったので窓ガラスの反射でいまいち。
終点の九頭竜駅到着。九頭竜線は通称で正式名称は越美北線。本来は越美南線(現・長良川鉄道)と接続して、その名の通り福井と岐阜をつなぐ予定でした。
2024年07月27日 18:31撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 18:31
終点の九頭竜駅到着。九頭竜線は通称で正式名称は越美北線。本来は越美南線(現・長良川鉄道)と接続して、その名の通り福井と岐阜をつなぐ予定でした。
ここも恐竜推し。15分おきに動くそうですが、折り返し待ちの7分の間には動いてくれませんでした。
2024年07月27日 18:31撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 18:31
ここも恐竜推し。15分おきに動くそうですが、折り返し待ちの7分の間には動いてくれませんでした。
戻りの列車は私の他には乗客1人だけ。来るときも一緒だった人です。もう一人は定期の学生さんでここから越前大野に通っているようでした。大変ですね。
2024年07月27日 18:35撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 18:35
戻りの列車は私の他には乗客1人だけ。来るときも一緒だった人です。もう一人は定期の学生さんでここから越前大野に通っているようでした。大変ですね。
先頭の窓から見る夕日が綺麗でしたが、うまく写真に撮れず。
2024年07月27日 18:51撮影 by  F-02L, FUJITSU
7/27 18:51
先頭の窓から見る夕日が綺麗でしたが、うまく写真に撮れず。
敦賀駅にこんなポスターが。東小浜駅が最寄りの若狭歴史博物館での催し。18きっぷで見に行ってついでに小浜線を乗り通すかな。近くに頃合いの山があれば尚いいけど。
2024年07月27日 21:20撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 21:20
敦賀駅にこんなポスターが。東小浜駅が最寄りの若狭歴史博物館での催し。18きっぷで見に行ってついでに小浜線を乗り通すかな。近くに頃合いの山があれば尚いいけど。
すっかり (運行区間が) 短くなったサンダーバード。始発の敦賀の次がもう京都ですからね。体感的には近くなった気がします。
2024年07月27日 22:01撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 22:01
すっかり (運行区間が) 短くなったサンダーバード。始発の敦賀の次がもう京都ですからね。体感的には近くなった気がします。
道の駅で買った若廣の焼き鯖すしで晩御飯。栄養も水分も務めて補充したのですが、それでも翌朝1kg近く体重が減ってましたね。
2024年07月27日 22:07撮影 by  F-02L, FUJITSU
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7/27 22:07
道の駅で買った若廣の焼き鯖すしで晩御飯。栄養も水分も務めて補充したのですが、それでも翌朝1kg近く体重が減ってましたね。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル

感想

 7月中に一度くらいは遠出をしたいと思い、そんなに遠くもありませんが未踏の百名山、福井県の荒島岳に登ってきました。あいまいながら確か、去年までのダイヤだと青春18きっぷで往復日帰り、少なくとも第1便で勝原駅着は可能だったと記憶しているのですが、今年3/16後のダイヤで確認したら大阪駅周辺で前泊しないと無理でした。そしてどの道帰りは無理なので、この際往復ともサンダーバードを奢ることにしました。北陸新幹線延伸で路線短縮、全席指定化されてからは乗ってませんしね。

 で、サンダーバードはガラ空き、ハピラインふくいはどのクロスシートにも1,2人坐って補助座席も出ているくらい、九頭竜線は全席埋まって10人くらい立っていると、路線がローカルになるにつれて混雑するという不思議。一乗谷駅と越前大野駅でそれなりのお客が降り坐れましたが、勝原駅で降りたのは私一人で、大半は終点の九頭竜駅まで乗るようでした。そうそう越前大野駅ではスタフ授受を目の前で見られて興奮しました。JR西日本ではここだけだそうです。まあ私はタブレットとの違いがよく解らないのですが…(その程度の鉄分)

 ちょっと道を間違えるなどのトラブルを越えて勝原登山口の駐車場に到着。25台くらい停まっていました。登り始めるなり降りてくる人とちょいちょいすれ違い、やはりこの暑さでは早いうちに下山してしまおうという賢明な人が多いようです。今日の予想最高気温は確か36℃で、できることなら私もそうしたかったのですが。断トツで最後尾スタートだなあと思っていましたが、シャクナゲ平まででソロと4人グループを追い越しました。私ほどではなくとも遅出の人もいるようです。

 すれ違いは車の台数分25組以上はいたはずですが、たまたま登頂したときは誰もいませんでした。頂上だけはかろうじて涼しかったのでしばしの休息と軽食。そうこうしているうちに元気のいい大学生くらいの3人グループが登ってきました。入山から3時間くらいと話していたので、どこからかは知りませんが一番短い勝原コースでも速いですね。ちょっと心配になるくらい軽装でしたが、若さに任せて何とかしたのでしょう。下山する時にシャクナゲ平でさっきは無かった持主のいないザックを見たのでここにデポしてきたのかもしれません。その後登りで追い抜いたソロの方もやって来ました。

 あいにく頂上はガスがちで白山方面にも雲がかかり展望はイマイチ、途中の登山道からの方が良く見えたくらいでしたが、小さいながらお花畑もあり、何より涼しいのがいいですね。またあの炎暑の下界に降りると考えると億劫でいつまでも滞在したい気分でしたが、他にやりたいこともあるので重い腰を上げて下山開始。中出 (なかんで) コースで下山しました。途中2人x2組を追い越し。こちらにも駐車場はありますが、残っている車は少なかったです。駐車場にはかけ流しの湧き水があって冷たくて気持ちよかったですね。飲用は可とも不可とも書いてなかったので飲みませんでしたが。

 18時で閉まる道の駅に立ち寄って休憩してお土産を買い、18時過ぎの九頭竜線下り列車に乗りました。せっかくなので九頭竜線を乗り通そうという計画です。名松線に続いて盲腸線制覇。午前と打って変わってお客は3人だけ、1人は高校生の通学のようでした。大変ですね。7分の滞在の後、折り返しに乗車したのは先ほども一緒だった鉄分高めらしい人と私の2人だけ。越前大野駅で割と乗ってきましたが、後は偶にいくつかの駅で1人2人乗ってくるだけ。行きと違って一乗谷駅では乗り降りは無かったような。とは言え終点に着くころには空いている席を探さなければならない程度の乗車率になっていたので、普段からこのくらい使われているようなら大健闘ではないかと。18きっぷ期間限定かもしれませんが、乗り鉄なら九頭竜駅から乗る人がもっと多いんじゃないかな。

 ハピラインふくい、サンダーバードと乗り継いで終電で帰宅しました。乗り継ぎの敦賀駅ではかなり待ち時間があるのですが休憩スペースが充実していて過ごしやすいです。更衣室もあります。サンダーバードでは鯖寿司を食べていたので体感ではすぐ着きました。そうそう「○○駅には□時△分の到着予定です」と言わなくなって代わりに「JRおでかけネットまたはWESTERでご確認ください」とアナウンスしていたのは驚きました。時代ですね。

 山行の内容的にはとにかく暑かった! 同じ関西在住の方の公共交通登山系ブログで、去年今頃の荒島岳で暑さのあまり途中撤退した、という記録を見て「まあそうは言っても私ならいけるでしょ」と思い上がっていたのですが、本当に引き返そうかと思いました。登り始めが特にきつい。累積標高800mも行かないうちにふくらはぎが攣りかけて、結局下山までに腿とふくらはぎの左右4か所とも攣りかけたという。左右はほぼ同時に発症するので電解質不足が主因というのを実感します。ただ最初は逆の中出in・勝原outで計画していたところ、この順に変更したのは正解でした。中出コースは夏に歩くと駅から登山口が遠すぎる。山に入ってからも舗装林道が長いし。勝原は急坂、中出は細道ながら緩やかなのでその点でもいい感じ。
 そんなグロッギー状態だったのでペースもさぞ遅かろうと思ったら、普段通りの0.6〜0.7でした。足が攣りかけるほどなのに意識してペースを制禦できないのはそれはそれで問題ですね。攣りかけてよろけた拍子に足を岩にぶつけて痣もできていますし、もっと要注意な箇所で発症したら命取りです。今後の課題としたいと思います。昨年はこの時期に荒島岳を登って松任に宿泊、翌日白山に登れないかと考えていたもののちょうど自然災害で九頭竜線が不通になったので諦めて白山だけにしたのですが、前日に荒島岳に登っていたら白山は無理でした。計画には暑さも十分考慮に入れたいと思います。
 登った感じ、序盤から中盤延々続く急登、終盤はなだらかな稜線歩き、登山道は礫がゴロゴロ、と伯耆大山みたいだなと思いましたが、帰って調べたら両者とも、浸蝕の進んだカルデラ、コールドロンというものに属するそうです。意外と直感は当てになります。

 まあとりあえず次は高いところから歩き始める山に行きたいなあ。乗鞍とか木曽駒とかでしょうか。近場で涼みに行くならバスで伊吹山9合目もいいかな。復旧応援の意味も込めて。ああ、でも若狭歴史博物館の杉田玄白展も見に行かないと…

〇今日のヤマスタチェックポイント
●荒島岳(日本百名山)

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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 白山 [日帰り]
荒島岳(勝原コース・中出コース )
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 白山 [日帰り]
カドハラスキー場跡駐車場から荒島岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5
ハイキング 北陸 [日帰り]
新下山から勝原への周回コース
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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