幌尻岳（糠平川コース）

2024年07月26日(金) ~ 2024年07月27日(土)

• GPS: 15:16
• 距離: 30.2km
• 登り: 1,949m
• 下り: 1,944m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:31
• 休憩: 0:09
• 合計: 3:40

距離 10.9km 登り 670m 下り 201m

8:49 第2ゲート
9:21 奥幌尻橋 登山口
10:36 10:45 北海道電力取水施設
12:29 幌尻山荘

2日目

• 山行: 9:59
• 休憩: 1:29
• 合計: 11:28

距離 19.4km 登り 1,278m 下り 1,743m

3:53 幌尻山荘
5:19 5:25 命の水
7:02 7:04 大岩
7:07 7:08 振内・新冠コース分岐
7:23 7:29 幌尻岳
7:35 7:40 振内・新冠コース分岐
9:07 9:17 命の水
10:21 11:18 幌尻山荘
13:19 北海道電力取水施設
14:46 14:48 奥幌尻橋 登山口
15:21 第2ゲート

天候

2日間とも曇り、2日目の山頂稜線は展望ありました（良かった！）

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

とよぬか山荘に駐車（300円）。バス代3500円×往復＝7000円を受付で支払います。
1日目は山荘までなので最終3便（1040)のバスを予約していたけど駐車場に早く着いたので2便（0800）に乗せてもらいました（一人だった）。帰りは最終3便（1700）のバスに乗車（自分の他に2名）。

コース状況／危険箇所等

◆バスを降りたところから北電取水施設まで約2時間の林道歩きで長いです。
◆前々日は雨だったけど前日は雨が降らなかったので、糠平川の渡渉は深いところで膝上か太腿くらい（パンツまでは濡れなかった）。水も澄んでいたので歩くポイントも探しやすかった。転ばないように慎重に進んだので2時間くらい要しました。トレッキングポールは必須です。念のためザックの中に大きなビニル袋（実は漬物袋）を入れて着替えやカメラなどの防水対策はした。
◆幌尻山荘は天候見ながら予約変更を繰り返しました。宿泊費3000円は事前振込です。現地でバイオトイレ協力金1000円とシュラフレンタル（任意）500円を支払います。この日はほぼ満室でした。
◆幌尻山荘から上は2時間くらい頑張ると稜線に出れます。まだうす暗い4時前に出発しました。一人だったのでクマが心配だったけど見かけませんでした。
◆展望が開けてから山頂までは楽しい稜線歩きです。うれしいことに山頂付近にいた時間はガスが抜けて展望がありました（天気を見極めた甲斐があった！）。下山する頃にはガスが上がってきたので本当にタイミングが良かった。
◆山荘まで戻って一休みするも、帰りも渡渉があるので慎重に行動、1日目よりも少し水位が下がってました。北電取水施設まで来ると安心できた。気が抜けたので最後の林道歩きは特に長かった（虫も多かった）。
◆山荘にはたくさん人がいたのに、ほとんどのルートでは周りに人がいなかったので一人で歩くことに。特に渡渉は転ばないように慎重に行きました。クマにも会わなくてよかった。

その他周辺情報

”平取温泉ゆから”で入浴
http://www.biratori-onsen.com/

写真

7/26 7:46

とよぬか山荘（昔の学校）から1時間ほどバスに乗ります。

7/26 9:51

バスを降りて延々と林道歩き。

7/26 10:47

取水施設まで約2時間歩きました

7/26 11:02

ここから渡渉開始。

7/26 11:15

水量も落ち着いてます。雨上がりを1日待ってよかった。

7/26 11:28

激流ポイントは架橋してました

7/26 11:29

こんな滝もあります。

7/26 12:27

山荘が見えた。最後に川を渡って今日の行程は終了。無事にここまで来れた。

7/27 3:47

【2日目】
4時前に山荘をスタート。先頭でした。

7/27 5:16

ガスっている先に登っていきます。

7/27 5:20

命の水のポイント

7/27 5:32

少し登ると展望が開けた。雲の間に出たみたい。

7/27 5:46

稜線伝いに進んでいきます。少しでも展望あってよかった。

7/27 5:48

青空も出てきた

7/27 5:49

ガスが切れ始めて幌尻岳が見えてきた！

7/27 5:50

独特のカール地形も見えました

7/27 5:50

山頂までの稜線。少しガスあるけど展望あってよかった

7/27 5:52

登ってきた方向

7/27 5:53

展望あるので山頂まで楽しい稜線歩きになりました

7/27 5:57

高山植物も咲き乱れてる

7/27 5:58

山頂だけ少し雲かかっているけど、これだけ展望あればOKです。

7/27 6:01

この下はクマが多いそうです。稜線までは登ってこない

7/27 6:02

花畑を進んでいきます

7/27 6:33

登ってきた稜線と雲海の先にも山々

7/27 6:39

南側（新冠側）は雲の中、少しだけ山が見えた

7/27 6:41

山頂までもう少し。

7/27 6:50

遠くに見えるのは大雪山系かな。展望あってよかった。

7/27 7:09

左の稜線を進んできました。

7/27 7:20

幌尻岳の山頂！、達成感たっぷり。山荘からは先頭だったけど山頂にはチロロから登った方々がいました。

7/27 7:23

おそらく七つ沼カール方面？→東カールらしいです。

7/27 7:23

チロロはこちらの稜線から

7/27 7:29

帰りも長いので下山開始

7/27 7:48

幻想的な景色でした

7/27 7:50

素晴らしい稜線歩き

7/27 7:51

南側には雲の上に少しだけ山頂が出てました。

7/27 7:54

カール地形を見下ろします

7/27 8:03

気持ち良い稜線歩き。

7/27 8:06

幌尻岳山頂を見返します

7/27 8:09

急にガスが上がってきた。

7/27 8:16

山頂も見えなくなってきました

7/27 8:39

花畑ゾーンを通過。あっという間に真っ白になった。

7/27 8:45

あのピークで稜線歩きは終了。真っ白になってしまった。朝早く登って本当によかった！

7/27 9:05

樹林帯を下っていきます。

7/27 9:07

命の水まで戻ってきました。せっかくなので見に行きます

7/27 9:09

命の水場です、湧き水なので飲めそうだけど水は持っていたのでやめた。

7/27 10:26

このあと1時間強で山荘まで戻ってきました。

7/27 10:31

少し休憩しながら渡渉の準備

7/27 11:30

帰りも転ばないように渡渉していく

7/27 11:37

水が澄んでいて気持ちよかった

7/27 13:03

最後の渡渉ポイントを無事に渡り終えた。少し安心しました

7/27 13:17

取水ポイントまで帰還

7/27 13:48

長い林道歩き、まだ7kmもある

7/27 14:47

バス時間には十分間に合うので景色みながらゆっくり歩きました

7/27 15:21

バス停に帰還、17時までかなり時間ある。虫が多かったのでプレハブ内で休憩しました。

7/27 17:41

とよぬか山荘に戻ってきた。幌尻岳を無事に登れて達成感と充実感たっぷり。

7/27 18:32

平取町の温泉施設で入浴しました。

7/8 12:11

ザック内には漬物袋を入れて百均の袋留めで簡易防水の処置をしてた。転ばなかったので活躍しなかった(OK)。

撮影機器：

iPhone 11 Apple

Canon EOS R6m2 Canon

感想

skrgitav

北海道に行ったこの頃は蝦夷梅雨で天候不順だったけど、いろいろ準備もしていたので幌尻岳はどうしても登りたかった。数日の天気予報を見て7/24は雨だったけど7/25〜7/27までは雨が降らない予報を確認、雨上がりから1日待つのと夏山は朝早い時間のほうが展望良いと思い山行を7/26-27で決行。ちょうど山荘予約も変更できたのが幸いでした。
結果は雨に降られず天候に恵まれて、山荘予約も確保できて、糠平川の渡渉も無事にクリアして、27日朝の山頂稜線では展望もあったので、幌尻岳山頂に着いた時はうれしかった！下山の渡渉も無事にクリア。糠平川の渡渉は慎重になったけど終わってみれば川の中を歩く体験は珍しく楽しかった。百名山では難関のひとつにあげられる幌尻岳に登れて達成感たっぷりでした。