富士山（キリマンジャロを目指して高所歩行訓練） ��15038

2015年08月26日(水) ~ 2015年08月28日(金)

• GPS: 56:00
• 距離: 12.4km
• 登り: 1,510m
• 下り: 1,499m

コースタイム

8/26(水)
15:25 富士宮口新五合目登山口出発 ー(32分)ー 新六合目宝永山荘着 15:57 (泊)　歩行時間：32分　歩行距離：0．7��

8/27(木)
4:12 宝永山荘出発 ー(28分)ー 宝永火口 4:47 ー(78分)ー 宝永山馬の背 6:22 ー(81分)ー 七合目日の出館 7:51 ー(61分)ー 赤岩八合館 9:25 ー(22分)ー 八合目 9:51 ー(80分)ー 銀明水 11:47 ー(21分)ー 剣ヶ峰 12:48 ー(39分)ー 久須志神社 14:03 ー(30分)ー 浅間大社奥宮 14:35 ー(25分)ー 九合五勺胸突山荘 15:12 ー(17分)ー 九合目万年雪山荘着 15:29 (泊)　歩行時間：8時間02分　歩行距離：9．11��

8/28(金)
5:23 九合目万年雪山荘出発 ー(28分)ー 八合目池田館 6:05 ー(29分)ー 元祖七合目山口山荘 6:50 ー(28分)ー 新七合目御来光山荘 7:33 ー(42分)ー 新六合目宝永山荘 9:02 ー(15分)ー 富士宮口新五合目登山口帰着 9:17　歩行時間：2時間22分　歩行距離：3．25��

天候

8/26(水)　雨後曇り、気温：12℃（山頂気温：6℃）
8/27(木)　晴時々曇り・ガス一時小雨、山頂気温：14．5℃、
　　　　　無風〜微風〜数m/s　
8/28(金)　晴時々曇り・ガス、出発時気温(体感)：5〜6℃

アクセス

利用交通機関：

バス

往路：(8/25)　大阪 7:56 発　御殿場・時之栖 15:40 着
　　　(8/26)　富士宮口新五合目登山口 14:17 着
復路：(8/28)　富士宮口新五合目登山口 9:46 発
　　　　　　　 富士遊湯の郷 10:37 着　同所 12:37 発　大阪 19:33 着

コース状況／危険箇所等

道の状況：
　御殿場口登山道(登り)・富士宮口登山道(下り)ともに危険個所はないが火山礫のガレ・段差がある岩の急登や急坂が多いので、スリップ・躓きに注意した足運びが要求されます。特に下りでは濡れた岩・細かい火山礫が堆積した岩の上が滑り易いので、足元に注意して歩行して下さい。
　高度順応を意識してゆっくりと歩くことが肝心です。

登山ポスト：登山口にあります。
　富士山総合指導センターで入山手続きして、保全協力金ワッペン・保全協力者証を身に着けて入山します。

トイレ事情：
　無料〜300円で標高に比例して高くなっています。悪臭の酷いものから匂いが殆どないバイオトイレまで様々です。小屋のトイレは宿泊者は無料で使用できます。

その他周辺情報

登山後の温泉等：
　裾野市須山の富士遊湯の郷で入湯(＠800円)、併設の大野路で昼食。

写真

8/26(水) 富士山総合指導センターで入山手続きをします。山頂は寒そうです。

8/29 18:20

保全協力金を支払った証しを身に着けて・・・

・・・出発前にはストレッチを・・・

・・・オールコック小父さんに挨拶してから・・・

・・・Takガイドの説明に耳を傾け・・・

・・・2400mから出発(15:25)します。

青空も覗いて明日の登頂が楽しみです。

30分ほどで本日の宿・宝永山荘に到着しました。

富士宮口登山道・宝永火口分岐道標の向こうに宝永山の頭が見えています。

雲海の上に浮かぶ『お月さま』。

本日の夕食は富士山一を誇る宝永山荘自慢のカレーです。牛蒡サラダもついて、カレーを御代り君しました。

8/27 4:12 ヘッドランプを頼りに出発です。

宝永火口から馬の背を目指す頃には山頂方向に陽が当たり始めました。

富士宮口登山道稜線と影宝永山の向こうに広がる雲海。

ズルズルと滑り易いザレ場歩きのレクチャー教室を兼ねて立ち休憩中です。

馬の背へ向けて一歩一歩と・・・。

馬の背に到着しました。

ガイドのTakさんとTumさんが何やら密談を・・・。

朝陽を浴びて理想の長い脚が・・・。

太陽が眩しくて・・・。

雲海の向こうに箱根山方面が見えます。

プリンスルートを進みます。

宝永山を振り返ると宝永火口は雲に覆われて・・・。

歩幅と呼吸法を守りながら上を目指します。

Takガイドは『誰がキリマンジャロに登れるかな・・・』と選考中？？？

標高3000mに到達しました。

七合目・日の出館が見えてきました。

わらじ館では埋蔵金入りドラ焼きを売っていますが、歯が弱い人は要注意です。

赤岩八合館前で小休止。

八合目・標高3400mの廃屋(見晴館)前を通過して・・・。

10:07 山頂はまだまだ上の方です。

10分経っても殆ど変りませんが・・・

1時間経つと御殿場ルート頂上鳥居が見えてきました。
鳥居の下でTakガイドがお出迎えです。

銀明水の石柱。

銀明水の向こうに日本第二の高峰・白山岳(3756m)を望む。

銀明水に背を向けて憩うManaさん他・・・。
『あーぁ、しんどー！』

6年振りの富士山、念願のお鉢めぐりができそうです。

前回は久須志神社止まりだったManaさんは浅間大社奥宮の標柱が愛おしそうです。

お参りしていこぉっと・・・。

マイザックと首なし地蔵の向こうに剣ヶ峰を望む。

剣ヶ峰へ一歩一歩と・・・。

お鉢を右手に見ながら・・・

・・・歩くこと数分・・・

・・・剣ヶ峰の急登が目の前に。

12:27 日本最高地点に立つManaさんとfukuchi36クン(おさかな君ではありませんョ・・・)です。

二等三角点に載るのを躊躇ったマイキャップ。

お鉢の底は覗き込めません・・・。

山は微妙に動いているようです。変位計が数個所目に入りました。

いよいよお鉢をめぐります。

日本第二の高峰へ向けて一列縦隊で・・・。

剣ヶ峰を振り返って・・・。

お鉢の鞍部から万年雪と剣ヶ峰を見る。

金明水です。

久須志神社前で半時間余りの高所順応中に雨が降り始めて雨具を着込むことに・・・。
再び銀明水を通過するところです。ガスっています。

今夜のお泊まりはこちら(胸突山荘・3590m)ではありませんょ・・・。

六合目宝永山荘出発から11時間余、やっと今夜のお宿(九合目万年雪山荘・3460m)に到着 15:29 。

六合目と九合目のカレーバトルの結果は・・・？

17:42 小屋前からブロッケン現象を見る。

8/28 4:24 万年雪山荘の朝食弁当です。昨日の宝永山荘の朝食はおにぎり弁当でした。

島崎藤村状態です。

今日も天気は良いようです。

5:23 小屋に別れを告げて・・・

・・・ゆっくりと下っていきます。

銭柱は埋蔵金の山ながら500円コインは・・・。

八合目池田館(3250m)で一休み。

宝永山が眼下に見えます。

元祖七合目山口山荘(3010m)前でTakガイドとManaさん。

新七合目御来光山荘(2780m)まで下ってきました。

ヤナギランの向こうに宝永山荘と雲海荘の屋根が見えています。

9:17 富士宮口新五合目登山口に帰着。温泉開場の時間調整のためにゆっくり歩行で下山しました。
Takガイド、サブのTumさん・Saeさん、ダンケです！

富士登山証明書をゲットしました。

汗を流してさっぱりしたら・・・2日間我慢したビールと富士南麓御膳で乾杯！
赤いウフルピークが目の前に鎮座しています。
今回の歩きでキリマンジャロ登頂は果たして・・・？

感想

fukuchi36

　ヤマレコ投稿100回目が富士登山になった。
　今回の富士登山はキリマンジャロ登山を目指すための高所歩行訓練で、日本人ガイドでは最もキリマンジャロに登っているTakガイドの指導を受けながら長丁場の御殿場ルートを登った。山行日程を一日ずらしたので天気に恵まれ、6年前に果たせなかった剣ヶ峰登頂・お鉢めぐりをすることができた。帰路は宝永山立寄りを変更して富士宮口登山道の滑り易い火山礫の急坂を下った。ザレ道での足運びや高所での呼吸法などを丁寧に教わったが、現況レベルでキリマンジャロ登山に挑戦できるか否か一抹の不安を抱えたまま帰阪した。
　Takガイド、サブのTumさん・Saeさん、同行の皆さん、大変お世話になりありがとうございました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　fukuchi36