グループ登山で北ア！デビュー／中房温泉登山口〜合戦尾根〜燕岳〜燕山荘

2024年08月03日(土) ~ 2024年08月04日(日)

• GPS: 10:22
• 距離: 10.9km
• 登り: 1,457m
• 下り: 1,409m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:43
• 休憩: 1:36
• 合計: 7:19

距離 6.4km 登り 1,441m 下り 146m

7:52 スタート地点
7:53 7:54 中房温泉登山口
8:34 8:38 第１ベンチ
9:18 9:19 第２ベンチ
9:54 10:08 第３ベンチ
10:49 11:05 富士見ベンチ
11:45 12:09 合戦小屋
12:34 12:37 合戦山
13:23 13:42 燕山荘
14:25 14:30 めがね岩
14:36 14:43 燕岳
14:50 14:51 めがね岩
15:04 15:05 いるか岩
15:11 燕山荘

2日目

• 山行: 2:47
• 休憩: 0:39
• 合計: 3:26

距離 4.5km 登り 17m 下り 1,263m

6:11 燕山荘
6:46 6:52 合戦山
7:02 7:04 合戦小屋
7:27 7:39 富士見ベンチ
8:00 8:04 第３ベンチ
8:28 8:34 第２ベンチ
8:56 8:57 第１ベンチ
9:25 9:33 中房温泉登山口
9:37 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

写真

今回は前乗りで金曜日午後のあずさで松本へ向かいます。メンバーみんな午前中お仕事してたようですが、ちゃんと電車に間に合いました。平日ですが松本着が良い時間だからか、ほぼ満席でした。大きなザックの人も目立ってます。

松本で大町線に乗り換えて穂高駅へ。思ったより乗車時間長いので注意。久しぶりの穂高神社を模した駅舎。Suicaはまだ未対応（25年秋まで？）なので、あずさ車内での精算か松本駅で一旦改札出て切符買うか、事前に乗車券を紙で買っておくかが必要です（精算できる駅員さんがいる時間が決まってるようです）

前のりの宿は駅から1分のあずみ野パークホテル。3階建で17室。駅近なので予約は埋まりがち。昔ながらのビジネスホテルだけど綺麗で整ってて良いホテルでした。窓からは有明山方面がくっきりと。

冷蔵庫は中のダイヤル回さないと冷えないので注意。

穂高駅前にはコンビニないので、5分ほど歩いた西友（23時まで）か10分ほど歩いたセブンイレブンで翌朝の食事や持ち物準備必要です

決起会は駅前のお肉とお酒 肉穂高さんへ。看板メニューの赤身肉のカツレツ。美味しい料理、いい感じの接客に満足です。

前のりって楽だなー。6:40の中房温泉行きバスに乗ります。1500円を現金かpaypayで支払い。6:28に松本からの始発電車も到着。それでもバス2台、座って向かえました。

1時間近くクネクネ道を進んで中房温泉にほぼ定時に到着。着いたら思った以上に涼しくてびっくり。でも青空にニッコリ。トイレと身支度整えて出発です。

いきなりの急登！が合戦尾根

第一ベンチ。水場はパス。

見かけたのはフライングすいか🍉ではなくフライングゴミ袋だった。合戦小屋のケーブル。乗っていきたいー

第二ベンチ。ここも広めで木陰あり。おにぎりほおばる。

第三ベンチではアミノバイタル補充

富士見ベンチ。富士山は……しょぼん

こんな岩岩も

スイカ……もとい合戦小屋まであと10分

合戦小屋に到着。ちょい涼しいけどやっぱりスイカです。600円は良心的じゃね。お腹も空いたのでちょいあったかな山菜うどんいただきます。しょっぱさが大汗かいた体に沁みます。だいぶまったりしちゃっだけどリスタート

えーん。朝方は晴れてたのにー。森林限界超えた景色は真っ白です

このベンチでもいい景色のはずなのに。ま、今思えば暑くなくてよかったのかも。

って振り返ると青空！がんばるぞ

ちょっとした鎖場。気をつけて

最後のベンチの先から おおー！見えてきたよ

そして青空へのビクトリーロード

やったー！登りました。この向こう側、裏銀座の山々が目の前に広がるのホントたまらんです

今日のお宿の燕山荘。3月の予約争奪戦からの日程変更はさんでホント楽しみにしていました！

まずは受付。WEB予約だと宿泊カードが印刷してあってすぐ確認完了。現金払い。記載してた男女分け希望もOK。宿の従業員さんがひと組に1人ついて注意事項説明、食事、部屋への案内いただく。

朝食時間は受付に掲示。日の出時間は近くに書かれてて4:50かな。�，録裕い世韻瓢�間余裕できるのでこれにしよう。

受け取った部屋割りと食事券。夕食時間は17:50の回に。

食堂へは靴を脱ぐ必要あり。大きな下駄箱へ。外出用のサンダルはやっぱり無くなる時はないので持参がいいのかな。

携帯充電器1回100円 何が何だか状態だけど助かりますね

充実の売店。Tシャツは奥に試着用サンプル多数あり。

ランチタイムは10:30〜13:45

燕山荘館内案内図。これきちんと書かれてるのでよーく見といた方がしあわせになれます。位置関係や新館側の出入口とか

本館2階奥に個室。予約争奪戦に勝てる自信はないです。

その奥の階段を登って別館へ。ここが合戦尾根の最後の急登でした……きつ

別館入口に談話室。カーテンの更衣室あり。

右手前には乾燥室あり。振り返ればいい景色

別館が本日の寝床。左右で男女大きく分けられてる。上段は2名、下段は3名にロールカーテンで仕切られパーソナルスペース確保

今日の私の寝床です。たたみ一畳分、ライトあり。コンセントはなし。

別館奥にトイレ、洗面所、談話室。

水洗で使用済みペーパーも箱ではなくそのまま流してもよいのにびっくり

そしてその奥には順天堂大診療室

その下には自炊場でした

さあ食事の前にお散歩です！燕岳へGO

可憐なコマクサ。もう終わりかけだったけど。今回はこの向こうに槍は見えず

イルカ岩ともたわむれる。餌づけになっちゃった

こんなみち素敵じゃないですかー

メガネ岩。メガネといっしょに撮ってた同行者さすが👍

燕岳への最後の登り

燕岳登頂ですー！標識持って記念撮影

曇ったり晴れたり繰り返すこの景色。それでも圧巻でうれしいー

向こう側の尾根、手前の渓谷、この遠近感バグる感じたまらんです

ライチョウには残念ながら出会えなかったけど、ホシガラスくんが近くに寄ってきた

お散歩終了〜続いてコーヒータイム。サンルームへ

ん？コーヒー？わたしは生中と枝豆いただきます。生大にしてもよかった。枝豆のしょっぱさがとても美味かった（それぐらい汗かいたんだなって）

同行のおふたりはちゃんとチーズケーキでコーヒータイム。このクオリティたまらんですね。

続いておみやげ探し。Tシャツどれにしようかなー

色と絵柄は全部、サイズもわかりやすく用意されててうれし。サイズ間違えこわいもんね。

で、夕陽のライチョウを購入です

https://www.enzanso.co.jp/enzanso/goods

外のベンチでまったりしましょう。サンルームの売店は外からも購入可能。日の出から日の入りまで助けてくれます（ついつい買ってしまうー）

いろんなところにベンチあり。裏銀座方面はむーんまだガス晴れず

テント場を見に行きます。手前は風避けられそう。

奥の方のテン場。トイレかな、あれ。こちらもいいね。
来週のパノラマ銀座縦走。ここのテン場予約できてるけど、大天荘まで行ってしまおうか悩んでます。今日の疲れ方からみて、うーんどうしよ。

ガスが晴れそうになってきて背中から太陽の光を感じたと思ったら、「ブロッケンだー」って声。一瞬だったけど見えてたみたい。同行者も自分の影までは見えたとか。燕山荘はブロッケン見えがちと聞いたけどびっくりでした。

そしてガスが晴れて有明山に安曇野の街

よかったなー！ここまで来れてな

さあ夕ごはんです。メインはハンバーグ。おかずの数多くてびっくり。ごはんも味噌汁もおかわり自由。デザートありもうれし。このクオリティに同行者も驚きでした

燕山荘グループ赤沼社長のお話。燕岳、燕山荘、北アルプスのすごいところを楽しくお話いただけました。この地の雪深さに驚きました。ホルンの生演奏もありがとうございます。

食事のあとにはサンセットタイムを楽しみに外へ

雲がなかなか晴れずに夕日は沈んでしまいました。それでもこの景色には感動してもらえてなんかうれしいです

一度部屋に戻ったけど、コーラ飲みたくてしばらくして外に出たら！！！夕槍！！！だー

雲がだいぶ取れてダイナミックな稜線見えました

パノラマ銀座の稜線と松本市内方面の街の灯りも。

すごい……山時間……山の上でなければ味わえませんね

20:30消灯です。明日の朝はくっきり晴れるといいな。おやすみなさい。

浅い眠りでトイレに起きたときの松本市内の夜景。おおおー。星もくっきりです。

おはようございます。4時にいろんなとこでアラーム聞こえてきましたが起床します。談話室の窓からはおおー！日の出前のマジックアワー。雲海も

4:30の朝食へ。1回あたり100名。本館の二階まで列伸びたけど初回に入れました。
これまたしっかりとした美味しい朝食です。うれしいー

食事を終えて日の出を見に行きます。ってスゴいわこの雲海

おはよう朝日！

モルゲン燕岳

振り返ると、おー！

モルゲン槍・穂高！

そのまま燕山荘の周りをお散歩。裏手からは表銀座とパノラマ銀座の続く稜線たまらん

来週予定してる、あの稜線ほんとに歩けるかな

広がる雲海に、雲の上にいるんだという不思議な感覚持ったと同行者。わかります、この特別感

朝日を浴びる燕山荘と燕岳。ホントここに来れて、この景色を見れてよかったです

戻って身支度整えて、さぁ下山です。予定より1時間前倒し。名残惜しいけど十分に山を楽しめたので大満足です。来てよかったなー

行きは真っ白だった景色、今日はしっかりと愛でながら標高を下げていきます

ありがとうー！燕山荘

このベンチから登りでもこの景色見たかった。感動ひとしおだったろうね。

表銀座、パノラマ銀座の稜線に槍ヶ岳だって眺められたんだもんね

でもギラギラ照りつける夏の日差し。朝から容赦なくて、昨日は昨日でよかったのかもと。

合戦尾根の下りは気を付けながらもテンポよく進んでいけました。第1ベンチから登山口までが一番事故が多いらしいのがよくわかりました。

登山口の中房温泉 湯原の湯♨️で汗を流します。9時半からの営業で一番風呂でした。カラン5つ、シャンプー、ボディソープあり。源泉の違う露天風呂が2つ。青空の下で気持ちよくのんびりできました。

ザックは小屋の外の置き場へ。JAF割200円引で750円

当初の予定より一本早いバスで穂高駅に戻ります。おかげで穂高駅でランチタイムが取れました（12:30のバスだと穂高駅13:25着　松本行きが13:30発でそのあと1時間以上空いてしまう。13:25には到着できてるとバス運行会社に聞いたら言うので安心するもやっぱり余裕は欲しいですね）

ランチは駅から2分ほどの一休庵さん。もりそば大盛いただきます。大きさにびっくりですが満足なお味です。ごちそうさまー

穂高駅の冷房の効いた待合室で電車を待ち、12:35松本へ戻ります。駅のホームからは常念、蝶ヶ岳。次はあの尾根を歩きたいですね。

松本駅でのあずさの乗り換えが5分とタイトだったのと、甲府より先は満席という混雑さにびっくりでしたが予定より早めに帰宅できて疲れをさっさと癒せそうです。

いろいろ準備進めて臨んだグループ登山の北アデビュー！ホント最高な体験でした。おつかれさまでしたー。

感想

otou

1年前に自分の北アルプスデビューで登った燕岳。この時の景色を自らの目で見たくなったグループ登山の同行者。初めての小屋泊もあわせて準備整え、燕山荘での北アデビューをアテンドしてきました。自分も初めての燕山荘泊を満喫。最高な山時間、山景色、山体験ができてホントよかったですー。

燕山荘の朝の景色
https://www.instagram.com/p/C-PGCCwvBU5/?igsh=MTg2cXA1OXUycnNicA==

▪️燕山荘
・言わずと知れたホスピタリティあふれる山小屋以上の山小屋
・3/14の予約開始日に予約完了。なかなかWEB繋がらず午後には満室だったけど。
・途中予定日変更も行い（予約カレンダーを日々確認して）この夏8月の最初の土に宿泊です。
・平日はちょこちょこと残発生も土日はなかなか出てきませんでした（ふたつき前の月曜朝イチに予約変更できた）
・満室のこの日はコロナ前の半分の300人とのこと。人気のお宿ですね。

▪️今回の全体計画
・電車バスでのアクセスのため、前日金曜日に前のり。バス乗り場の穂高駅最寄りで宿をとりました。
・最寄りには宿少なく競争率高め。前のり最高峰の有明荘泊もあわせて、燕山荘予約と一緒に予約しておくのがいいですね
・バスで中房温泉登山口、合戦尾根をベンチたどりながら登り詰めて燕山荘へ
・燕岳への散歩ののち、山小屋時間をゆったり過ごす予定
・朝の景色を堪能ののち下山。風呂と食事ののちに帰宅の予定

▪️コース上のトイレ
・穂高駅公衆トイレ
・中房温泉登山口トイレ
・合戦小屋トイレ：推奨チップ200円
・燕山荘トイレ：宿泊者無料。びっくり水洗、ペーパーも流してOK、そしてキレイ

▪️休憩・ランチ場所
・合戦小屋：やっぱりスイカは最高のエネルギー補充です。うどんもよきかな
・第1〜3、富士見ベンチ：いい間隔で配置。無理せず休んでいきましょう
・合戦小屋より先のベンチ
・燕岳手前：山頂は狭いのでその少し下でのんびり。荷物置いての散歩では、飲み物とできればおやつは忘れないこと
・燕山荘：最高です

▪️服装・装備
・おたふくあみあみ、半袖T、靴下、タイツ、半ズボン、アームカバー、手拭い被り
※翌日分も用意はしたものの、乾燥室で乾かして同じ服で下山
・薄手の長ズボン、長Tで就寝、少々暑いぐらい

▪️水分
・登り：ポカリ500ml×2、ダカラ600ml×2
・下り：ポカリ500ml×2.5（粉末を小屋の水で）、下山後コーラ500ml×1
※ポカリのおかげか大汗かいても足つらず

▪️下山温泉
・中房温泉：下山口そば。ちょい狭い。食堂併設も飲みもの中心
・有明荘：徒歩10分ぐらい先。広い露天風呂とメニュー充実の食堂あり。バスには必ず乗れるように調整しているらしい

▪️雑感
・晴れ男と晴れ女の晴れパワー×2はおそるべし！ホント天気崩れなくてよかった
・1年前にソロで味わった燕岳デビュー、その後の表銀座縦走での合戦尾根や燕山荘の様子、その時の気持ちを追体験できたり、時間を超えて共感できたのが結構うれしかったソロおじさん
・ホスピタリティあふれる燕山荘。大天荘に続いての宿泊ですが、嫌味のない商売上手さに乗ってしまうのも仕方ないですな