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Yamareco

記録ID: 7105659
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
北海道

羅臼岳

2024年08月02日(金) [日帰り]
 - 拍手
T_HAYASHI その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:21
距離
14.2km
登り
1,487m
下り
1,488m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:22
休憩
0:51
合計
7:13
5:27
0
5:32
5:37
1
5:38
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78
6:56
6:56
8
7:04
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38
7:42
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18
8:01
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26
8:27
8:36
13
8:48
8:52
18
9:09
9:12
6
9:18
9:35
5
9:40
9:43
20
10:04
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11
10:15
10:23
23
10:47
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14
11:01
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32
11:34
11:37
7
11:44
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61
12:44
12:45
3
12:48
0
12:48
ゴール地点
天候 雨のち曇り
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
2024/8/1
あさま604上田駅6:56発 東京駅8:22着
JR山手線8:31 浜松町8:37着
東京モノレール8:44発 羽田空港第2ターミナル駅9:07着
ADO77 11:15 羽田空港発 13:00女満別空港着
国設知床野営場にて幕営
2024/8/2
国設知床野営場 5時前にテント撤収。木下小屋へ向かう
https://kinoshitagoya.wordpress.com/
コース状況/
危険箇所等
<熊撃退スプレー>
知床自然センターにて熊撃退スプレーを1本レンタルしました。
https://center.shiretoko.or.jp/
料金:1,100円/24時間
貸出開始時間と返却予定時間を申告する。
使用した場合は15,000円位、使用料金を支払う。
返却時に軽量を行い、貸出前とスプレー缶の重さが変わらなければ使用料金は発生しません。

<岩尾別登山道>
木下小屋〜羅臼平〜山頂のピストン
道はよく整備されていました。
段差には土嚢が積まれたりしていました。
しかし、ここはガチの自然公園。
常に獣臭が漂い、いたる所に獣道があり、いつどこからどんな動物が登山道に飛び出てくるか分かりません。
私の鼻だと、常に動物園の中を歩いている感じでした。
ヒグマの生息地であり、常に周囲には気を張り続けていました。
今回は遭遇しませんでしたが、極楽平付近でエゾシカが飛び出してきて誤って熊撃退スプレーを使う所でした。
その他周辺情報 熊の湯 (寄付)
https://kanko.rausu-town.jp/spots/view/28
みちの駅「うとろ」で朝食のおにぎりを食べていると雨が降り始めました。急いで木下小屋へ向かいますが、分岐が分からず、県道93号線を進み過ぎてしまいました。
GPSで現在位置を把握、引き返して辿り着くことができました。
予定より30分程度遅れてしまいました。
「秘境知床の宿 地の涯」前の駐車場に車を停めます。
木下小屋はホテルの裏手です。

朝4時半ごろから雨が降り始めました。
雨雲レーダーでは7時位には止む予報だったため、雨の中を進む事にしました。
1mm程度の雨だったので、レインウェアはパンツだけにして笠を差しました。
みちの駅「うとろ」で朝食のおにぎりを食べていると雨が降り始めました。急いで木下小屋へ向かいますが、分岐が分からず、県道93号線を進み過ぎてしまいました。
GPSで現在位置を把握、引き返して辿り着くことができました。
予定より30分程度遅れてしまいました。
「秘境知床の宿 地の涯」前の駐車場に車を停めます。
木下小屋はホテルの裏手です。

朝4時半ごろから雨が降り始めました。
雨雲レーダーでは7時位には止む予報だったため、雨の中を進む事にしました。
1mm程度の雨だったので、レインウェアはパンツだけにして笠を差しました。
ホテルの裏手に回ると木下小屋がありました。
ホテルの裏手に回ると木下小屋がありました。
道は明瞭でした。
笠を差しているので少し歩き難いですが…。
1
道は明瞭でした。
笠を差しているので少し歩き難いですが…。
スタートして1時間ほどで雨は止みました。
笠を畳みました。
しかし、草木は濡れているのでレインパンツは脱ぎませんでした。
スタートして1時間ほどで雨は止みました。
笠を畳みました。
しかし、草木は濡れているのでレインパンツは脱ぎませんでした。
何名かを追い越しました。
勾配はきつくありません。
何名かを追い越しました。
勾配はきつくありません。
森の中を進みます。
森の中を進みます。
大きな木の枝が目の上の高さにあるので良く頭をぶつけました。
15,6回はぶつかったと思います。
ヘルメットが欲しい所です。
大きな木の枝が目の上の高さにあるので良く頭をぶつけました。
15,6回はぶつかったと思います。
ヘルメットが欲しい所です。
極楽平を通過しました。
ここは名前の通り、平でした。
少し進むと、前方からドタンと音がしました。
先行していたK氏が突然停止しました。
相手の姿が見えません。
腰に下げていた熊撃退スプレーのセーフティピンを外し、身構えました。知床自然センターでスプレーの使い方を教わりましたが、いきなり使う事になるとは…。
しかし、目の前に出てきたのはエゾシカでした。
この時、指はトリガーにかかっていました。
危ない所でした…。
ヒヤヒヤです。
極楽平を通過しました。
ここは名前の通り、平でした。
少し進むと、前方からドタンと音がしました。
先行していたK氏が突然停止しました。
相手の姿が見えません。
腰に下げていた熊撃退スプレーのセーフティピンを外し、身構えました。知床自然センターでスプレーの使い方を教わりましたが、いきなり使う事になるとは…。
しかし、目の前に出てきたのはエゾシカでした。
この時、指はトリガーにかかっていました。
危ない所でした…。
ヒヤヒヤです。
獣臭い道を進みます。
K氏に「感じませんか?」と聞くとあんまり感じなかったようで…。
歩いている内に「あ〜そんな匂いするね…」と、ここに来てようやく感じる様になったようです。
獣臭い道を進みます。
K氏に「感じませんか?」と聞くとあんまり感じなかったようで…。
歩いている内に「あ〜そんな匂いするね…」と、ここに来てようやく感じる様になったようです。
木を潜りながら進みますが、私は相変わらず頭をぶつけます。
木を潜りながら進みますが、私は相変わらず頭をぶつけます。
仙人坂を通過します。
ここからつづら折り道を登ります。
仙人坂を通過します。
ここからつづら折り道を登ります。
そんなに勾配はありません。
そんなに勾配はありません。
ただ、こういう木が邪魔します。
ただ、こういう木が邪魔します。
携帯トイレブースがある小屋前を通過します。
木々の陰に隠れていましたが、しっかりした小屋がありました。
携帯トイレブースがある小屋前を通過します。
木々の陰に隠れていましたが、しっかりした小屋がありました。
大沢入口まで来ました。
ここから沢を登り詰めて羅臼平へ出ます。
大沢入口まで来ました。
ここから沢を登り詰めて羅臼平へ出ます。
あの先が羅臼平です。
あの先が羅臼平です。
今までなだらかだったので、ここに来て急に斜度が上がります。
1
今までなだらかだったので、ここに来て急に斜度が上がります。
この辺りから高山植物が花を咲かしています。
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この辺りから高山植物が花を咲かしています。
岩に階段ステップが掘られていました。
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岩に階段ステップが掘られていました。
羅臼平に到着しました。
ここで休憩を入れました。
ただし、全周警戒は怠りません。
1
羅臼平に到着しました。
ここで休憩を入れました。
ただし、全周警戒は怠りません。
山頂は雲の中ですが、行きましょう。
山頂は雲の中ですが、行きましょう。
フードボックスがありました。
食料が入っているザックはここに入れておく様です。
フードボックスがありました。
食料が入っているザックはここに入れておく様です。
ガスガスの山頂へ向かいます。
引き続き、周囲に警戒です。
ガスガスの山頂へ向かいます。
引き続き、周囲に警戒です。
視界は15mほど。
ハイマツの回廊が出来ているので迷うことはありません。
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視界は15mほど。
ハイマツの回廊が出来ているので迷うことはありません。
この岩場を超えるようになると、山頂まではロックガーデンを進むことになります。
この岩場を超えるようになると、山頂まではロックガーデンを進むことになります。
木々の露を頭から被る事になります。
木々の露を頭から被る事になります。
マーカーは十分にあります。
マーカーは十分にあります。
山頂までまもなくですが、肝心の山頂までの視界がありません。
後に聞くと知床の山はいつもこんな感じだとか。
山頂までまもなくですが、肝心の山頂までの視界がありません。
後に聞くと知床の山はいつもこんな感じだとか。
岩だらけの山頂に到着しました。
山頂と言っても外輪山の中で一番高いところです。
御釜も見えませんでした。
残念ながら展望はありません。
周囲動画も撮りましたが真っ白で写ってい無いに等しいです。
山頂踏めたので良しとしましょう。
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岩だらけの山頂に到着しました。
山頂と言っても外輪山の中で一番高いところです。
御釜も見えませんでした。
残念ながら展望はありません。
周囲動画も撮りましたが真っ白で写ってい無いに等しいです。
山頂踏めたので良しとしましょう。
下山途中に見つけたチングルマ。
標高2000m以下でも見られるんですね。
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下山途中に見つけたチングルマ。
標高2000m以下でも見られるんですね。
視界が晴れたタイミングがありました
正面に見える山は天頂山でしょうか?
幻想的な雰囲気をだしています。
すぐに雲に隠れてしまいました。
視界が晴れたタイミングがありました
正面に見える山は天頂山でしょうか?
幻想的な雰囲気をだしています。
すぐに雲に隠れてしまいました。
羅臼平を見下ろす位置にきました。
正面に三峰でしょうか。
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羅臼平を見下ろす位置にきました。
正面に三峰でしょうか。
太平洋側の国後島は見えませんでした。
太平洋側の国後島は見えませんでした。
この辺りからすれ違いが多くなりました。
雨の様子を伺いながら登ってきた方々と思います。
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この辺りからすれ違いが多くなりました。
雨の様子を伺いながら登ってきた方々と思います。
羅臼平に戻り小休憩を入れていると、羅臼岳の山頂が晴れてきました。
ただ、周辺の雲が取れていないので、海までは見通せなかったと思います。
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羅臼平に戻り小休憩を入れていると、羅臼岳の山頂が晴れてきました。
ただ、周辺の雲が取れていないので、海までは見通せなかったと思います。
羅臼平を降ります。
羅臼平を降ります。
大沢を下っている最中にシマリスに会えました。
2匹見つけました。
記念撮影会が始まったため、ここで足止めです。
人を見てもあまり驚かないので、驚きました。
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大沢を下っている最中にシマリスに会えました。
2匹見つけました。
記念撮影会が始まったため、ここで足止めです。
人を見てもあまり驚かないので、驚きました。
砂地を慎重に下ります。
砂地を慎重に下ります。
大沢入口を出てすぐに、K氏の足元にヘビがいました。
危うく踏みそうになっていました。
危なかったです。
あとで調べた所、アオダイショウの子供でした。
マムシだったら危なかったです。
大沢入口を出てすぐに、K氏の足元にヘビがいました。
危うく踏みそうになっていました。
危なかったです。
あとで調べた所、アオダイショウの子供でした。
マムシだったら危なかったです。
下山も木が邪魔をします。
下山も木が邪魔をします。
道は歩きやすく、土のうも積まれて階段も出来ています。
道は歩きやすく、土のうも積まれて階段も出来ています。
だけど、国立公園とは言えども…これは切って欲しかった。
だけど、国立公園とは言えども…これは切って欲しかった。
鹿に遭遇した極楽平を通過。
この時点で、エゾシカ、シマリス、アオダイショウにお会いできたが、ヒグマはまだ見つけていなかったです。
鹿に遭遇した極楽平を通過。
この時点で、エゾシカ、シマリス、アオダイショウにお会いできたが、ヒグマはまだ見つけていなかったです。
麓まであと2kmの地点です。
空が晴れてきました。
同時にセミの鳴き声がとてつもなく五月蝿くなってきました。
耳栓をしたい位です。
麓まであと2kmの地点です。
空が晴れてきました。
同時にセミの鳴き声がとてつもなく五月蝿くなってきました。
耳栓をしたい位です。
オホーツク海を見下ろします。
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オホーツク海を見下ろします。
登山口(木下小屋)に到着です。
ホテル脇にある靴洗い場で登山靴を洗います。
さすがに泥だらけの靴をレンタカーに積み込めないです。
このあと知床峠を超えて熊の湯に向かいました。
登山口(木下小屋)に到着です。
ホテル脇にある靴洗い場で登山靴を洗います。
さすがに泥だらけの靴をレンタカーに積み込めないです。
このあと知床峠を超えて熊の湯に向かいました。

感想

今回は積雪期BCでいつもお世話になっているK氏の百名山ツアーに相方として同行しました。
山登りがメインなので周辺のキャンプ場でテント生活しながら回る計画です。
(流石に最終日は宿に宿泊します。)

北海道山行遠征初日は知床の「羅臼岳」に向かいました。
女満別空港から知床自然センターに立ち寄り「熊撃退スプレー」レンタルします。
そのあと国設知床野営場に移動、登山当日は朝4時半に野営場を出ました。
道の駅「うとろ」で山行準備をしていると雨が降り始めました。
とりあえず、登山口へ向かおうということで県道93号を進みますが、木下小屋への分岐がわからず、カムイワッカ方面に進んでしまいました。
ガーミンのGPSを使い、木下小屋へ通じる分岐まで戻りました。
分岐ですが、木下小屋ではなく「岩尾別温泉 地の涯」の案内があるだけでした。
土地勘の無い我々には分かりませんでした。
結果スタート開始時刻30分ほど遅れて登山開始となりました。

登山道について。
よく整備されています。
階段も土嚢や石積で作られており、非常に歩きやすいです。
道中は獣臭が漂います。
鼻が効く方ならすぐに気がつくと思います。(動物園の香り)
至る所に獣道があります。
また、羅臼岳はヒグマの生息地内にあります。
今回は熊撃退スプレーは使うことありませんでしたが、知床自然センターのレンジャーさんの話では普通にいるとの事。用心に越したことはありません。


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コメント

お疲れ様でした♪
2024/8/7 22:46
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ハイキング 道東・知床 [日帰り]
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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