餓鬼岳&初の唐沢岳:孤高の唐沢岳は素晴らしい
- GPS
- 13:58
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 2,901m
- 下り
- 2,902m
コースタイム
- 山行
- 13:14
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 13:57
( 3:33(3:40) 自宅 )
4:08-10 駐車場(980m)
4:13(4:25-30) 白沢登山口(993m)
5:20(5:40) 魚止ノ滝(1,325m)
5:47-49(2")(6:05-10) 水場(1,474m)
7:15(7:30) 大凪山(2,072m)
8:57-9:00(3") 餓鬼岳小屋(2,605m)
9:06-09(3")(9:35-40) 餓鬼岳(2,647m)
9:31-32(1")(10:00) 展望台(2,589m)
10:00 餓鬼のコブ(2,500m)
11:24-40(16")(11:50-12:00) 唐沢岳(2,563m)
登り:7'14"(7'20") 延標高差:2,821(2,690)m
速度:390(367)m/h 休憩:9"(10")
12:58-13:01(3") 餓鬼のコブ(2,500m)
13:36-41(5") 展望台(2,589m)
14:02 餓鬼岳(2,647m)
14:06-09(3")(13:55-14:00) 餓鬼岳小屋(2,605m)
15:25-27(2")(15:20) 大凪山(2,072m)
16:31-36(5")(16:30) 水場(1,474m)
18:05(17:30) 白沢登山口(993m)
18:07 駐車場(980m)
( 18:42 自宅 )
下り:6'27"(5'30") 延標高差:2,821(2,596)m
速度:437(472)m/h 休憩:18"(5")
山行:13'57"(13'00") 延標高差:5,642(5,286)m
速度:404(407)m/h 休憩:43"(25")
距離:21.7(18.5)km 歩行速度:1.56(1.42)km/h
Door to Door:15'09"(14'40")
天候 | 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
5台置ける最も広いスペースに駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
車両進入禁止の三叉路に登山届のポストあり 沢の高巻道は、危険個所に橋や梯子が架かっており鎖もあるが、滑りやすいので気を付ける。 全般的に道は樹林帯で歩きやすい道だが木の根が縦横に走っているので、滑りと躓きに注意。 水場から大凪山への道は沢筋のガレ場を通るが浮石が多く落石に要注意。 唐沢岳への最後の急登は、花崗岩の砂地で滑りやすく、かつ、急なため岩をしっかりホールドするか木をしっかりつかんで登ること。特に下りは要注意。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ(インナー)(グレー) 1 スマートウール
ズボン(半ズボン可)(土色) 1 モンベル
靴下(ロング) 1対 スマートウール
グローブ(フリース&指なし皮) 2対 ブラックダイヤモンド&キャンプ
防寒着(フリース)(青グレー) 1 マムート
雨具(ゴアテックス) 1対 ノースフェイス
ヘルメット 1 ペツル
靴(3季用) 1対 スポルティバ
予備靴ひも 1対
ザック(30L) 1 グリベル
昼ご飯 1食
行動食 各種
非常食 各種
飲料 2 アクエリアス(0.5L)
地図(地形図) 各種
コンパス 1
笛 1
計画書 2
ヘッドランプ 1 ブラックダイヤモンド
予備電池 各種 ヘッドランプ用、GPS用&携帯電話用
GPS 1 ガーミン
筆記用具 1 赤ボールペン
ファーストエイドキット 1 ドイター
針金 1巻
ロールペーパー 1
保険証 1
携帯 1 AU
ツェルト 1 ヘリテイジ
ストック(3段伸縮) 1対 グリップウェル
ナイフ 1
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感想
唐沢岳は、予想以上にいい山だった。余り知られていない山だが、山奥に堂々とした孤高の山である。
しかし、日帰りはきつかった。餓鬼岳からは近そうに見えたが、やはり遠かった。登りは予定通りだったが下りは本当に弱くなった。木の根が縦横に走っており、行き3回(2回は岩で滑り)帰り3回転びバランスの悪さと態勢を立て直せない粘りのなさを痛感した。そのため急がず慎重に下ったはずだが。ヘルメットが役に立った。1度は根に躓き前方横の藪に頭から突っ込む。ヘルメットに衝撃があったので被っていてよかった。立木に2度頭を打っているのもヘルメットで事なきを得た。そのほか弁慶の泣き所を両足打ったり災難続き。
しかし、岩をよじ登ったり、沢を歩いたり、樹林帯を歩き気持ちがよかった。相変わらず、人には多く会わない。小屋までで2人、唐沢岳への道で2人パーティに帰り餓鬼岳山頂で3人の女性のパーティ計7名のみ。
今日も静かな山旅だった。
今回は延標高差5,600m強はトップから7番目に当たるが、もうそろそろ限界か。今年が挑戦の最後になりそうだ。
登山道の様子も追加したい。
車両禁止の緩やかな道を600m程歩くと白沢登山口の標識が。白沢登山口は登山ポストの所が妥当。
そこから一旦下り4ー500m行くといよいよ山道、高巻の道に下っては登り、沢に出て2度程橋を渡り右岸の巻道に。その間に左から沢(水場)を渡る。紅葉ノ滝は右岸の急斜面に橋?梯子?を渡し手摺、鎖が施してある。
帰りに写真をと思ったが足場が悪く、木々で滝もよく見えないので断念。
その後、沢に下り、橋を渡り左岸に。昔はそのまま右岸を歩いた気がする。沢に下りたりして変化があり面白い。(実は往きは暗闇で分からず。)
ようやく夜明けが近くなり、正面に魚止の滝が見えてくる。
また、右岸を高巻する。魚止の滝の標識がある。ここは記憶にある。
暫く登ると、ようやく最終水場に到着。ここまで約1時間半。予定通り。
ここからは、せせらぎの音が遠のいていく。
枯れ沢のガレ場を登る。落石注意の立札がある。確かに浮石が多いし、また落ちてきたと思われる巨大な岩がある。人が多い時は要注意だ。
登りきると大凪山の標識が。しかし、ここは山頂ではない。山頂はもっと先のはず。
大凪山を過ぎ下りに差し掛かると餓鬼岳が見えてくる。
しばらく行くと痩せ尾根になり、左に富士山、甲斐駒を初めとする南アルプス、左に八ヶ岳が見える。右手には頸城三山。今日は辛うじて見える。
左に、花崗岩の崩壊が見え、更に進むと百曲り入口の標識。小屋まで1時間とのこと。多分45分程で着きそうだ。
4年前のイメージでは最後左をトラバースして小屋に着いた。早くそのトラバースに入りたいが中々来ない。
ようやく、小屋に到着。ここから餓鬼岳は目の前。アクエリアスとアミノバイタルを。
餓鬼岳には直ぐに着く(10分足らず)。180度のパノラマ(東側は雲で全く見えず)。
しかし、ここからは槍は見えず。
いよいよ、これから未踏の唐沢岳へ。榛松からすぐに樹林帯に。高度差の少ない道を進み開けた先に行くと展望台への分岐に。展望台は左にすぐなのでそこまで行く。槍が見えてきた。立山方面に雲が湧いて来た。
餓鬼のコブ、唐沢岳への道が目に飛び込んでくる。結構下る。200m前後の下りが待っている。榛松の道を下り直ぐに樹林帯に入る。
今日は日差しが弱く、樹林帯があるので、暑くなく私にとっては最適。
餓鬼のコブは山頂には登らず、左を巻く。花崗岩の奇岩で燕岳を思い出す。またまた、どんどん下る。2,400mまで。
さあ、いよいよ、唐沢岳への登り、と思いきや、登って下る。
急登にかかると花崗岩の砂が。まるでザラメ雪や富士山の砂を思い出す。
角度も急になり、岩や木の枝をたよりに登る。足元が不安定だけに緊張する。巨岩を越えようやく山頂にたどり着く。
今回は山頂で十分(16分)休んだ。山奥の孤高の山で一人佇むのは至福の時だ。
こんにちは
bumpkinさん
唐沢岳なかなかいいですね
いつもは高瀬ダムから見ているだけですが
機会があったら行ってみたいと思います
是非、登ってみて下さい。keiseiさんならあっという間に登れると思います。
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