河津峡
- GPS
- 05:03
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 962m
- 下り
- 964m
コースタイム
天候 | 下界は40度近くのひどい気温 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
額々山(がくがくやま)に詰める沢。名前面白いな。
「ゴルジュと滝と転石。他の西中国山地の沢にはない雰囲気がここにある」と言わしめたその渓相、期待に溢れる。
舗装路までて車を置き、林道終点までは道を歩く。ナメ床からポットホールにサラサラと流れる様子も美しい。錦川水系は水が綺麗だ。
入渓するまでに汗をかいてしまった。アブ対策に上下ネオプレンを着て来たので泳いで登れば丁度いいくらい。
水は明らかに少ない。癒されながら小滝をフリーで超えていく。F1は流木が挟まっている。高さはあるが滑らなければ落ちない程度で、この水量なら左右どちらも超えられそう。左岸のチムニーから超えた。
F5、チョロチョロとした流れの奥にF6が待ち構えていた。河津の滝だ。垂壁のうえホールドが見つからなくて、まぁ直登は無理だろう。右岸から簡単な岩登りで巻いたが落ち口が悪い。改めて記録を見たら左岸から巻いた方が良さそうだ。
その後もアスレチックな地形が続き面白い。F7飛び出しの滝はシャワーのように水が弾けてよい。裏側に明瞭なホールドがある。
以降だんだんと水が伏せて、暑さにやられる。浄水した水500mlでは足りず、水筒のアチアチのお湯を飲んでごまかす。
少し道を外したが登山道へぶつかり、右谷山まで歩く。ミノコシ峠からの登り返しがしんどい。バナナ補給。
右谷山の先から尾根道を下るが、始めこそ膝の薮で楽ちんだが次第にひどくなる。標高が下がると枝がちになり、プロレスのリングのごとく押し返されるし膝もシバかれる。俺が何をした。
co.925のトラバースあたりが足元も悪く非常に厄介。最後はミノコシ谷まで降りてしまって林道へ帰ってきた。谷下降の記録もあるけど、岩脆そうだし滑るから忌避していた。藪漕ぎとはどっこいどっこいかもしれないが。
総括して、登りは終始楽しく、陽もさす美しい沢だった。帰りは薮が面倒。スマホアプリがないと二回ほど沢に降りてしまう所だった。
スペシャルサンクス:アブ、日陰に溜まってる羽虫の大群、クモの巣 防虫ネットが役にたった。
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