スリリングなつり橋渡り奥三界岳


- GPS
- 09:50
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 1,600m
- 下り
- 1,586m
コースタイム
- 山行
- 8:50
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 9:50
4:10 穂高有明発
安曇野IC→中津川IC
6:40 夕森公園
<復路>
17:00 夕森公園発 木曽路 R19
20:00 自宅
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
411号へ入り夕森公園を目指す |
コース状況/ 危険箇所等 |
イセ谷のつり橋 だいぶ古くスリルある 倒木、岩(崖崩れ、最後部分の沢)の足場など注意 林道は整備され歩きやすい 昇竜ノ滝 手前工事中 登山道が短縮で整備されている 草に覆われているところも多い 山頂部の湿原地帯は足場の木が滑る 落ちるとかなりダメージを受けそう |
その他周辺情報 | 夕森公園キャンプ場 |
写真
感想
2015(平成27年)9月5日(土)
川上林道歩きとスリリングなつり橋を渡って奥三界岳
☔マークのない天気予報、久しぶりの好天ということで、笠ヶ岳以来、
11日ぶりの山へ。
岐阜県にある山だが、ほぼ長野県との境界線に位置する山。
中津川から夕森公園へと向かい、川上林道のゲート前に駐車。
まずは、洞穴ノ滝を目指す。
素晴らしい滝がたくさん見られる。
竜神ノ滝、アゼ滝、一つ滝、昇竜ノ滝など
川上林道(実は登山口を間違え)
ほぼ3時間の往復をする。
林業の盛んな地域。ヒノキの美林が広がっていた。
深い渓谷。よくぞこの場に林道を切り開いたと感心させられる。
いくつかの沢を渡る。きれいで美味しい水があふれる。
鬼ユリの群落も見られた。
登山道入り口からわずかに行ったところに
スリリングなつり橋
古い、傾いている、途中板が割れ穴が開いている、そして流れる水量は多い。ワイヤーで吊っているとはいっても、揺れてスリル満点。
この先にアゼ滝、一つ滝が見られる。
このつり橋の先には、倒木、根こそぎ倒れた木など横たわり、それらを通り急な登山道を登る。
急登を登り切るとぱっと明るくなり、上部林道に出合う。この林道はしっかり整備されていて落石に注意して通れば問題なかった。しかし長い。長く感じるのだった。
林道からは昇竜ノ滝と工事中の様子が見られた。近くで見ることを楽しみに歩いた。
しかし工事現場(奥くらがり渓谷)では、昇竜ノ滝に近づくことができず、工事現場の手前から仮の登山道が作られ、そこから登り始めるしかなかった。
ここからの登山道は落石、草におおわれた状態。不思議なことには舗装された部分が続くのだった。この先に営林署跡があり、昔は林道が通っていたと考えられた。
この営林署跡から先、急登がありそれを過ぎると、景色が変わった。
笹原が広がり、その先には中央アルプスの急峻な峰々、恵那山も山頂は雲の中ではあったが堂々と聳えていた。
この笹原の快適な登山道には沢が多く見られ、美味しい水を飲むことができた。そしてその中の一本の沢を最後の急登として辿るのだった。
少量ではあるが流れる水、不安定な石。気を付けて登った。
その沢の中で、すでに下ってくる方がいて、跳ねるように下ってくるのだ。
この方は、つり橋で私の横をあっという間に通り過ぎていった方だった。
もう下ってくる。私は、この方と下りですれ違った沢から登頂には1時間ぐらいかかっている。健脚者を久しぶりに見ました。
沢を登り切ると、後は緩やかに登ったり下ったりしながら山頂に道が続く。
途中の樹林帯は美しく、笹の緑も広がり緑が目の前に広がった。
また登山道の足元にはぬかるみ・湿原が出始め、そのぬかるみは深く、ストックを指すとかなりの深さを感じた。倒木が渡される部分を滑り落ちないように慎重に進んだ。夕森庭園と呼ばれていたようだ。途中に鏡池だろうと思われる緑濃い池も現れた。水芭蕉の大きな葉がたくさん見られた。
山頂に到着。倒れそうな展望台があり、恐る恐る登り展望を味わった。
印象に残ったのは御嶽山。3本の煙の上がる様子が見られた。木曽から延びる深い山並み。目立つ山容はないが緑が濃い。そしてこの奥三界岳の山容も確認できずにいる。目立たないが深い山なのだろう。
今回は林道歩きも加わり、長い山行になってしまった。
木曽から続く、長野県にも接する山ということで長野県側からも登れるようにと思う。しかし難しい。あまりにも深い山だ。
ふるちゃん
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