【二百名山47】笈ヶ岳 真夏の藪漕ぎ(北陸遠征2座目)

2024年08月11日(日) [日帰り]

• GPS: 14:51
• 距離: 20.2km
• 登り: 1,923m
• 下り: 1,920m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:51
• 休憩: 2:00
• 合計: 14:51

距離 20.2km 登り 1,923m 下り 1,920m

3:50 スタート地点
4:23 4:24 林道終点
5:06 5:15 中宮ダム
5:53 5:58 カワキ谷
6:51 7:14 水晶谷
8:17 8:25 西尾根取付き
9:56 9:57 P1543
10:21 10:43 殺生岩
11:49 12:15 笈ヶ岳
13:00 13:17 殺生岩
13:32 P1543
14:34 14:38 西尾根取付き
15:52 15:54 水晶谷
16:39 16:40 カワキ谷
17:31 中宮ダム
18:10 18:11 林道終点
18:41 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【8/10(土)冠山登山後、比��(ひめ)の湯へ移動、入浴後ヤマレコマップを開いてアクセスでルート案内、笈ヶ岳登山口まで移動、車の横でテント】
【8/11(日)笈ヶ岳登山】
【登山後、比��(ひめ)の湯へ移動、直ぐ近くの道の駅瀬女で車中泊】

コース状況／危険箇所等

※藪漕ぎのある上級者コース。体力必須。
※装備：ヘルメット、手袋、モンベルのクリマプレーンソックス、ストック、ツエルト、おもちゃの鉄砲(運動会で使われる火薬の出るもの)、熊の気配はなかったけど駐車地で数発試し撃ち、朝露対策、虫除けスプレー大量に噴射、アブは長袖の上からでも噛んでくるし、黒色を好むらしいので黒は避ける、たぶんこれは大正解でした。執拗に黒色パンツに群がっていたのを目撃。早朝にアブはいない。
※不要だった御守り：チェンスパ、アイガード、太陽光充電パネル

※参考：2023/10/29 ehasegawaさん https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6117575.html
※参考：2023/5/27 TADADAさん https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5545148.html
ありがとうございました

写真

8/11 3:51

3：50
長い一日が始まりました。真っ暗ですが林道なので安心して歩けます

8/11 4:24

林道終点
駐車地からここまで歩30分、車高の高い車は入れるようです

8/11 4:37

下の廊下みたい

8/11 4:45

渡渉は4〜5箇所

8/11 5:00

これが見えたらダムまであと少し

8/11 5:15

ダム到着

8/11 5:28

上りつめていく

8/11 6:32

登ったり潜ったりアスレチック満載

8/11 7:00

水晶谷の渡渉
Oさん裸足、私はおニューのクリマプレンプレーンソックスhttps://webshop.montbell.jp/sp/goods/disp.php?product_id=1125202&force=1

8/11 7:10

渡り終えて対岸をパチリ
この沢に出る手前、ロープはあるが崩れた急傾斜を降りてきた。復路は登るのかと思うと憂鬱になる。帰りのことなどまだ考えないぞ！と自分を鼓舞する

8/11 7:33

青いマットが見えた。ビバークできそうな場所。行きにはいなかったアブ🪰、帰りは執拗にこの辺りからアブ🪰がOさんにまとわりつく。内心、私じゃなくて良かった🙏

8/11 7:36

足元は朝露でビショビショ、緩やかな道が続く

8/11 8:10

西尾根取付点
ここからピンテ豊富。遅れはじめて荷物を少しOさんに持ってもらう。申し訳ない🙏御守りを持ちすぎ😭

8/11 8:53

この辺りは普通の登山でもあるあるの登山道だと感じたが写真撮る余裕なし

「白山が見えますよ」ってOさん言うけど景色楽しむ余裕ありませんわっ！！
写真提供Oさん

ストックをしまい、急登を草を掴みながら必死😅。この頃はまだ晴れている〜

8/11 10:20

殺生岩。ここから心して藪に挑む、この岩をトラバース、踏み跡は見えるが藪、苔で滑る、笹を掴み攀じ登る、ロープあり

8/11 11:02

下を見ると道らしいものはある。無理に突破しようとすると笹で足を絞められるので進めない

8/11 11:05

笈ヶ岳を捉えたが、すぐ前にOさんがいるのに藪で見えないし阻まれなかなか進めない

8/11 11:20

ピンテは豊富、藪は優しくかき分けると進める、漕ぐとはこのことか！コツを掴む

8/11 11:24

藪は完全に私の背丈を越している。熊鈴を鳴らしているのは置いていかれないように私の存在をアピールしている意味もある😅

笈ヶ岳(1841m)
登頂できて嬉し涙ちょちょギレ🤣
山頂標逆さまだぁ〜
皇海山から六林班の笹藪も凄かったけどそれ以上だったわ

8/11 11:50

山頂に謎のビンがあったが怖くて触らなかった。何が入っているのだろう

8/11 11:52

二度と来ることはないだろうからもう一枚パチリ

8/11 12:11

ガスが消えるのを待ちたかったが長居は出来ない、下山しまぁ〜〜す

8/11 12:16

帰りの笹目は順方向なのでスイスイ、とはいえ藪漕ぎは体力奪われる

ヘルメットは必須、何度もぶつけた

水晶谷を渡り終え、難所を終了したことに安堵を覚え、無事帰ることに集中する

水晶谷

8/11 17:38

下山中Oさんに西尾根取付点から執拗にまとわりつくアブ。Oさんは背中、尻、腕を100以上😱。私は林道終点から駐車地の短距離間で集中攻撃をうけて顔4腕19。お陰で殴られた様な顔に…🤣

凱旋しながら見上げるとオレンジ色に染まる西の空が美しい、「おかえり」と空が言っていた

18：41
ただいま〜〜駐車地に戻る、明るいうちに帰ってこられて良かったぁ

なぜ、いつも瞼をやられるのだろうか💢。翌日は更に腫れて数ミリしか開かない(泣笑)

撮影機器：

iPhone 12 Pro Apple

感想

tanamari

日本二百名山、三百名山を意識しはじめてまだ浅くどんな山があるかもあまり知らないが、笈ヶ岳は最難関の山で到底私の技量での単独は無理だということぐらいは知っていました。
先月、月山の山行でご一緒させて頂いた師匠Oさんが笈ヶ岳へ行くということを耳にした私はすぐ様、ご一緒させていただけませんかと懇願したところ快諾していただけたのでした。

ヤマレコやヤマップで笈ヶ岳の記録を探すも残雪期と秋ばかり。唯一2023/8/5にヒロキさんが真夏に登頂している記録あり(ヤマップで詳しく記録されている)。アブ🪰が凄いという事と踏み跡はあるが生い茂る草を掻き分けて藪漕ぎをする事、夏の笈ヶ岳の登頂記録がない理由がわかった。でもアブを怖がらなければ日の長い夏もありなのかな。先頭を歩いていないので藪の凄さは半減していると思われるけどね😅。行ける時に行かないとという思いから覚悟して師匠に同行させて頂きました。

笈ヶ岳は私の日帰り山行の中でも、歩程時間が最も長く累積標高差も1番、藪漕ぎも1番、体力最高峰の山でした。

登山中の感想は写真コメントにて

北陸遠征1座目 冠山 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7114261.html

※今回更新した挑戦中の山リスト
日本二百名山…笈ヶ岳 (47/100)

コメント

24c

I can't put it into words
凄いです✨

tanamari

24cさん
It’s a piece of cake from my view haha
２度目はないですけどね🤗

24c

tanamariさん、very easy?
羨ましいですが、私は一人では無理です。
同行者との出会いが笈ケ岳登頂への道、その出会いはtanamariさんが引き寄せたのです✨

ehasegawa

こんばんは！少しは参考になりました？
それにしてもこの時期とは。ヤブも元気で大変だったでしょう。アブは予想外ですかね。
そんなに噛まれると熱でそうです。お大事に。
お疲れ様でした。

tanamari

ehasegawaさん　こんばんは
火薬の鉄砲は熊鈴より効果がありそうで真似して購入しました。
同行者、ギョッと:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):してました　笑
持ち物大変参考になりましたよ！
ソックスも真似して購入、渡渉時、裸足の師匠は冷たい💦って言ってましたが
高級ソックスのお陰で冷たさは感じないし、滑らないし、安心感がありました。
また色々参考にさせていただきますねー