仙塩尾根 / 塩見岳→仙丈ヶ岳(鳥倉登山口↑北沢峠↓)
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- GPS
- 82:04
- 距離
- 38.6km
- 登り
- 3,755m
- 下り
- 3,564m
コースタイム
- 山行
- 5:06
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 5:47
- 山行
- 8:41
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 9:48
- 山行
- 8:01
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 8:34
天候 | 3日続けて好天! 縦走メインの2日目がずっと晴れてたのは、暑かったけど嬉しかった。 気温は朝10~12℃、日中稜線上でも23℃くらい。 久しぶりにエアコンを使わない3日間でした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR飯田線 伊那市駅 5:13 伊那大島駅 6:30 南アルプス登山バス 鳥倉線(伊那バス) 伊那大島駅 6:45 鳥倉登山口 8:30 ▼帰り 南アルプス林道バス 北沢峠 13:10 戸台パーク 13:45 南アルプスジオライナー 戸台パーク 17:00 茅野駅 18:25 JR特急あずさ 茅野駅 19:09 新宿駅 21:17 ※伊那バス 鳥倉線 https://www.ibgr.jp/wp-content/uploads/b94ffb2a705ba8ab71ba06949a1f4269.pdf ※南アルプス林道バス http://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html ※ジオライナー(戸台パーク17:00発のみ) https://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/jrbusdeiku/jrbus.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
それなりの急坂、岩場、痩せ尾根はありますが整備された良いルート。 塩見岳から北上すると最終日(一気に下山するなら)に一番登ります。 ▼鳥倉登山口~塩見岳 ・三伏峠まで 樹林帯を淡々と登る。序盤に水場(ほとけの清水)。整備されているけど木の階段がよく滑ります。 ・塩見小屋まで 引き続き樹林帯を多少アップダウンしながら。景色が拓けてくるからテンション上がります。 ・ピークまで 天狗岩までひと登りしてから核心部。さほど難しくはないけど落石しやすくて狭いので注意。西峰と東峰をつなぐ道は標高3000m超えの絶景! ▼塩見岳~熊の平小屋 ・北荒川岳まで 序盤のザレ場の下りは要注意。滑りやすい落石しやすい。地蔵尾根から赤岳に至るザレ場より滑るししんどいと思う。 その後はひたすらアップダウン。晴れてると間ノ岳、農鳥岳がドーンと見えっぱなしだし、仙丈ヶ岳も遠望できてキツイけど楽しい。 ・新蛇抜山~安倍荒倉岳まで 標高2600m前後の樹林帯をアップダウン。まずまずしんどい。7:00とか8:00頃だったけど暑かった… ・熊の平小屋まで 痩せ尾根を通過してから下り。三峰岳への急登を正面に見ながら下っていくので、テンション下がらないように注意。熊の平で一泊するのもあり。 ▼熊の平小屋~三峰岳~両俣小屋 ・三峰岳まで 樹林帯の急登超えたら、三国平を経てアルプスらしいガレ場の急登。地図に注意書きとかないけど、わりと危険箇所だと思う。 谷側に切れ落ちた狭いトラバースやけっこう細い尾根を手足使ってよじ登ったり。 ・両俣小屋まで 三峰岳から1000m下ります。CT3時間くらい。 三峰岳からの下りは急坂で滑りやすい。樹林帯に入ってもしばらく段差大きく標高2500m切ると歩きやすくなる。 野呂川越から両俣小屋への下りは登りの方が歩きやすい。 ▼両俣小屋~仙丈ヶ岳 ますは野呂川越まで250mほど登り返して稜線へ。 リズムよく歩きやすい樹林帯を登ってるとサクッと横川岳へ。 ・伊那荒倉岳まで 樹林帯を小刻みにアップダウンするので、あまり標高が上がらない。道は歩きやすい。 ・大仙丈ヶ岳まで 森林限界超えると仙丈ヶ岳がドーン。ガレ場をしばらく行くと、大仙丈ピークの基部へ。そこから200m弱急坂を登ると山頂。 ・仙丈ヶ岳まで 尾根筋。少し痩せ尾根。 ▼北沢峠まで 馬の背ヒュッテ側から。アルプスのメジャールートって感じの下り。 |
その他周辺情報 | ・塩見小屋 寝袋がなかなか快適。お手洗いを携帯トイレ(宿泊者備え付け)にしてるのは清潔感あって良かった。 https://www.ina-city-kankou.co.jp/yamagoya/shiomi/ ・両俣小屋 15:00までに着けば予約なしでも夕食付き。その夕食が家庭的ですごく美味しい(写真忘れた)。釣り人に愛されてるのも納得の小屋でした。 https://ryoumatagoya.com/ ・仙流荘 リニューアルされてとてもキレイに。14:30までならご飯も食べれてGOOD! https://www.ina-city-kankou.co.jp/senryuso/ |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
今夏の目標2つ目「仙塩尾根」クリア!
最初と最後だけ3000m。
樹林帯あり、岩場ありのアップダウンを白根三山を横目にひたすら歩く。好天もあったけど良い縦走路でした。
特に塩見岳から見渡す全景はテンション上がります。
蝙蝠岳への稜線もすごく良いし。
今回一番苦労したのは山行計画。
南アルプスあるあるですが、登山口に行くまでが一苦労。
悩みだしたらキリがないから…
・目的を仙塩尾根縦走に絞る
→丹渓新道とか蝙蝠岳経由したいとか考えない
・夏の日差しを正面に受けたくない
・帰路の選択肢(保険)を増やしておきたい
すると必然的にスタートは鳥倉登山口、ゴールは北沢峠に。
行きはひとつでも乗り遅れるとアウトなので、山行中とはちがう緊張感…南アルプスの難易度が上がるわけです。
これで南アルプス北部はほぼ歩けたので、ぼちぼち南側~深南部も狙っていきたいところです。
※※※ 縦走計画のこと(備忘録かねて) ※※※
縦走計画(小屋泊)の起点は「鳥倉登山口」にどう行くか?から。
いろいろ考えて「2」に。
1、毎日アルペン号
5:30着で初日の行動時間は稼げる。
だけど夜行バスだといきなり疲れた状態からスタートになるから、真夏の長距離縦走だと日和る。
2、鳥倉線バス 朝便
6:45に伊那大島駅発。駅周辺に宿泊施設がなく、飯田線沿線のどこかに泊まって始発移動しないといけない。
メリットは8:30着なので無理なく塩見小屋まで行ける。三伏峠小屋だと時間を持て余す。
3、鳥倉線バス 午後便
12:00松川IC発なので当日朝イチの新宿発の高速バスと接続可能。とはいえ、登山口に着くのが13:55なので、暑い午後に急いで三伏峠小屋に行くことになる。
それに万一高速バスが事故渋滞にハマって遅れたら…炎天下に松川ICに置いてけぼりという悲劇に。
ということで、初日は塩見小屋に。
続いて2日目。
塩見小屋から熊の平小屋だとCT7時間で少し物足りない。
避暑&夜明けを堪能するため4:00出発するとお昼前に着いてしまう。
そこで2日目のゴールは両俣小屋に。
15:00までに着けば予約なしでご飯付き小屋泊可!
そして3日目。
両俣小屋スタートなら、早朝出発で昼前に仙丈ヶ岳に行ける。北沢峠に下山すればバスにも余裕がある。
1日1本ですが仙流荘から茅野に直で行けるジオライナーは重宝します。
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