経ヶ岳(長野)
- GPS
- 06:34
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,420m
- 下り
- 1,417m
コースタイム
- 山行
- 6:03
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 6:34
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
前日、奥穂高岳登山が撤退となったのだが、元々2日の行程だったし、せっかく長野まで来たので、どこか1座は登って帰りたいと思ったので、松本市から近い山を色々と調べてみた。天気はどこもあまり良いとは言えないのだが、中央アルプスの北端、二百名山の経ヶ岳が登れそうだったので、気持ちを切り替えて、新たに日帰り計画を立ててみた。“経"の字が付く山では最高峰だそうだ。翌日は午後から天気下り坂なので、レンタカーを借り、伊那市に1泊して早朝に登山口に🚗で移動した。
PM5:00、大泉谷ダム登山口を出発。前日に引き続き、天気はあまり芳しくない(´-ω-`)。午前中には下山する計画なので、そこまでもってくれれば良いのだが・・・。2合目までは林道風の道を歩く。すると薄暗い中、目の前で何か黒っぽいものが動いた!(; ・`д・´)。クマか?・・じゃなくカモシカだった。早朝は野生動物遭遇率が上がるな。慌ててクマ鈴装着する。
2合目から先は斜度もキツくなり、単調な登りが続く。2時間ほどで5合目に到着。ここまでの登山道は草も刈られていて歩きやすかったのだが、5合目から先は笹藪の道になった。ここまでも所々草が多かったが足首が埋まる程度だった。ここからの笹藪は膝上までくる。前日の☔で笹も濡れていたので、そのまま突入したらズボンがずぶぶ濡れになってしまった。(-" 仕方ないので下だけでもレインウェアを着ることにする。7合目/8合目は見晴らしの良さそうなピークになっていて、晴れていれば乗鞍や御嶽も見えるそうだが、、、、さすがに今日は無理っぽいな・・・残念(´;ω;`)
8合目を過ぎると一気に百花繚乱の登山道となった。登山道にはみ出すくらいに色んな色の🌼が咲いてる。普段はあまり🌼の写真は撮らないが、今日は眺望が全然ないので、いつもより🌼の写真撮ってみた。自分は高山植物にあまり詳しくないけど、撮ってる倍の種類は咲いてたと思う。この山はササユリが有名らしいが、開花時期は6 月〜7 月ということで残念ながら見れなかった。
9合目から先は笹薮がさらに高くなり胸上まできた。まじかー!これは上もレインウェア着ないと全身ずぶ濡れになるな。藪の切れ目で辛うじて登山道は判別できるが、足元が見えないので、時々木の根につまずく。こにきて藪漕ぎする羽目になるとは・・・;つД`)。
ここまま山頂まで藪漕ぎはツラいと思っていたら、9.5号くらいからは笹が刈られていた。最近刈られたばかりのようなので、山頂から少しづつ草刈りしてるらしい。そこから山頂までは快適な道に戻った。!(^^)!
登坂開始から3時間半で山頂到着。山頂には観音様と石塔が祀られている。石塔の下には登山口にある仲仙寺のお経が埋められているということで、山名に由来になっているそうだ。無事登頂の御礼参りをする。風が強いが経ヶ岳山頂は周囲が木々で囲まれていて、防風林の役割を果たしてくれるので、吹き曝しにならずに済んだ。
下山途中、7合目まで下りるとガスが晴れ、伊那市の街並みが見えた。ようやく眺望が拝めたΣ(・ω・ノ)ノ!伊那市の向こうは南アルプスがさすがにそちらまでは見えなかった。まあ最後に少しでも眺望見れたのは良かった。予定通り昼前に下山完了。この天気のせいか他の登山者またもゼロ(今年はそんな山行が多いな(;^ω^))
総じて言うと前半は変化に乏しい登山道が続くのがつらいが、基本歩きやすい道だし、後半は多種多様な高山植物が見れるのが良い。北アルプスの無念を中央アルプスでやや取り戻した1日でした。
二百名山(23)
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する