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Yamareco

記録ID: 7138120
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ハイキング
甲信越

八海山へ夏季鍛錬

2024年08月14日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:22
距離
8.6km
登り
1,324m
下り
1,321m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:28
休憩
1:53
合計
10:21
9:35
9:36
30
10:35
10:46
93
12:19
12:28
88
13:56
14:02
8
14:10
6
14:16
14:25
55
15:20
15:59
10
19:32
ゴール地点
訳あって、今回は遅い時間からのスタートとなりました。
ペースも上がらず、帰りがすっかり遅くなってしまいました。
用心のために持って行ったヘッデンが役に立ちました。

前日の雨か、朝露なのか?
すっかり伸びた登山道の草たちはびっしょり濡れています。
少し歩いただけでズボンはすっかり水浸し。
挙句の果ては靴の中も水が浸透し、ほぼ雨の中の登山と変わらない状態でした。
天候 くもり
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
屏風道:4合目あたりから鎖場が始まり、ひたすら急登が続きます。
八つ峰:こちらもアップダウンの鎖場が続きます。
新開道:垂直に降りてからトラバースが始まります。
    このトラバースが八海山の核心部と言ってもいいと思います。
    昨年よりも更に道の状態が悪くなっているような気がしました。
    鎖もなく、ここ行くの?って所が何カ所かあります。
    その後下降をはじめます。鎖やザイルが必要最低限あります。
    難所を過ぎるとあとは気持ちのいいブナ林をひたすら下ります。
その他周辺情報 帰りがすっかり遅くなってしまいましたが金城の里は21時まで入浴可能でした。
料金は、100円上がって450円でしたが、それでも安い!
今日は重役出勤。
車停められるか心配して来たら、一台も無い。
さすがにお盆に登るバカはいないのか、天気予報は午後から良くないので誰もいないのか?
今日は重役出勤。
車停められるか心配して来たら、一台も無い。
さすがにお盆に登るバカはいないのか、天気予報は午後から良くないので誰もいないのか?
草がハンパなく成長しています。
草がハンパなく成長しています。
祠があります。
八つ峰が見えて来ました。
八つ峰が見えて来ました。
ガスが邪魔。
滝が見えて来ました。
滝が見えて来ました。
何岳が見えているのかな?
何岳が見えているのかな?
一つだけ見えます。
一つだけ見えます。
第一鎖。
いよいよ始まります!
第一鎖。
いよいよ始まります!
魚沼平野が広がっています。
魚沼平野が広がっています。
五合目に到着。
もう、ズボンは草の露でびっしょりです。
五合目に到着。
もう、ズボンは草の露でびっしょりです。
少し休んで出発です。
少し休んで出発です。
大きな松。
良く雪に耐えているなぁと感心。
この斜度だと相当の荷重がかかるはず。
大きな松。
良く雪に耐えているなぁと感心。
この斜度だと相当の荷重がかかるはず。
再び魚沼平野。
対岸はすごい切り立ってます。
対岸はすごい切り立ってます。
すでに秋の足音が...
すでに秋の足音が...
何度か怪しい雲に覆われ、パラパラ雨が落ちましたが上半身が濡れることはありませんでした。
しかし、下半身は露でずぶ濡れ。靴の中はぐちゃぐちゃ。雨の中の登山と何ら変わりません。
何度か怪しい雲に覆われ、パラパラ雨が落ちましたが上半身が濡れることはありませんでした。
しかし、下半身は露でずぶ濡れ。靴の中はぐちゃぐちゃ。雨の中の登山と何ら変わりません。
横へつりに来ました。
横へつりに来ました。
草が生い茂っていますが鎖とザイルがちゃんと着いています。
草が生い茂っていますが鎖とザイルがちゃんと着いています。
横へつりが終わったら、また登ります。
横へつりが終わったら、また登ります。
じゃんじゃん鎖です。
じゃんじゃん鎖です。
デジャブゥ?
ひでぶぅ。
また、八つ峰が姿を現しました。
また、八つ峰が姿を現しました。
千本檜小屋の避雷針が見えて来ました。
もう鎖場はありません。
千本檜小屋の避雷針が見えて来ました。
もう鎖場はありません。
登り切る手前で両足がつってしまいました。
何とか気力で登りきりました。
今日は十分水分を取っていたのに、ずっとズボンがびしょ濡れで筋肉を冷やしていたのが悪かったのでしょうか?
先日コムレケアを買って、今回初めて携帯したのですがこんなに早くお世話になるとは思ってもみませんでした。備えあれば憂いなし。
休んだのが良かったのか、コムレケアが効いたのかは分かりませんが足は無事回復しました。良かった。
山小屋はお盆休みなのでしょうか?閉まってました。
登り切る手前で両足がつってしまいました。
何とか気力で登りきりました。
今日は十分水分を取っていたのに、ずっとズボンがびしょ濡れで筋肉を冷やしていたのが悪かったのでしょうか?
先日コムレケアを買って、今回初めて携帯したのですがこんなに早くお世話になるとは思ってもみませんでした。備えあれば憂いなし。
休んだのが良かったのか、コムレケアが効いたのかは分かりませんが足は無事回復しました。良かった。
山小屋はお盆休みなのでしょうか?閉まってました。
十分休んで、八つ峰にアタック。
十分休んで、八つ峰にアタック。
分岐を左へ登ります。↑
分岐を左へ登ります。↑
あっという間に不動岳。
あっという間に不動岳。
この先からが本番。
この先からが本番。
振り返って千本檜小屋。
振り返って千本檜小屋。
ナナカマドがもう色着いています。
ナナカマドがもう色着いています。
今見えているのは何岳だろ?
山水画のようです。
今見えているのは何岳だろ?
山水画のようです。
やば谷園の連続です。
やば谷園の連続です。
マチュピチュみたいですね。
マチュピチュみたいですね。
リンドウが咲いていました。
気が張っている中、一瞬気持ちが和らぎます。
リンドウが咲いていました。
気が張っている中、一瞬気持ちが和らぎます。
ちょっとピンぼけでしたが、ハチさんが蜜を集めてました。
ちょっとピンぼけでしたが、ハチさんが蜜を集めてました。
ジェットコースターはまだまだ続きます。
ジェットコースターはまだまだ続きます。
何と!ぼんやりてすがブロッケン現象。
人生2度目です。
まさか、八海山で見れるとは!
超ラッキーです。
何と!ぼんやりてすがブロッケン現象。
人生2度目です。
まさか、八海山で見れるとは!
超ラッキーです。
ほんの一瞬でしたが感動しながら次の峰へ
ほんの一瞬でしたが感動しながら次の峰へ
摩利支岳は、あの割れ目の中を登ります。割れ目の中は鎖ではなく梯子があります。
摩利支岳は、あの割れ目の中を登ります。割れ目の中は鎖ではなく梯子があります。
摩利支岳に到着。
摩利支岳に到着。
剣ヶ峰は巻きます。
剣ヶ峰は巻きます。
大日岳への最後の取りつき。
梯子から鎖に移るのが怖い。
大日岳への最後の取りつき。
梯子から鎖に移るのが怖い。
大日岳に登った所で再びブロッケン。
さっきよりハッキリ現れています。
大日岳に登った所で再びブロッケン。
さっきよりハッキリ現れています。
消えるまで
シャッターを切ります。
シャッターを切ります。
大日岳一つ目を下りました。
上から見ると下が見えませんが、下からみれば寝てますね。
大日岳一つ目を下りました。
上から見ると下が見えませんが、下からみれば寝てますね。
2つ目の下り。
こちらの方が若干短くて簡単。
2つ目の下り。
こちらの方が若干短くて簡単。
注意事項が書かれています。
注意事項が書かれています。
新開道への分岐で大休止します。
新開道への分岐で大休止します。
新開道を下ります。
新開道を下ります。
梯子の階段を下ります。
梯子の階段を下ります。
かなり急降下します。
かなり急降下します。
下り最初のトラバース。
・・・       ・・
くさりはありませんがくさはあります。
この先も、鎖の無いトラバースが続きます。
鎖の変わりに草を掴んで渡りました。
下り最初のトラバース。
・・・       ・・
くさりはありませんがくさはあります。
この先も、鎖の無いトラバースが続きます。
鎖の変わりに草を掴んで渡りました。
八つ峰の迂回路が見えます。
八つ峰の迂回路が見えます。
分岐を間違えず、新道へ曲がります。
分岐を間違えず、新道へ曲がります。
私の大好きなシモツケ草がまだ咲いていました。
私の大好きなシモツケ草がまだ咲いていました。
このピンクのチマチマ感がたまりません。
この先、危険なトラバースが続きます。
かなり時間が押してきたのでこの先写真を撮る余裕がなくなってしまいました。
このピンクのチマチマ感がたまりません。
この先、危険なトラバースが続きます。
かなり時間が押してきたのでこの先写真を撮る余裕がなくなってしまいました。
4合目稲荷清水まで降りて来ました。
もう6時です。ヤバいです。
最後は、用心に持って来たヘッデンの灯りを頼りにゴール。
長い1日となりました。
4合目稲荷清水まで降りて来ました。
もう6時です。ヤバいです。
最後は、用心に持って来たヘッデンの灯りを頼りにゴール。
長い1日となりました。

感想

夏山登山にもう一度北アルプスに行きたくて、夏季鍛錬として八海山を選びました。
天気は怪しかったのですが、何とか雨に当たらずに行って来れました。しかし、登山道の草は露だらけ。スタートからゴールまでズボンは濡れたままの最悪の状態での山行となりました。

八つ峰はガスっていて見晴らしはありませんでしたが、おかげで人生2度目のブロッケン現象を見ることができました。(ちなみに私のプロフィール写真は、20年以上前に八ヶ岳で撮ったものです。)

今日は雨も降らなかったし、ブロッケン現象も見れたし、幸運の女神が一緒に登ってくれたのかもしれません。

八海山は、修験道の山。屏風道のキツイ登り、八つ峰のアップダウンの鎖、神経を使う新開道のトラバース。こんな最初から最後までクライマックスが続く山はなかなかありません。

きついけど、また行きたくなる魅力的な山です。

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