笠ヶ岳
- GPS
- 31:30
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 2,032m
- 下り
- 2,032m
コースタイム
上田4:00==6:30新穂高温泉7:30--8:20中崎橋8:20--8:30笠新道分岐8:30--12:45杓子平12:45--14:30抜戸岳15:00--16:10笠ヶ岳山荘
7月18日
笠ヶ岳山荘8:00--9:00抜戸岳9:00--10:00杓子平10:30--14:20笠新道分岐14:30--14:45中崎橋14:45--15:45新穂高温泉15:50--温泉入浴ならびに食事==18:30上田
過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
梅雨明け宣言の出た三連休。
山の仲間からちらほら三行計画が出されてきたので、天気図を眺めて
いざ出陣です。
今回は穂高連峰を眺める為、「笠ヶ岳」へ。
山では高山植物も最盛期を向かえ、2500m以上では雪渓もまだ残っている様子。
2週続きの山行で下山後は海への旅行も控えているため、家族には申し訳ないのですが
思い切って行ってきました。
【7月17日】
予定CT 上田4:00==6:30新穂高温泉7:00--8:00中崎橋8:00--8:10笠新道分岐8:10--12:30杓子平12:30--14:30抜戸岳14:30--15:30笠ヶ岳山荘
実際CT 上田4:00==6:30新穂高温泉7:30--8:20中崎橋8:20--8:30笠新道分岐8:30--12:45杓子平12:45--14:30抜戸岳15:00--16:10笠ヶ岳山荘
ほぼCT通りの山行でした。
朝、自宅を出発。安房峠有料道路が無料試験中で結構車が出ていました。
2時間30分程で到着。天気は良いようです。
新穂高温泉の無料駐車場は、朝6:30に満車。ぎりぎりセーフです。
車内にて朝食を済ませ、準備をして7:00登山開始。
無料駐車場から奥飛騨温泉郷神坂までの道程が少し長く気になりますが
そこからは、圧積砂利道で所々風穴などから涼しい風が気持ちいいです。
沢音をBGMに距離をかせぎます。
そして中崎橋を渡り、水場です。
その日は自宅から2ℓ担いできたので、手拭を濡らす程度です。
そこからすぐにわさび平小屋と笠新道の分岐があり、水場もあります。
CT通り1時間で着きました。
登山道取り付きから、枯葉の被った石道を登ります。
途中、人懐っこい蝶が道案内。ジグザグ登山道をひたすら登ります。
目の前に広い沢筋が広がります。通称「杓子平」
しかし深いガスのため笠ヶ岳全景は望めません。振り返り、穂高連峰も同様です。
景色はまた明日の楽しみとし、高度をかせぎます。
途中遠くで雷鳴が・・・それも2回!
下山か継続か、判断しなければなりません。
途中、松本方面で雲の発達する様子や上空の雲の流れから「継続」と判断。
後に無線交信でカトリン嬢の報告では、松本で落雷。常念方面は土砂降りとの事。
杓子平上部の核心にて冬山道と夏山道分岐あり。冬山道はアイゼン、ピッケル必須なうえ
腐りかけている雪渓のため夏道に取り付く。
ここには雷鳥の姿が多く見られます。雪渓と岩間に巣があるのかもしれません。
最後のガレ場を上がると、ようやく抜戸岳分岐。
視界5m程のガスのなか、笠ヶ岳方面の稜線を歩く。
ゆるいアップダウンの先に抜戸岩が。
さらに稜線を歩くといよいよ百名山「笠ヶ岳」
ザックを下しまずは晩酌用「プレミアムモルツ」とチオビタの瓶に仕込んできたバーボンを
雪渓で冷やし、テントを設営。
設営後、無線機の電源を入れると、「槍ヶ岳」のカトリン嬢の声が飛び込んだ。
次に「てくてく」さんが、南アルプスからこんにちは!
さらに蝶ヶ岳「モリヤン」さんとも繋がり情報交換である。
その後晩餐の準備。
御品書
☆ 前菜
魚肉ソーセージのとコンビーフサンド
☆ メインディッシュ
House スープカリーの匠 ガーリックチップ添え
☆ デザート
ミルクチョコレートのカマンベール添え
☆ 飲み物
プレミアムモルツ、ワイルドターキー12年
日が沈み、冷気が包み込む頃には酔いが程よく回り、深い眠りに入っていった。
【7月18日】
予定CT 笠ヶ岳山荘8:00--9:00抜戸岳9:00--10:20杓子平10:20--13:20笠新道分岐13:20--13:30中崎橋13:30--14:30新穂高温泉14:30--温泉入浴ならびに食事==18:00上田
実際CT 笠ヶ岳山荘8:00--9:00抜戸岳9:00--10:00杓子平10:30--14:20笠新道分岐14:30--14:45中崎橋14:45--15:45新穂高温泉15:50--温泉入浴ならびに食事==18:30上田
さぁ二日目。
一日目に眠りについてから暫くすると強風で目が覚める。
テント設営時にペグを打ち、上から石を幾つか置いているので飛ばされる事は
まず無いのだが、先般、自動車レース界のエース片山右京氏の遭難を思い起こした。
暴風雪に凍結石場。雪洞など造れる筈も無く、経験者でなければ想像すら出来ないのだが
過酷だったに違いない。
その後また眠りに落ちる。
TISSOT T-TOUCH AM3:00
そっとテントのジッパーを開けてゆくと風も無くそこには満点の星空。
天の川がハッキリと流れをつくり、人工衛星や流れ星がいくつも確認できる。
ここは、松本平の光害が比較的少なく、星が綺麗に見える場所だ。
標高2987.5Mの世界、神秘的だ。
やがて西の空が明るくなってきて穂高連峰のシルエットが浮かび上がった。
絶景である。雲ひとつ無い。
これが観たかったのだ。
本日は晴天なり。
朝食の後、笠ヶ岳山頂へ。
富士山も見えるぞ!
無線連絡の後、テント撤収し晴天のもと景色を堪能しながら下山。
下山後はお約束。温泉に飛騨牛に舌鼓をうち、一路我が家へ・・・
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する