甲斐駒ヶ岳〜栗沢山〜アサヨ峰(北沢峠起点)
- GPS
- 07:06
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,999m
- 下り
- 1,999m
コースタイム
- 山行
- 5:37
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 7:06
天候 | 晴れ 後 曇り 後半、ガスに包まれました。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
戸台パークから北沢峠まで、バス代往復2,740円(荷物料込)を支払います。 【伊那市HP 南アルプス林道バス】 https://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
特別危険を感じるような箇所はありません。 全体に歩きやすい登山道です。 ○駒津峰〜甲斐駒ヶ岳(直登ルート) 一部クサリ場あり。難しい箇所は無いですが、通行注意です。 ○栗沢山〜アサヨ峰 一部クサリ場あり。岩場でやや歩きにくい箇所があります。 |
その他周辺情報 | 下山後に、高遠温泉さくらの湯(日帰り入浴600円→割引550円)で入浴しました。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
8/17日土曜日は伊那市側、戸台パークから北沢峠を起点に甲斐駒ヶ岳〜アサヨ峰へ。
直近2週がガッツリ、ハード行程だったので、今週はちょっと控えめ気持ちゆるめに。
未踏だった栗沢山とアサヨ峰に登りに、せっかくなのでついでに久々の甲斐駒ヶ岳も併せて登ってきました。
朝はAM2時半起床。
戸台パーク始発のバス始発が5時半とのことなので、30分前到着を目安に下道で移動。
安曇野から下道移動およそ2時間弱で戸台パークへ。
ここへ来るのはかれこれ数年ぶり。だいぶ様変わりしていましたが、混雑っぷりは相も変わらず。
何も無い週末でこれなら、お盆やシルバーウィークは一体どうなっていることやら。
乗車券発売前30分以上前から並び、次々と出発する臨時バス。
時刻表の5時半を幾らか過ぎたところで無事にバスに乗車出来ました。
北沢峠に着いてからは一旦テン場確保の方や仙丈ヶ岳に行かれる方が多かったのか、甲斐駒方面は割とすいている印象でした。
スタートから暫くは歩きやすい樹林帯、
森林限界になると、程無くして最初のピーク、双児山へ着きます。
ここまで来ると登山者はまばらに。
双児山は素通りし、その次のピーク、駒津峰で少し休憩。
クサリ場を経由し、一旦下り、その後は直登ルートで山頂へ向かいます。
時間帯からしてさほど混んでいない登山道。
労せず山頂に着き、大展望を楽しみました。
山頂では、黒戸尾根からでしょうか。多くのトレランスタイルの方。
天気は午後から下り坂予報のこの日。
あっという間に風のように下っていかれたようでした。
甲斐駒ヶ岳山頂から駒津峰へ戻り、仙水峠へは長い尾根沿いの下り。
時折、登山者とすれ違いながら、ガレ場の多い仙水峠へと到着します。
時間的に下山する選択肢は無かったので、予定通り目的地のアサヨ峰へ。
仙水峠からは約450mの長い登り返し。
霧で日差しは弱まるものの、長い登りに後半はバテバテ。
最後は岩場を越え、やっとこさ栗沢山山頂へ。
ここは少し前に某「水と生きる」CMで一躍有名になったお山。
栗沢山からは、対岸の仙丈ヶ岳の展望。
だいぶ雲が増え、展望は限定的でしたが、奥深く山頂周辺部のみ森林限界なちょっと秘境感を感じさせる内容でした。
栗沢山〜アサヨ峰間は、岩場あり一部クサリ場ありで、行程は短いもののアスレチック感あり歩きごたえある内容。
展望が無くなってしまったのが残念でしたが、登頂した達成感の感じられるピークでした。
バスの時刻まで十分余裕があったので、アサヨ峰でのんびり休憩し下山へ。
再び栗沢山まで戻り、あとは長衛小屋まで長い尾根下り。
長衛小屋からは少し林道を登り返し、無事に北沢峠へと戻りました。
北沢峠からは臨時バスが出ており、人数が揃ったら随時出発していたようで、結果的には時刻表の時間に合わせる必要は無かったです。
戸台パークへ戻り、バスを降りると途端に熱気に包まれ、高標高の有難みを改めて感じたのでした。
さすがはメジャールートなだけあって、甲斐駒ヶ岳へ至る登山道は整備され歩くのに快適だった一方、駒津峰付近のクサリ場は渋滞があり、通過に時間を要しました。
日帰り登山の場合、終バスの時間を考慮する必要があり、時期や時間帯によっては渋滞が見込まれることから、行程は余裕を持つ必要がありそうです。
とは言え、甲斐駒山頂の展望や爽快感はまた格別です。
アクセス良く、人気のお山である理由を再確認できた気がします。
一方、栗沢山からは登山者数も少なく、繁忙期に静かな山歩きをじっくり楽しむには持ってこいのお山です。
いずれ機会があれば、早川尾根を縦走するルートも歩いてみたいですね。
そんなこんなで、今回は時間的にも余裕があったので、下山後は高遠さくら温泉に寄り、下道でのんびり帰宅しました。
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