英彦山トレッキング(銅鳥居in/out) ※本年47回目
- GPS
- 04:37
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 871m
- 下り
- 873m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
銅鳥居〜奉幣殿までは石畳の階段の昇り下り。奉幣殿〜英彦山/鬼杉分岐までは整備された登山道。英彦山/鬼杉分岐〜英彦山は急勾配なガレ場続き、英彦山/鬼杉分岐〜鬼杉は急勾配な一般登山道。 |
その他周辺情報 | 下山後、福岡空港までの道すがら、田川市の松原温泉で日帰り入浴! |
写真
感想
九州・四国Day5-2)
眺望リベンジを果たした大分・涌蓋山から下山後、同じく眺望リベンジ対象の福岡・英彦山へ。英彦山は、2020年9月、雨天時に強行登山し、何も見えない苦行を強いられた二百名山。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2595237.html
どのみち当時とコース取りを変えようとは思っていましたが、現在(2025年12月まで予定)、英彦山神社(中岳)を改修工事中のため、当時通った表参道コースは閉鎖中のため、奉幣殿から南下し、鬼杉を経由して最高峰・南岳へアクセスするルートを選択しました。なお、英彦山神社(中岳)と北岳は通行規制により辿り着けません。
銅鳥居(かねのとりい)〜奉幣殿間は、安定の岩畳・石段による一気登り。入山は奉幣殿を過ぎてからで、鬼杉分岐までは整備された登山道が続きます。三呼峠目前までは標高差もあまりなく、淡々と歩いていけます。
鬼杉は復路に寄ろうと思いましたが、ちょうど正午前に差し掛かり、小腹も空いてきたため、往路で立ち寄り、鬼杉前でランチタイムとすることに計画変更。分岐から80mほど下り、スタートから1時間12分ほどで見るからにデカい鬼杉へ辿り着きました!幹周りは12m超、高さは上部が折れた現在でも38mほどあるようで、福岡県下一の巨木だそうです。
食後、400mの標高差を登り返す形で英彦山(南岳)を目指し、リスタート。途中から岩がゴロゴロ転がる急勾配なガレ場エリアとなり、急登大好きなので意気揚々と登っていきますが、さすがに未明の涌蓋山でも急登をガシガシ登っており、5日間で8座目となるダブルヘッダー登山であるがゆえに、蓄積疲労がたまり、中々にしんどい時間帯でしたね。山頂直下も岩だらけで、鬼杉分岐点以降はほぼ岩登りと言ってもよいかもしれません。
そして銅鳥居から鬼杉経由で1時間52分、二百名山・英彦山の最高峰、南岳へ、2020年9月以来の2登目を果たすことができました。南岳は樹木に覆われ眺望はないのですが、上空は青空が広がり、眺望リベンジとしては成功とします!
下山は同じコースを戻る形となりますが、梵字岩分岐を過ぎた辺りの沢エリアで、大人の水遊びを行い、小休止!最終的には英彦山から1時間23分、トータル3時間15分ほどで銅鳥居まで帰還し、九州&四国5Daysの山旅(全8座)を締め括りました!なお、四国の百/二百/三百名山全9座はすべて晴天時登頂を果たし、九州の百/二百/三百名山全22座も、今回の涌蓋山&英彦山の登り直しで、高隈山〔大箆柄岳〕を除く21座で晴天時登頂を果たすことができました♪
後は帰京して思いっきり寝るだけ!
と思ったら、最後の最後、予定したフライトの福岡出航が遅れまくり、成田到着は24時を回り、すでに自宅へ戻る終電はなく、福岡空港滞在中に手配した京成成田駅至近のホテルまでは、空港第2ビル駅発の京成線終電で行けると思っていたのに、それすら間に合わず。当然タクろうと思いましたが、なんと各社満車で手配できず、流しのタクシーは24時過ぎの空港にはほぼ来ず、ついに意を決し、13.5kgの荷を背負い、京成成田駅至近のホテルまで車道沿いに7km強を歩くことを決断!1時間20分ほどで到着しましたが、まさか涌蓋山、英彦山とダブルヘッダー登山した日の25時過ぎより、第三の山(困難)に人力で立ち向かうことになるとは、予想だにしませんでした。岳人たるもの、覚悟を決めれば何でもできることを自ら立証した形となりました。また、成田空港って、徒歩で行き来できることを初めて知りました。知らなくてもよい不都合な事実でしたが(苦笑)。
-------今回の夏期山行を終えるに際して-----------
こうして12連休の夏休みは、南アルプス4Days(計4座)、九州・四国5Days(計8座)をすべて事前に計画した通りに、1座も取りこぼすことなく、無事故で完登!。思い返せば、南アルプスDay1(8/8)の北岳を除き、残りはすべて晴れで、北岳もDay3(8/10)の晴天時に登り返した(百名山2周目全山晴天時登頂コンプリート)ので、計12座〔2️⃣農鳥岳、1️⃣間ノ岳、1️⃣北岳、3️⃣アサヨ峰+釈迦岳、3️⃣国見岳、3️⃣三本杭、3️⃣篠山、3️⃣瓶ヶ森、3️⃣伊予富士、3️⃣涌蓋山、2️⃣英彦山〕をすべて晴天時に踏破できました!(1️⃣:百名山、2️⃣:二百名山、3️⃣:三百名山)
元々晴れる山域を目指して日々登る山を現地判断で決定していくスタイルとは言え、執念に裏付けられたかなりの勝率だと思います♪
残る三百名山は32座(北海道1座、東日本4座、アルプス5座、北陸11座、近畿7座、中国4座)となりました。まだまだ多いですが、東京在住の私にとって、今回(遠い)九州・四国の三百名山をコンプリートさせた功績は大きく、北海道・オプタテシケ山以外は、金曜晩に都心を発つ夜行バスで土曜早朝に現地入りする前提に立つと、土日で各地2座(土曜1座、日曜1座)が現実的な選択肢となり、向こう2年位でコンプリートできそうな目鼻立ちがたち始めました!
なお、最大の鬼門は夏道なき北陸のヤブ山2座(野伏ヶ岳、猿ヶ馬場山)で、登山適期は3/下〜4/上の年間2,3週間しかなく(年々の地球温暖化による少雪化進行により4/下のGWではすでに残雪期が終了してしまう・・・)、その期間は仕事の繁忙期とも重なるため、この2座の攻略時期がコンプリート時期に最も影響するでしょうね。
なお、今回の釈迦岳(福岡)、国見岳(熊本)の踏破により、都道府県最高峰も残り2座(千葉・嶺岡愛宕山、福井・越前三ノ峰)となり、自衛隊敷地内にある千葉は、年1の一般開放Day(時期不詳、要定期確認)を目指して登り、ラストは福井で締めようと思ってます。
激しい連日の登山を終えて2日経ちましたが、いつも通り、筋肉の超回復機能発動!?により、筋肉痛は発症しておりません!今週末もどこか晴れそうな山域があれば、懲りずに三百名山踏破の山旅に出かけてしまいそうです♪
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