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Yamareco

記録ID: 7148685
全員に公開
沢登り
中国山地東部

皆込谷(ダケの谷〜左俣)

2024年08月17日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:46
距離
6.6km
登り
704m
下り
145m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:26
休憩
0:20
合計
3:46
距離 6.6km 登り 704m 下り 145m
9:23
105
林道皆込線 終点
11:08
11:28
75
三ツ首滝
12:43
26
作業道出合
13:09
沖ノ山林道 車デポ地
『「皆込」と書いて「かいこめ」と読む。意味が判かりにくいのはおそらく当て字のせいだろう。池田家文書に収められてい る「在方諸事控」を見るとこの付近に「かいこめ山」「皆米山」などと言う地名のあることが認められる。現在地元ではこの谷一帯をそう呼んでいる。』
                                        ー「因幡の山やま」より抜粋ー
天候 曇り時々晴れ
駐車地気温21℃
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
車を2台使用。

1台は沖ノ山林道の「スギのふる里公園」手前、広くなっている所へデポ。
https://maps.app.goo.gl/f1mf1oiNqDzsadvx9

余談だがこの沖ノ山林道はめっちゃ山の奥にあるにも関わらずかなり整備が行き届いている。
帰りに草刈りの方々も見かけた。インフラ整備抜群。

もう1台で林道 皆込谷(かいこめだに)線の舗装最終地点に駐車。
少し広くなっていて3台くらいは駐車可能。
ここに至る道は出水のせいか荒れている。

この林道の登りで福一さんの車がパンクした。
尖った石に注意されたい。
コース状況/
危険箇所等
バリエーションルートです。
沢登りの知識、技術が必要です。
また装備適宜。

また時期的にブトとアブに注意。
忌避剤使用を推奨。


今回の距離と累積標高には表示される数値と差異があります。
谷地形なのでGPSの精度が大きく低下します。

実際には、
移動距離2.7km
累積標高約600m弱
くらいが妥当なところかなと。

あと145mも降ってないです。
せいぜい3〜40mくらいかなと。

補足ですが休憩は適宜取ってます。
トータルで20〜30分程度。
駐車地を出発。3台くらいは停められる。
このちょっと先が「林道皆込線」終点。
めっちゃ湿度高い。
2024年08月17日 09:23撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 9:23
駐車地を出発。3台くらいは停められる。
このちょっと先が「林道皆込線」終点。
めっちゃ湿度高い。
渓相がいいので早めに入渓。
2024年08月17日 09:29撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 9:29
渓相がいいので早めに入渓。
暫くこんな感じの沢歩き。
湿度高く沢歩きしているのに汗が吹き出て来る。
2024年08月17日 09:31撮影 by  iPhone 15, Apple
1
8/17 9:31
暫くこんな感じの沢歩き。
湿度高く沢歩きしているのに汗が吹き出て来る。
出合。
右、オクノ谷。
左、ダケの谷。

左へ取る。
2024年08月17日 09:49撮影 by  iPhone 15, Apple
1
8/17 9:49
出合。
右、オクノ谷。
左、ダケの谷。

左へ取る。
この辺りから小滝が連続する。
嬉々として登っていく福一さん。
2024年08月17日 09:51撮影 by  iPhone 15, Apple
3
8/17 9:51
この辺りから小滝が連続する。
嬉々として登っていく福一さん。
果敢に挑む福一さん 
私は早々に左岸巻き。
2024年08月17日 10:14撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 10:14
果敢に挑む福一さん 
私は早々に左岸巻き。
果敢に挑む福一さん◆
私は早々に右岸巻き。
2024年08月17日 10:27撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 10:27
果敢に挑む福一さん◆
私は早々に右岸巻き。
ここは巻くとかなり面倒なので自分も登る。
中段辺りでお助け紐でフォローして貰う。
2024年08月17日 10:35撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 10:35
ここは巻くとかなり面倒なので自分も登る。
中段辺りでお助け紐でフォローして貰う。
ここはそんなに難しくなかった。
一回落ちたけど。
2024年08月17日 10:48撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 10:48
ここはそんなに難しくなかった。
一回落ちたけど。
果敢に挑む福一さん。
適度にクリアできる小滝が多く、楽しい。
2024年08月17日 10:50撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 10:50
果敢に挑む福一さん。
適度にクリアできる小滝が多く、楽しい。
ダケの谷で多段滝の次に大きな2段瀑。
約18m。
左岸側を巻く。
2024年08月17日 10:54撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 10:54
ダケの谷で多段滝の次に大きな2段瀑。
約18m。
左岸側を巻く。
1段目を巻いた後は上段を果敢に登る福一さんぁ
私は早々に右岸を巻く。
2024年08月17日 10:59撮影 by  iPhone 15, Apple
2
8/17 10:59
1段目を巻いた後は上段を果敢に登る福一さんぁ
私は早々に右岸を巻く。
小滝を次々にクリアして登っていく。
やがて谷は右に折れ、巨大な多段滝が姿を現す。
2024年08月17日 11:07撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 11:07
小滝を次々にクリアして登っていく。
やがて谷は右に折れ、巨大な多段滝が姿を現す。
凄まじいゴルジュにかかる多段滝、「三ツ首滝」。
総落差約50mくらいか。

思わず感嘆の声が漏れる福一さん。
実際に目の前に立たないとこの滝の迫力は分からない。
2024年08月17日 11:10撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 11:10
凄まじいゴルジュにかかる多段滝、「三ツ首滝」。
総落差約50mくらいか。

思わず感嘆の声が漏れる福一さん。
実際に目の前に立たないとこの滝の迫力は分からない。
三ツ首滝上部を観る。
よく観るとCSが挟まっている。

あれは龍の逆鱗かな。
2024年08月17日 11:12撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 11:12
三ツ首滝上部を観る。
よく観るとCSが挟まっている。

あれは龍の逆鱗かな。
滝前で昼食。
やっぱり沢は涼しい。

三ツ首滝は登攀出来ないので左岸を大高巻き。
2024年08月17日 11:29撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 11:29
滝前で昼食。
やっぱり沢は涼しい。

三ツ首滝は登攀出来ないので左岸を大高巻き。
バンドに沿って登っていく。
谷側は急傾斜。
滑り落ちればひとたまりも無い。
2024年08月17日 11:36撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 11:36
バンドに沿って登っていく。
谷側は急傾斜。
滑り落ちればひとたまりも無い。
三ツ首滝の落口上部へ抜ける。
そのままトラバースはちょっといやらしいのでロープを出して一旦 沢へ降りる。
2024年08月17日 11:51撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 11:51
三ツ首滝の落口上部へ抜ける。
そのままトラバースはちょっといやらしいのでロープを出して一旦 沢へ降りる。
7mくらいの滝。
もっと大きい印象だったが、写真に撮るとなんか小さく映る。

ここは左岸を巻き上がる。
2024年08月17日 11:56撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 11:56
7mくらいの滝。
もっと大きい印象だったが、写真に撮るとなんか小さく映る。

ここは左岸を巻き上がる。
その7m滝上部のナメ滝。
約10mくらい。

写真の地点で行き詰まり、右に逃げる福一さん。
写真の印象より斜度は寝ている感じ。
自分は左岸巻き。
2024年08月17日 12:02撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 12:02
その7m滝上部のナメ滝。
約10mくらい。

写真の地点で行き詰まり、右に逃げる福一さん。
写真の印象より斜度は寝ている感じ。
自分は左岸巻き。
ここから美しいナメが始まる。

ちなみにここは右岸から行くのが簡単。
2024年08月17日 12:04撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 12:04
ここから美しいナメが始まる。

ちなみにここは右岸から行くのが簡単。
美しいナメが続く。
こりゃあ別天地じゃなあ。
こういうところで野営したい。
2024年08月17日 12:07撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 12:07
美しいナメが続く。
こりゃあ別天地じゃなあ。
こういうところで野営したい。
ナメ上部の小滝群。
ここも素晴らしい。
避暑に最適。
2024年08月17日 12:09撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 12:09
ナメ上部の小滝群。
ここも素晴らしい。
避暑に最適。
滝群も終盤。
ここを抜けると沢は平易となる。
2024年08月17日 12:26撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 12:26
滝群も終盤。
ここを抜けると沢は平易となる。
沢は急にその様相を変え、植林帯の中の小さな流れに変わる。
2024年08月17日 12:31撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 12:31
沢は急にその様相を変え、植林帯の中の小さな流れに変わる。
前回来た時に沢中の倒木に悩まされたので早めに出渓。
左岸側の林道を目指して登っていく。

薄めのヤブだがなかなかしんどい。
2024年08月17日 12:37撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 12:37
前回来た時に沢中の倒木に悩まされたので早めに出渓。
左岸側の林道を目指して登っていく。

薄めのヤブだがなかなかしんどい。
林道に合流。
車デポ地を目指して歩き出す。
微妙に登りでまあまあしんどい。
2024年08月17日 12:50撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 12:50
林道に合流。
車デポ地を目指して歩き出す。
微妙に登りでまあまあしんどい。
林道を延々と歩き、ようやく沖ノ山林道に合流。
木立の間にデポ車。
山を降らないでいいのやっぱいいね。
装備を解きほっとする。
2024年08月17日 13:09撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 13:09
林道を延々と歩き、ようやく沖ノ山林道に合流。
木立の間にデポ車。
山を降らないでいいのやっぱいいね。
装備を解きほっとする。
撮影機器:

装備

個人装備
ザック中 雨具上下 中間着薄手 長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ バンダナ タオル スパッツ 沢靴 計画書 地図GPS コンパス ホイッスル ヘッドランプ 予備電池 ラジオ ガムテープ 新聞紙 ファーストエイドキット 常備薬 保険証写し ライター(マッチ) ナイロン袋大中 ペーパー サングラス コンタクト 腕時計 カメラ スマホ 飲料水 行動食 予備食 ナイフ ヘルメット ハーネス ATC 環付きカラビナ カラビナ シュリンゲ長短各種 ペッカー ナッツ バイル ココヘリ
共同装備
ロープ 6mm30m×1

感想

山仲間「福一」さんとの山行。

3年振り、2度目の皆込谷。

当初は来見野川遡行を計画していたが、諸鹿集落から奥が全面通行止なことを知り、急遽こちらに変更。

前回訪れた時の記憶はかなりあやふや。
「え?ほんまにここ前に自分行けたん??」みたいなセクションが結構あってかなり楽しい遡行だった。

印象的だったのは「三ツ首滝」を見たときの福一さんの漏れ出た感嘆の声。
この滝は、実際に滝前に立たないとその迫力は絶対に伝わらない。
ゴルジュ系の滝の宿命。

出渓点近くまで良好な舗装林道も伸びているし、単独でも割りかし降りやすい尾根もあるので、ここはかなりおすすめな渓。

沢好きな方は是非一度 皆込谷へどうぞ。

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