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Yamareco

記録ID: 71718
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

唐沢鉱泉〜天狗岳〜黒百合ヒュッテ

2009年10月31日(土) ~ 2009年11月01日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
9.5km
登り
968m
下り
961m

コースタイム

10:55渋御殿湯〜11:40唐沢鉱泉〜14:25第二展望〜15:20西天狗岳〜15:40東天狗岳〜16:50黒百合ヒュッテ
7:15黒百合ヒュッテ〜8:50渋御殿湯
その後、河原の湯へ。
天候 1日目 快晴
2日目 雲り
過去天気図(気象庁) 2009年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
渋御殿湯に1泊駐車
コース状況/
危険箇所等
稜線までは、苔の多い斜面。
特に荒れた場所もなし。

以下写真
Nikon D300 SIGMA 18-125mm f/3.8-5.6 DC OS HSM (stk)
Canon EOS Kiss Digital X (y-fujimo)
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
渋御殿湯駐車場で記念撮影
F本隊員撮影
2009年10月31日 10:55撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
10/31 10:55
渋御殿湯駐車場で記念撮影
F本隊員撮影
唐沢鉱泉に向け峠を越える。しょっぱなにしてはハードなのぼり?
2009年10月31日 11:25撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
10/31 11:25
唐沢鉱泉に向け峠を越える。しょっぱなにしてはハードなのぼり?
唐沢鉱泉。2005年のビバーク時は1/15の冬季休業直後でした。
2009年10月31日 11:41撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
10/31 11:41
唐沢鉱泉。2005年のビバーク時は1/15の冬季休業直後でした。
第二展望
2009年10月31日 14:25撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
10/31 14:25
第二展望
EOS KissD
岩場でF本隊員が、カメラを構える自分(stk)を撮ってます
2009年10月31日 14:51撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
10/31 14:51
EOS KissD
岩場でF本隊員が、カメラを構える自分(stk)を撮ってます
西天狗の登り。積雪期は雪で気付かなかったが、かなり岩場ゴツゴツ
2009年10月31日 14:52撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
10/31 14:52
西天狗の登り。積雪期は雪で気付かなかったが、かなり岩場ゴツゴツ
第二展望方向を仰ぐ
2009年10月31日 14:55撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
10/31 14:55
第二展望方向を仰ぐ
西天狗岳山頂。H内隊員が蹴っ飛ばした慰霊碑?も左に写ってます(笑)
2009年10月31日 15:21撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
10/31 15:21
西天狗岳山頂。H内隊員が蹴っ飛ばした慰霊碑?も左に写ってます(笑)
南八ヶ岳の眺望。根石岳をはさんで、硫黄岳、赤岳、阿弥陀岳がくっきり。
2009年10月31日 15:23撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
10/31 15:23
南八ヶ岳の眺望。根石岳をはさんで、硫黄岳、赤岳、阿弥陀岳がくっきり。
EOS KissD
西天狗の下り。根石山荘が見えます。
2009年10月31日 15:24撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
10/31 15:24
EOS KissD
西天狗の下り。根石山荘が見えます。
東天狗へ向け一旦下降。
2009年10月31日 15:32撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
10/31 15:32
東天狗へ向け一旦下降。
西天狗を振り返る
2009年10月31日 15:38撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
10/31 15:38
西天狗を振り返る
EOS KissD
東天狗頂上の眺め。北八ヶ岳のよく見かける縞枯れ現象が顕著です。
2009年10月31日 15:39撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
10/31 15:39
EOS KissD
東天狗頂上の眺め。北八ヶ岳のよく見かける縞枯れ現象が顕著です。
EOS KissD
東天狗頂上から、天狗岩
2009年10月31日 15:39撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
10/31 15:39
EOS KissD
東天狗頂上から、天狗岩
2009年10月31日 15:54撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
10/31 15:54
黒百合ヒュッテへ向け下山開始
2009年10月31日 15:56撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
10/31 15:56
黒百合ヒュッテへ向け下山開始
西天狗の下りは急だ
2009年10月31日 15:58撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
10/31 15:58
西天狗の下りは急だ
東天狗を下る。はっぱが西日に映える
2009年10月31日 16:02撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
10/31 16:02
東天狗を下る。はっぱが西日に映える
夕暮れの山は見通しが利いて空がきれいだ。
2009年10月31日 16:47撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
10/31 16:47
夕暮れの山は見通しが利いて空がきれいだ。
EOS KissD
黒百合平へ下る直前の斜面
2010年07月25日 01:32撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
1
7/25 1:32
EOS KissD
黒百合平へ下る直前の斜面
EOS KissD
黒百合ヒュッテの夕飯。
2009年10月31日 17:32撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
10/31 17:32
EOS KissD
黒百合ヒュッテの夕飯。
EOS KissD
朝の気温です。
2009年11月01日 06:28撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
11/1 6:28
EOS KissD
朝の気温です。
翌日のスタート前
2009年11月01日 07:04撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
11/1 7:04
翌日のスタート前
黒百合ヒュッテで記念撮影
F本隊員撮影
2009年11月01日 07:12撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
11/1 7:12
黒百合ヒュッテで記念撮影
F本隊員撮影
下山後記念撮影
2009年11月01日 08:49撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
11/1 8:49
下山後記念撮影

感想

DNS Trek Clubの2回目の山行。
前回は8名の参加だったが、今回は5名(4,5回の登山で解散しそうな雰囲気か??)
H内、S木、Fujimo、shin-wと私stkだ。
前回の富士山は他の山の展望が楽しめないピークだったので、手軽に好展望が得られるところで、かつそれほどきつくない場所という好条件の山。という事で八ヶ岳・天狗岳西尾根をチョイスした。
ここは、初冬山としてアタックしビバークになってしまった思い出深い?場所。
そのときの逆ルートを辿る行程だ。初日の行動時間は6時間程度。2日目は2〜3時間で早く帰れて、月曜に疲れを残さないサラリーマン向け?ルートだ。

スタートして想定外だったのが、樹林帯の斜面のゴツゴツ感。2回通ったルートだったがいずれも積雪期だった。雪に埋もれ歩きやすい斜面になっていたが今回は無雪期で、岩や木の根がむき出しで非常にあるきづらく感じた。時間もかかった気がする。
急勾配の尾根を乗越すと、唐沢鉱泉だ。2005年、まさにここで日没ビバークを迎えたのであった。今は宿も開いており平和そのもの、あの時の地獄図を感じさせるものは何も無い。
ここから一気に高度を上げるルートになる。第一展望までは樹林帯の道が続く。10月だがやや暑いくらいの気候。パーティーがバラかないよう少しずつ進んだ。
頑張って進むと展望が開けた。第一展望かな?と思い昼食をとる。が、しかしもうちょい先にここより数段展望のよい第一展望があり、ちょっと失敗。ここですれ違ったソロの男性、何十年かぶりできたそうで、ケガのためずっと山をやめていたとの事で久しぶりの山はサイコー!、、と喜びをかみしめていました。
写真を撮りさらに進むと第二展望。ここまでくると西天狗もよく見えてくる。

西天狗の登りは、結構な岩場。これも無雪期初の自分にとっては、様子の違いにびっくり。逆ルートで前向きにジグザグに降りた記憶があるがこれも雪のおかげ。S木隊員は、高度感に恐怖を覚えたようで先ほどまでの元気さがうそのようにゆっくりなっていた(笑)。

岩場で徐々に高度を上げると本山行の最高点2645mの西天狗岳ピーク。記念写真撮影の際、H内隊員が足で岩を蹴倒して「あれっ?」と見ると、ここでなくなった方の慰霊碑か何かだった!「やばい!倒しちゃった」と慌てて元に戻す。祟られると思ったのでしょうかね(笑)
その後双耳峰を成す東天狗へ向け、一旦高度を下げ吊尾根状のルートを進む。
西天狗よりは岩場の色が濃い東天狗に登る頃は大分暑くなったが、頂上では風が出てきてすぐに寒くなる。各自防寒を整え黒百合平へ向け下山開始。最後の岩場は岩の水分が凍ってややスリッピーな感じで気が抜けなかった。スタートが遅かったので、日の入りと同タイミング(16:50)での宿到着となってしまった。本当は遅くとも16時が望ましいだろう。

黒百合ヒュッテはえらく空いていて土曜とは思えない。テントは3,4張りくらいであろうか。

夕食後にビール、ウイスキーを各自飲み就寝。自分はつい一人で300mmくらいのウイスキーを飲んでしまった。
いびきがすごいと評判のH内隊員の両隣以外をジャンケンで奪い合う展開に(笑)とはいえ後で聞いたら自分含め結構みんなイビキがすごかったの事だった。

翌日はやや曇り空。低気圧が近づいて寒冷前線が通過するため小屋の人によると夕方からは吹雪になる可能性高いとの事。嵐を避けるべく早めに行動開始。残りは渋御殿湯までの下りのみで2時間もかからず到着。
河原の湯で疲れを癒し、小仏トンネルの渋滞にも巻き込まれず早い帰宅が出来ました。海老名解散組は、恒例の「おーるすたぁーず」(居酒屋)で反省会。
天気に恵まれ疲れも残さない?サラリーマンにちょうどよい山行となりました。


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