唐沢鉱泉〜天狗岳〜黒百合ヒュッテ
- GPS
- 32:00
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 968m
- 下り
- 961m
コースタイム
7:15黒百合ヒュッテ〜8:50渋御殿湯
その後、河原の湯へ。
天候 | 1日目 快晴 2日目 雲り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
稜線までは、苔の多い斜面。 特に荒れた場所もなし。 以下写真 Nikon D300 SIGMA 18-125mm f/3.8-5.6 DC OS HSM (stk) Canon EOS Kiss Digital X (y-fujimo) |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
DNS Trek Clubの2回目の山行。
前回は8名の参加だったが、今回は5名(4,5回の登山で解散しそうな雰囲気か??)
H内、S木、Fujimo、shin-wと私stkだ。
前回の富士山は他の山の展望が楽しめないピークだったので、手軽に好展望が得られるところで、かつそれほどきつくない場所という好条件の山。という事で八ヶ岳・天狗岳西尾根をチョイスした。
ここは、初冬山としてアタックしビバークになってしまった思い出深い?場所。
そのときの逆ルートを辿る行程だ。初日の行動時間は6時間程度。2日目は2〜3時間で早く帰れて、月曜に疲れを残さないサラリーマン向け?ルートだ。
スタートして想定外だったのが、樹林帯の斜面のゴツゴツ感。2回通ったルートだったがいずれも積雪期だった。雪に埋もれ歩きやすい斜面になっていたが今回は無雪期で、岩や木の根がむき出しで非常にあるきづらく感じた。時間もかかった気がする。
急勾配の尾根を乗越すと、唐沢鉱泉だ。2005年、まさにここで日没ビバークを迎えたのであった。今は宿も開いており平和そのもの、あの時の地獄図を感じさせるものは何も無い。
ここから一気に高度を上げるルートになる。第一展望までは樹林帯の道が続く。10月だがやや暑いくらいの気候。パーティーがバラかないよう少しずつ進んだ。
頑張って進むと展望が開けた。第一展望かな?と思い昼食をとる。が、しかしもうちょい先にここより数段展望のよい第一展望があり、ちょっと失敗。ここですれ違ったソロの男性、何十年かぶりできたそうで、ケガのためずっと山をやめていたとの事で久しぶりの山はサイコー!、、と喜びをかみしめていました。
写真を撮りさらに進むと第二展望。ここまでくると西天狗もよく見えてくる。
西天狗の登りは、結構な岩場。これも無雪期初の自分にとっては、様子の違いにびっくり。逆ルートで前向きにジグザグに降りた記憶があるがこれも雪のおかげ。S木隊員は、高度感に恐怖を覚えたようで先ほどまでの元気さがうそのようにゆっくりなっていた(笑)。
岩場で徐々に高度を上げると本山行の最高点2645mの西天狗岳ピーク。記念写真撮影の際、H内隊員が足で岩を蹴倒して「あれっ?」と見ると、ここでなくなった方の慰霊碑か何かだった!「やばい!倒しちゃった」と慌てて元に戻す。祟られると思ったのでしょうかね(笑)
その後双耳峰を成す東天狗へ向け、一旦高度を下げ吊尾根状のルートを進む。
西天狗よりは岩場の色が濃い東天狗に登る頃は大分暑くなったが、頂上では風が出てきてすぐに寒くなる。各自防寒を整え黒百合平へ向け下山開始。最後の岩場は岩の水分が凍ってややスリッピーな感じで気が抜けなかった。スタートが遅かったので、日の入りと同タイミング(16:50)での宿到着となってしまった。本当は遅くとも16時が望ましいだろう。
黒百合ヒュッテはえらく空いていて土曜とは思えない。テントは3,4張りくらいであろうか。
夕食後にビール、ウイスキーを各自飲み就寝。自分はつい一人で300mmくらいのウイスキーを飲んでしまった。
いびきがすごいと評判のH内隊員の両隣以外をジャンケンで奪い合う展開に(笑)とはいえ後で聞いたら自分含め結構みんなイビキがすごかったの事だった。
翌日はやや曇り空。低気圧が近づいて寒冷前線が通過するため小屋の人によると夕方からは吹雪になる可能性高いとの事。嵐を避けるべく早めに行動開始。残りは渋御殿湯までの下りのみで2時間もかからず到着。
河原の湯で疲れを癒し、小仏トンネルの渋滞にも巻き込まれず早い帰宅が出来ました。海老名解散組は、恒例の「おーるすたぁーず」(居酒屋)で反省会。
天気に恵まれ疲れも残さない?サラリーマンにちょうどよい山行となりました。
了
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