笛吹川 沢登り〜甲武信ヶ岳
- GPS
- 18:01
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 1,820m
- 下り
- 1,820m
コースタイム
- 山行
- 6:49
- 休憩
- 2:58
- 合計
- 9:47
天候 | 曇りときどき雨。 夕方は連日雷雨。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
高巻きでクライミング要素のある場所が数か所あり、初心者にはロープを出してあげるのがよい。 トラバースで滑落の危険箇所あり。 ロープが張ってあるがロープ頼りで渡るのは絶対だめ。伸びるロープなので体重を預けてしまうとバランスを崩して滑落するおそれがある。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
トポ
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
カメラ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
ロープスリング
セルフビレイランヤード
渓流シューズ
ルート図
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感想
初体験の渓中泊。
ヤマケイで紹介されたルートなので 多くのパーティが入ってくるだろうな、と思いましたが、雨模様のせいか 先行1パーティのみで、そのパーティも日帰りとのことでした。(このパーティが後に滑落事故を起こしたことを翌日小屋で聞いてとても驚きました。意識不明ということで心配していましたが、その後無事自力下山された、とのことです)
ホラの貝は自分含む初心者がいることで突破は困難・危険との判断で、見学だけしてスルー。山ノ神から入渓しました。(途中ルートを間違って30分ほどロスしました)
基本、河原歩きで 特に難しいところもないのですが、高巻きで数か所危険箇所がありました。
★ ロープが張ってあるトラバースがありますが、このロープは伸びるのでうっかり体重をかけるとバランスを崩して滑落の危険があります
★ ズルズルの壁を2m程度登る場所が何箇所かあります。木の根がかなりしっかりしているので慣れていれば問題ないですが、初心者にはお助け紐が必要。
★ トラバース道が途中で途切れていて、一度クライミングで5m程度登る場所があります。
両門滝をこえるとすぐに広河原です。テント適地を見つけて本日は終了。
あいにくの雨で薪になりそうな枝が濡れそぼっていて火がつきません。しかたないので 焚き火は断念、テント内での食事となりました。みなで持ち寄った食材を煮炊きしてわいわいと 楽しくすごしました。
二日目は甲武信小屋を目指してひたすら突き上げてゆきます。
上流に行くにつれ多くの分岐がありよく確認してすすみます。何度か違う沢へ入り込んだりしました。基本、本流からあまり離れないようにすれば問題ないかと思いますが、高巻きの取付きがなかなか見つからない場所もありました。
地図で確認していたよりずいぶん上まで水があって、詰め上がりも涼しくできて良かったです。
ポンプ小屋までの詰めも思ったよりずっと短くてたすかりました。ポンプ小屋からはメンテナンス用(?) の登山道が整備されていて楽に歩けます。
小屋でコーラを頂いて少し休んだ後、おまけ山行の甲武信ヶ岳へ空身でのぼります。
サクッとピークを踏んで、さあ下山です。なんだか終わった気分になっていましたが、まだ4時間程度の下山が残ってます。もうちょっと頑張りましょう。
今回登山道用に Workman の サミットハンター を持っていきました。簡単にレビューすると「上りでは概ね問題ないですが、下りはしんどい」です
● よほどしっかり縛っても、靴のなかで足が動いて踏ん張りが効きにくい
● 赤土ではおもしろいくらいよく滑る
● 濡れた木の根もよく滑る
● 食いついた、と思っても滑ることがある
とにかく、滑るときは なんの前触れもなくスパッといく。スリップモードがとても速く対応に苦慮する。
ハイキング程度であれば十分ですが、激下りのある登山道では辛いです。
まったく意識になかったのですが、下山直後に手が痺れだして、急激な息切れに襲われました。どうやらシャリバテだったようです。ポケットにいれておいたラムネを貪るように喰いつくしたところ、徐々に回復しました。ラムネすごい!!
身体はとてもつかれたものの、終わってみれば楽しい山行でした。
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