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Yamareco

記録ID: 718199
全員に公開
ハイキング
志賀・草津・四阿山・浅間

浅草岳と守門岳

2015年09月12日(土) ~ 2015年09月14日(月)
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
49:16
距離
47.9km
登り
3,011m
下り
3,070m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:13
休憩
0:41
合計
3:54
距離 10.2km 登り 890m 下り 186m
12:28
29
スタート地点(大白川本村)
12:57
13:09
46
(休憩)
13:55
14:09
44
14:53
15:03
9
小さい水場
15:12
15:15
57
ヤジマナ沢
16:12
16:14
8
(休憩)
2日目
山行
6:16
休憩
2:17
合計
8:33
距離 22.2km 登り 1,137m 下り 1,572m
5:39
17
7:16
7:17
8
7:25
7:49
7
7:56
12
8:08
31
8:39
8:47
35
9:22
9:38
40
ヤジマナ沢
10:18
10:20
10
10:30
11:24
57
音松荘前
12:21
12:53
17
大白川本村
13:10
62
大原橋
3日目
山行
6:08
休憩
1:31
合計
7:39
距離 15.4km 登り 977m 下り 1,332m
6:00
14
6:14
6:21
2
細水場で水補給
6:23
6:30
31
布引の滝展望台
7:01
7:10
57
尾根上合流
8:07
8:10
9
8:19
8:20
55
田小屋への分岐
9:15
9:57
11
10:08
15
10:23
26
10:49
10:50
50
11:40
11:57
21
12:18
12:22
77
13:39
ゴール地点(貫木BS)
天候 (1日目)晴れ (2日目)晴れのち曇りのち雨 (3日目)曇のち晴れ、一時微雨
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
小出駅までJR、小出駅からはバスで大白川本村へ。
帰路は貫木からバスで小出駅に出てJR利用。
コース状況/
危険箇所等
浅草岳:危険個所はないが、渡渉や泥濘で靴を濡らさないように注意して歩く必要あり。雨の直後は渡渉・泥濘ともにしんどいみたい。

守門岳:布引の滝展望台から尾根上登山道に合流するまで急登。大岳分岐から二口登山口への下りは赤土粘土質の道で道が濡れていたので滑りやすかった。なお、雨が降ればすぐに川のようになるのでは。
その他周辺情報 大白川本村(終点)バス停傍に商店あるも、あまり品数はおいてない。
終点大白川本村バス停付近
2015年09月12日 12:34撮影 by  Canon IXY 630, Canon
9/12 12:34
終点大白川本村バス停付近
大白川から浅草岳に向かう車道歩き。橋の両サイドに立っている高いポールは豪雪地帯ならではのもの。
2015年09月12日 12:55撮影 by  Canon IXY 630, Canon
9/12 12:55
大白川から浅草岳に向かう車道歩き。橋の両サイドに立っている高いポールは豪雪地帯ならではのもの。
ムジナ沢登山口。ここからいよいよ山道に入る。
2015年09月12日 14:11撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
9/12 14:11
ムジナ沢登山口。ここからいよいよ山道に入る。
山道に入るとしばらくは歩きやすい登山道。
2015年09月12日 14:16撮影 by  Canon IXY 630, Canon
9/12 14:16
山道に入るとしばらくは歩きやすい登山道。
大小たびたびの渡渉地点ありその一つ。
2015年09月12日 14:25撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
9/12 14:25
大小たびたびの渡渉地点ありその一つ。
立ち木が曲がっている。雪の重圧に驚く。
2015年09月12日 14:27撮影 by  Canon IXY 630, Canon
9/12 14:27
立ち木が曲がっている。雪の重圧に驚く。
2番目に幅広の渡渉だったかな・・・。
2015年09月12日 14:28撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
9/12 14:28
2番目に幅広の渡渉だったかな・・・。
ヤジマナ沢渡渉地点。ここが一番幅広の渡渉地点。2本のトレッキングポールの助けで石伝いに靴濡らさずに済んだ。
2015年09月12日 15:12撮影 by  Canon IXY 630, Canon
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9/12 15:12
ヤジマナ沢渡渉地点。ここが一番幅広の渡渉地点。2本のトレッキングポールの助けで石伝いに靴濡らさずに済んだ。
ヤジマナ沢から急登して到着。以前はここまで車が入ることができたという、桜ソネ広場。
2015年09月12日 16:22撮影 by  Canon IXY 630, Canon
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9/12 16:22
ヤジマナ沢から急登して到着。以前はここまで車が入ることができたという、桜ソネ広場。
桜ソネ広場にツエルト張る。
2015年09月12日 17:17撮影 by  Canon IXY 630, Canon
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9/12 17:17
桜ソネ広場にツエルト張る。
2日目、浅草岳へネズモチ平から登るべく空身で出発。車が通れなくなった林道を緩やかに下る途中。いたるところに沢水が流れている。
2015年09月13日 05:47撮影 by  Canon IXY 630, Canon
9/13 5:47
2日目、浅草岳へネズモチ平から登るべく空身で出発。車が通れなくなった林道を緩やかに下る途中。いたるところに沢水が流れている。
沢水が溢れて道路を覆っている。
2015年09月13日 05:58撮影 by  Canon IXY 630, Canon
9/13 5:58
沢水が溢れて道路を覆っている。
ネズモチ平の登山口
2015年09月13日 05:59撮影 by  Canon IXY 630, Canon
9/13 5:59
ネズモチ平の登山口
ネズモチ平からの登路には途中渡渉地点もある。
2015年09月13日 06:10撮影 by  Canon IXY 630, Canon
9/13 6:10
ネズモチ平からの登路には途中渡渉地点もある。
急登もある。
2015年09月13日 06:29撮影 by  Canon IXY 630, Canon
9/13 6:29
急登もある。
途中、見晴らしがきくところでの遠景。遠すぎるようだが守門岳かな?
2015年09月13日 06:40撮影 by  Canon IXY 630, Canon
9/13 6:40
途中、見晴らしがきくところでの遠景。遠すぎるようだが守門岳かな?
前岳分岐
2015年09月13日 07:16撮影 by  Canon IXY 630, Canon
9/13 7:16
前岳分岐
浅草岳頂上はすぐ。前岳分岐からは木道が頂上まで伸びている。
2015年09月13日 07:19撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
9/13 7:19
浅草岳頂上はすぐ。前岳分岐からは木道が頂上まで伸びている。
浅草岳頂上。
2015年09月13日 07:29撮影 by  Canon IXY 630, Canon
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9/13 7:29
浅草岳頂上。
浅草岳頂上。
2015年09月13日 07:29撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
9/13 7:29
浅草岳頂上。
頂上から南眼下には田子倉湖。
2015年09月13日 07:30撮影 by  Canon IXY 630, Canon
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9/13 7:30
頂上から南眼下には田子倉湖。
頂上から前岳分岐方面。
2015年09月13日 07:30撮影 by  Canon IXY 630, Canon
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9/13 7:30
頂上から前岳分岐方面。
ザックデポ地点の桜ソネ広場に戻ってきた。
2015年09月13日 08:42撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
9/13 8:42
ザックデポ地点の桜ソネ広場に戻ってきた。
昨日登ってきたルートを戻り、赤い浅草大橋近くの駐車場付近到着。
2015年09月13日 10:27撮影 by  Canon IXY 630, Canon
9/13 10:27
昨日登ってきたルートを戻り、赤い浅草大橋近くの駐車場付近到着。
昨日の出発地点の大白川本村に戻ってから守門岳を目指す。守門橋を渡ると大原スキー場のエリアとなった。
2015年09月13日 13:13撮影 by  Canon IXY 630, Canon
9/13 13:13
昨日の出発地点の大白川本村に戻ってから守門岳を目指す。守門橋を渡ると大原スキー場のエリアとなった。
スキー場の中の舗装道路を登り詰めた地点が守門岳登山口。登山口には10台は駐車できるだろう広場になっている。
2015年09月13日 14:15撮影 by  Canon IXY 630, Canon
9/13 14:15
スキー場の中の舗装道路を登り詰めた地点が守門岳登山口。登山口には10台は駐車できるだろう広場になっている。
この大白川登山口の駐車場の隅にツエルトを張る。昨日同様、ペグが刺さらず設営に苦労した。ドームテントにすればよかったかも。
2015年09月13日 15:32撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
9/13 15:32
この大白川登山口の駐車場の隅にツエルトを張る。昨日同様、ペグが刺さらず設営に苦労した。ドームテントにすればよかったかも。
3日目守門岳へ。布引の滝へ経由のルートは最初はほぼ水平の歩きやすい道。雪の重みでブナの幹もこの状態。
2015年09月14日 06:14撮影 by  Canon IXY 630, Canon
9/14 6:14
3日目守門岳へ。布引の滝へ経由のルートは最初はほぼ水平の歩きやすい道。雪の重みでブナの幹もこの状態。
布引の滝。かなりの落差があり、思いのほか壮観。
2015年09月14日 06:28撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
9/14 6:28
布引の滝。かなりの落差があり、思いのほか壮観。
滝展望台から尾根上に出るまで急登の連続。
2015年09月14日 06:49撮影 by  Canon IXY 630, Canon
9/14 6:49
滝展望台から尾根上に出るまで急登の連続。
尾根に乗る。
2015年09月14日 07:02撮影 by  Canon IXY 630, Canon
9/14 7:02
尾根に乗る。
小烏帽子少し手前の沢。登りはじめでの余計な水は不要ということ。
2015年09月14日 08:09撮影 by  Canon IXY 630, Canon
9/14 8:09
小烏帽子少し手前の沢。登りはじめでの余計な水は不要ということ。
田小屋への分岐
2015年09月14日 08:23撮影 by  Canon IXY 630, Canon
9/14 8:23
田小屋への分岐
守門岳頂上は近い。ここらは天気が良ければ素晴らしい眺望が得られるはずなのだが・・・生憎ガス、時折の小雨などですっきりしない。
2015年09月14日 08:27撮影 by  Canon IXY 630, Canon
9/14 8:27
守門岳頂上は近い。ここらは天気が良ければ素晴らしい眺望が得られるはずなのだが・・・生憎ガス、時折の小雨などですっきりしない。
ガスの晴れ間に守門岳が見えた。
2015年09月14日 08:38撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
9/14 8:38
ガスの晴れ間に守門岳が見えた。
守門岳頂上。
2015年09月14日 09:53撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
9/14 9:53
守門岳頂上。
ピークとは思えないが青雲岳。
2015年09月14日 10:11撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
9/14 10:11
ピークとは思えないが青雲岳。
大岳分岐。ここを左の二口登山口へ向かった。
2015年09月14日 10:24撮影 by  Canon IXY 630, Canon
9/14 10:24
大岳分岐。ここを左の二口登山口へ向かった。
赤土が濡れてるので滑りやすい。
2015年09月14日 10:51撮影 by  Canon IXY 630, Canon
9/14 10:51
赤土が濡れてるので滑りやすい。
オナバミ滝の滝見台
2015年09月14日 11:03撮影 by  Canon IXY 630, Canon
9/14 11:03
オナバミ滝の滝見台
気持ち良いブナ林
2015年09月14日 11:37撮影 by  Canon IXY 630, Canon
9/14 11:37
気持ち良いブナ林
水場の護人清水。”この先水なし”とある。
2015年09月14日 11:43撮影 by  Canon IXY 630, Canon
9/14 11:43
水場の護人清水。”この先水なし”とある。
クマよけ鐘。熊に挨拶との標示で思わず打ち鳴らした。
2015年09月14日 11:55撮影 by  Canon IXY 630, Canon
9/14 11:55
クマよけ鐘。熊に挨拶との標示で思わず打ち鳴らした。
二口登山口。山道はここまで。ここから嫌いな長い車道歩きとなる。
2015年09月14日 12:20撮影 by  Canon IXY 630, Canon
9/14 12:20
二口登山口。山道はここまで。ここから嫌いな長い車道歩きとなる。
ガードレールワイヤーの上にうまく乗っかっている蛇。じっとしており弱い日差しの中で日向ぼこしているようだ。
2015年09月14日 13:24撮影 by  Canon IXY 630, Canon
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9/14 13:24
ガードレールワイヤーの上にうまく乗っかっている蛇。じっとしており弱い日差しの中で日向ぼこしているようだ。
車道歩き約1時間半かかってゴールの貫木バス停に到着。
2015年09月14日 13:41撮影 by  Canon IXY 630, Canon
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9/14 13:41
車道歩き約1時間半かかってゴールの貫木バス停に到着。
撮影機器:

装備

個人装備
ツエルト フライシート(ターフ) テントマット(銀マット) 半身エアーマット シュラフ 雨具 折り畳み傘 トレッキングポール2本 替え下着・靴下・長袖シャツ セーター 超軽ウインドパーカー ヘッドランプ コッフェル ガスコンロ・カートリッジ GPS デジカメ 携帯電話 双眼鏡 ラジオ コンパス    etc

感想

■この3日間は天気は良いという予報を信じたのだが・・・・。山に出かけようと準備をしている矢先に東京湾を震源地とする大きい地震があった。この影響でダイヤが乱れたりしたらまずいなあと心配したが、JRの運行には影響はなかったようで予定時刻通り目的地に到着できた。
■最近は登山のバス便が悪いので車利用者が多いが、この辺りはことさらのようだ。当然大白川本村行きバスには登山者は他に誰もいなかった。本当は只見線の田子倉駅から浅草岳に登り、ムジナ沢登山口に下りたかったが、田子倉駅は廃止されていたし、バス便もないので、ムジナ沢登山口からの往復とした。 
■大白川本村から緩やかな登りの日蔭がない舗装道路を汗びっしょりになりながら歩いた。ムジナ沢登山口からいよいよ山道になり日差しから逃れることができた。今は殆どの人が車で上部のネズモチ平まで行ってから登るようになったためムジナ沢登山口から登る人は少ない、浅草岳と守門岳はセットで登る人が多い、と聞いた。
■小さい沢の渡渉や池塘のような湿地帯然になっている個所などが点在し、そのたびに靴を濡らさないように2本のストックをうまく使った。ストックがなければ靴中はびしょびしょになっただろう。上部の桜曾根広場(登山口)でツエルト泊するのでヤジマナ沢で3Lの水を確保した。しかし、後でわかったことだが、何も重い水を担ぎ上げなくてもよかったのだ・・・。
■桜ソネ広場に到着した時には夕方でもあり登山者の影は一切ない。登山口に近い広場の一角にツエルトを張ろうとしたが、岩石交じりの地盤のためペグがなかなか刺さらないので苦労した。

■2日目、4時起床し行動開始。夜中に星が出ていなかったので雨を心配した。天気は下り坂のようだ。登り口にザックをデポして、ネズモチ平の登山口から登ることにして空身同然で出発した。かつては車が通れた広い道を進んだ。緩やかな下りになっているこの道は通過するのに靴を濡らさぬように注意しながら歩かねばならないほど沢水があちこちであふれ流れていた。たやすく沢水が得られたということ。
■浅草岳頂上では既に曇りかけてきたため眺望はやや物足りなかった。だんだん雲が多くなってきたので、ムジナ沢登山口に下り着くまでに降られたらちと辛いので急いだ。でも懸念した雨には遭わずに済んだ。
■大白川本村に戻ってから次のターゲットの守門岳を目指す。大原スキー場の中の舗装道路を延々と登る途中でついに雨が降り出してきた。舗装道路の終点が登山口で、そこの駐車スペースにツエルトを張ることにしているが雨が強くなってきて参った。しかし、しばらく後幸いに雨が止んだので時を逃さずにツエルト張ろうとするも昨日同様ペグが刺さらず時間がかかり焦った。ドームテントを持参したがよかったかな。
■地図にはこの辺りに水場があるように記載してあるが場所が分からなかった。うろうろ歩き回っていたら近くの側溝のようなところに水が勢いよく流れていたので利用した。これは地図にある水マークのものではないはず。

■3日目、4時起床。雨は降っていなかったが上空はどんより。天気予報では回復の雰囲気ではあるがすぐには青空になりそうもなかった。6時出発。浅草岳もそうだが下草はよく刈られていた。布引の滝展望台から尾根に乗るまで厳しい急登だった。
■天気は回復の方向ではあるようだが、雨が降るそぶりをちょくちょく見せる。結局守門岳からの眺めはなくて残念。頂上で休んでいる間にまた雨がパラパラ降ってきて、傘を用意しようとしたら止むし・・・。
■大岳分岐から二口登山口までの下りでは赤土粘土質の道、濡れた石・木の根がすべて滑りやすく3、4回ほど滑った。ストックがなかったらもっと滑っただろう。二口登山口猿倉橋からは延々と嫌な車道歩きだった。

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