白馬三山縦走〜猿倉周回ルート
- GPS
- 32:30
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 2,075m
- 下り
- 2,074m
コースタイム
- 山行
- 8:11
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 9:53
- 山行
- 9:32
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 10:00
天候 | 1日目:晴れ 2日目:晴れのち曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◆猿倉荘〜大雪渓 危険箇所はありません。 のんびり歩いているといつの間にか到着します。 ◆大雪渓 ノーアイゼンの方も一部いましたが、アイゼンは必須だと思います。 うっかりアイゼンを忘れても、猿倉荘や白馬尻小屋で購入できます。 ストックがあったほうが登りやすいです。 ◆大雪渓〜白馬岳頂上宿舎 急登というほどではないのですが、ガッツリ2時間ひたすらのぼりで 結構しんどいです。 ガレ場が多いので、落石注意です。 ◆白馬岳頂上宿舎〜白馬岳山頂 特に危険箇所はありません。 山頂は結構切立った岩場なので、滑落しないように注意しましょう。 ◆白馬岳頂上宿舎〜杓子岳 登り下りが結構ある稜線です。 杓子岳直下の分岐から山頂側のルートは崩れやすいガレ場なので、歩きにくいです。 ◆杓子岳〜鑓ヶ岳 登り下りが結構ある稜線です。 特に危険は感じませんでした。 ◆鑓ヶ岳〜白馬鑓温泉 途中見える黒い小屋は天狗山荘です。 白馬鑓温泉へ行く分岐はちょっとわかりにくいです。 また、白馬鑓温泉手前の鎖場は結構険しく危険です。 気を引き締めて通過しましょう。 ◆白馬鑓温泉〜猿倉荘 ひたすら下りが4時間近く続きます。 危険箇所はありませんが、精神的に結構つらいです。 |
その他周辺情報 | ◆下山後の温泉 八方の湯 http://hakuba-happo-onsen.jp/ 新しくて綺麗です。 スマホクーポンで割引 大人1名:700円 |
写真
感想
脱臼した足の回復具合が少し心配な山行でしたが、やわらかい靴で行ったこともあり特に問題なかったです。
最近はすっかり雨男ですが、梅雨をも吹き飛ばす晴れ男の佐藤と一緒だったので、久々に絶景を拝むことができました。
前泊したおかげで、のんびり登れてテント場でのんびりできたのも良かったです。
中国茶を飲みながら料理をしたりして、なかなか贅沢な時間を過ごせました。
コースは思っていたよりハードでした。
特に大雪渓から山頂宿舎までの登りと、白馬鑓温泉から猿倉荘までの下りは、精神的にも肉体的にもしんどかったです。
また、今回このコース全域で一度も子供の登山客を見かけませんでした。
これってやっぱり一般的にきついコースって事なのかな?
出発当日に、水害の出た実家に行っていたこともあって、準備不足が目立ちました。
スブすまん。今回も忘れ物でウチに寄ってもらいました。なんとシュラフ。そのまま行ってたら凍えてたよ(W。
それに、病み上がりのスブのペースならなんとかついて行けるのではと思っていたら、ぜんぜんダメ。地獄のお盆進行で、運動不足と寝不足と多大なるストレスでゆるんだ体にテント装備の重荷ではコースタイムを10%近くオーバーする始末でした。
そもそも、忘れ物をした割には食料をたくさん詰め込みすぎて、体力とのミスマッチに問題ありあり。
せっかく新調した軽アイゼンはamazonの箱の中でかくれんぼしていたので、現地で調達しました。もちろんわざとです。人柱です。
猿倉荘で売っている軽アイゼンはシンプルかつワイルド。原始的な構造ですが、装着は特に問題ありません。フラットに足をつけば最初はきちんと効きます。で、しばらく歩くと足の裏がモッコリしてきます。こうなると滑ります。ズルっとくるごとに微妙に耐力を奪われます。張り付いた雪を落とせば元通りですが、自分で落とすのはなかなか面倒です。雪渓を越えたあたりで、太ももの後ろあたりの筋肉に普段はない何かを感じました。使う筋肉が違うようです。
その先もけっこう急な登りがたくさんあります。そして、村営頂上宿舎が見えてくる頃の階段がキツイ!同行者にザックを持ってもらってヒーヒー言いながら上っていく女性登山者の後塵を拝する屈辱を味わうことになりました。
テント場につくころにはヨレヨレでしたが、荷物をおろせばまだ動けます。空身の白馬岳アタックは爽快でした。財布までテントにデポしてきたので、レストランではスブに借金です。
夕食は、フランスパンとチーズのアソートパックを忘れてきてもなお有り余る食材で贅沢しました。今回は、凍頂烏龍茶のうんまいヤツを堪能するために、トランギアのケトルを新調しましたが、とくに必要ありませんでした。でも、山の上のお茶会は予想以上でした。定番にしたいです。夕方から冷え込んだので、あったかい食べ物がおいしかったです(夜半から未明にかけて0度まで下がりました)。
朝5時にテント場をたったのも正解でした。登りゆく太陽を眺めながら、私の頭の中にはBS-TBS「日本の名峰・絶景探訪」のご来光シーンの音楽が流れていました。
その先、白馬鑓の山頂についた時は真っ白だったのに、ちょっと下りたら急に晴れたので上り返しました。そんな元気だけはあるんですね。
さて、すべてのピークをこなし、あとは下山でラクチンと思ったら大間違い。鑓温泉小屋から、まだ4時間あります。このコース、登りと下りのタイムがそれほど大きく変わりません。つまり、ゆるい勾配の道が延々続く…だけでなく、下りなのに上り返しがけっこうあるのです。しかも、滑りやす岩の鎖場もあり、緊張も強いられます。そして最後の1時間半は雨でした。
とはいえ、実に充実した楽しい山行でした。やや残念だったのは、花はほとんど終わっていて紅葉にはまだ早いという実に中途半端な時期だったこと。できれば来年は7月か8月に高山に行きたいです。
天気もなかなか良かったみたいだし、羨ましいよ。
ま、俺の八ヶ岳も負けてなかったけどな。
せっかちなスブとのんびり屋の佐藤のコンビも意外で面白かった。
行きたかったなー。白馬岳。
天気にも恵まれたみたいだし。
ドタキャンすまなかったね。
来年はぜひ、北アルプスの本丸を目指そう!
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