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Yamareco

記録ID: 7200381
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ハイキング
志賀・草津・四阿山・浅間

地獄の階段と赤石山

2024年09月06日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:48
距離
12.3km
登り
626m
下り
629m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:34
休憩
1:14
合計
5:48
6:07
1
大沼池入口P
6:08
6:12
58
7:10
7:16
53
8:09
8:15
11
1919M
8:57
9:23
20
10:22
10:45
16
11:01
11:02
22
11:24
11:32
23
逆池分岐
11:55
大沼池入口P
天候 天候:曇り時々晴れ 気温:15〜19℃ 風:5kt 湿度高め
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大沼池入口の駐車場を利用しました BSとトイレあります
R292蓮池から1.6Kmのアクセスしやすい場所です
コース状況/
危険箇所等
駐車場から大沼池は逆池経由の林道歩きで4kmほどあります。障害物はありませんでした。
大沼池から赤石山のルートは志賀高原特有の笹と泥濘登山道です。稜線まで急登の階段が連続します。笹は刈り払われておりミスコースの心配はありませんが、崩落や浸食が激しい場所もあり、お助けロープも張ってありました。山頂直下にザレた場所とちょっとした岩場がありますが、問題はありません。
その他周辺情報 この時期は「志賀高原ヒルクライム」イベントがあります。
今年は9月8日でR292の通行規制もあります。
一ヶ月ぶりに志賀高原に戻ってきました
一ヶ月ぶりに志賀高原に戻ってきました
相変わらず便数が少ないバス停のある駐車場を出発し
相変わらず便数が少ないバス停のある駐車場を出発し
分岐を右に下ります
分岐を右に下ります
最近は本当に多い
熊との遭遇に怯えながら
最近は本当に多い
熊との遭遇に怯えながら
散策の道に入ります
散策の道に入ります
静かな逆池の橋を渡り
静かな逆池の橋を渡り
背丈ほどのササに覆われた道を進み
1
背丈ほどのササに覆われた道を進み
樹林の道を抜けると林道に合流します
樹林の道を抜けると林道に合流します
歩きやすい林道を淡々と歩くと
歩きやすい林道を淡々と歩くと
いつしか池尻に到着です
ちなみに大沼池はせき止湖です
3
いつしか池尻に到着です
ちなみに大沼池はせき止湖です
路傍の花を愛でながら湖畔の道を進むと
2
路傍の花を愛でながら湖畔の道を進むと
赤石山への分岐がありました
赤石山への分岐がありました
しばらく笹原を進むと
しばらく笹原を進むと
現れました
地獄の階段の始まりです
3
現れました
地獄の階段の始まりです
これまでのどの階段よりも
きつく苦しい道のりで
これまでのどの階段よりも
きつく苦しい道のりで
浸食箇所はロープを頼りに登り
1
浸食箇所はロープを頼りに登り
地を這うように進む場所もありました
地を這うように進む場所もありました
気がつけば
9/30の古い案内板が現れ
気がつけば
9/30の古い案内板が現れ
更に11/30まで登ると平らな場所があったので
更に11/30まで登ると平らな場所があったので
しばらく休憩することにしました
(休憩適地という感じではないです)
しばらく休憩することにしました
(休憩適地という感じではないです)
急登の階段はまだまだ続き
19/30の辺りから
急登の階段はまだまだ続き
19/30の辺りから
赤石山が見えました
1
赤石山が見えました
左側の飛び出した岩峰が山頂ですね
(まだまだ先は長いぞ)
2
左側の飛び出した岩峰が山頂ですね
(まだまだ先は長いぞ)
と感動もなく稜線分岐に到着
(ヤマレコで忠右衛門新道分岐となっている場所です)
と感動もなく稜線分岐に到着
(ヤマレコで忠右衛門新道分岐となっている場所です)
そこには朽ち果てた分岐道標がありますが読めないですね
(よ〜く読むと写真に合成した文字がうっすらと読めます)
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そこには朽ち果てた分岐道標がありますが読めないですね
(よ〜く読むと写真に合成した文字がうっすらと読めます)
樹林に囲まれた稜線の道を詰めると
1
樹林に囲まれた稜線の道を詰めると
先ほど見えた大岩のある山頂直下に飛び出します
2
先ほど見えた大岩のある山頂直下に飛び出します
ここからザレた階段を少し登り
3
ここからザレた階段を少し登り
大岩を巻くと
眼下に展望が開けます
3
眼下に展望が開けます
あれは
ペンケトーを彷彿とさせる大沼ブルー
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あれは
ペンケトーを彷彿とさせる大沼ブルー
素晴らしい展望に感動しながら少し進むと
2
素晴らしい展望に感動しながら少し進むと
ここが山頂です
(何もない岩峰です)
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ここが山頂です
(何もない岩峰です)
山頂の祠を参拝し
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山頂の祠を参拝し
群馬県側に少し下ると
群馬県側に少し下ると
山頂標がありました
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山頂標がありました
ここは東館山(寺子屋)と野反湖方面への分岐で
1
ここは東館山(寺子屋)と野反湖方面への分岐で
厳しそうな国境の道が続きます
(それなりの装備というのがいいですね)
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厳しそうな国境の道が続きます
(それなりの装備というのがいいですね)
展望ですが、
ガスの切れ間から奥志賀の岩菅山や
2
展望ですが、
ガスの切れ間から奥志賀の岩菅山や
佐武流山と白砂山
そして懐かしの堂岩山などが見えました
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佐武流山と白砂山
そして懐かしの堂岩山などが見えました
南側も横手山と鉢山はくっきりですが
2
南側も横手山と鉢山はくっきりですが
北ア方面は雲の彼方といった感じで
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北ア方面は雲の彼方といった感じで
眼下のパンケトーだけがクリアに佇んでいました
(って大沼池ですよ)
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眼下のパンケトーだけがクリアに佇んでいました
(って大沼池ですよ)
一ヶ月前の志賀山を見返し
感慨深い時間を過ごしたところで
2
一ヶ月前の志賀山を見返し
感慨深い時間を過ごしたところで
双湖台を後にします
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双湖台を後にします
おや
山頂は切り立った断崖だったんですね
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おや
山頂は切り立った断崖だったんですね
ガスが切れて全貌が見えました
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ガスが切れて全貌が見えました
鉢山の向こうには笠岳も顔を出しているじゃないですか
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鉢山の向こうには笠岳も顔を出しているじゃないですか
本当の編笠みたいですね
本当の編笠みたいですね
ザレた階段を慎重に下り
ザレた階段を慎重に下り
大岩をしり目に稜線を一気に下ると
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大岩をしり目に稜線を一気に下ると
例の分岐です
そしてここからは地獄の階段下りが始まり
例の分岐です
そしてここからは地獄の階段下りが始まり
写真など撮る余裕もなく
写真など撮る余裕もなく
気が付けばエメラルド大沼でした
気が付けばエメラルド大沼でした
にしても「ここは大沼池1,697m」って?
またツッコんでしまいました
にしても「ここは大沼池1,697m」って?
またツッコんでしまいました
静かな湖畔には人影もなく
今日はうるさいカラスもお休みのようです
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静かな湖畔には人影もなく
今日はうるさいカラスもお休みのようです
気持ちよい涼風に癒されながら十分に休憩をとったら
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気持ちよい涼風に癒されながら十分に休憩をとったら
さあ帰りましょう
1
さあ帰りましょう
湖畔の道にはトンボが群がり
湖畔の道にはトンボが群がり
秋の訪れを感じさせてくれます
秋の訪れを感じさせてくれます
が、まだまだ暑いこの気候
が、まだまだ暑いこの気候
一体どうなってるんでしょうね
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一体どうなってるんでしょうね
この道を辿ることはしばらくないと思いますが
この道を辿ることはしばらくないと思いますが
大沼池さん
またいつかお会いしましょう
またいつかお会いしましょう

感想

8月は地震・台風・異常な暑さと続き、山行から距離を置いていましたが、ようやく再開できる目途がたったので、志賀高原最後の未踏峰「赤石山」に登ってみました。
そして分かったのは、これぞ真の地獄階段ということでした。元々人気のあるコースではないですが、これほどトラディショナルな登山道とは思ってもいませんでした。
決して難易度は高くないですが、忍耐力は求められそうです。
今回はガス多めでクリアな展望とはいきませんでしたが、味わい深い景色を楽しめる山でした。群馬県境のこの一帯は過酷なルートが続き容易に近づくことはないでしょうが、好きな人にはたまらないでしょうね。私は再訪することはないと思います。
志賀高原は十分楽しんだので、次は北アルプスでも登ってみたいですね。

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