記録ID: 7202246
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
甲斐駒ヶ岳
2024年09月06日(金) [日帰り]
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- GPS
- 08:55
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 1,268m
- 下り
- 1,219m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
登山後の動線は以下の通り 北沢峠→戸台パーク→茅野→新宿 ※仙流荘では日帰り湯も提供している ※戸台パーク→茅野駅を直接結ぶ南アルプスジオライナー(JR関東バス運行の特急バス)は10月頃まで金土日のみの運行、事前予約不要 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【長衛小屋→北沢峠】 未舗装林道 【北沢峠→双児山】 樹林帯の道だが勾配緩く、上りでも下りでも支障なし 尚、山頂直前でようやく展望が開くが、そこまでに展望ポイントは無い 【双児山→駒津峰】 50〜70m程標高を下げた鞍部に携帯トイレ用使用ブースがある 登り返しは急勾配。この区間は下りで滑らないように注意要。展望は常に良い 【駒津峰→六方石】 六方石は駒津峰と甲斐駒ヶ岳との鞍部で甲斐駒ヶ岳の直登ルートと迂回ルートの分岐点になっている。本区間はアップダウンしながら徐々に標高を下げていく形、尾根は尖った岩の比較的ヤセ尾根、鎖場も2箇所ほどあるが難易度は高くない 【六方石→甲斐駒ヶ岳(直登ルート)】 山梨県の山のグレーディングによると難易度C、瑞牆山等と同レベル。結構な岩場が連続するが岩に足場や手すりが打ち付けられていたり、岩が掴みやすい形状であったりと三点支持が取り易い。但し、岩場にありがちだが、道を見失いがち、見誤りがちなので注意が必要。赤ペンキで◯、→等でルートを示してくれているが、岩に集中し過ぎていると見落とす可能性あり。一つの岩場を片付けたら次の案内がどこにあるか何度もチェックしながら進むのが大事(これをせずにがむしゃらに登っていくと、登ったは良いが引き返すのに苦労する、引き返せない等のリスクが生じる) 【甲斐駒ヶ岳→六方石(迂回ルート)&摩利支天ピストン】 砂礫化した花崗岩が斜面を覆い、さながらビーチのようになっている。登山道は踏み固められて比較的歩き易いが、道を逸れるとずるずる滑る。正規ルートには鉄製の杭のような物が打ち付けられている。踏み跡が沢山あって気が付くと正規ルートを外れてしまっている事がある。多くはすぐに正規ルートと合流するが、そのまま途切れたり無くなってる事も。これらはハイカーが、道を外れた先の景色とか様子を見るために逸れて、それらが累積して出来た踏み跡。花崗岩ビーチは色は白なので照り返しが強い。日射しが強い日はサングラスは重宝する。自分はサングラス忘れたがありったけの日焼け止めは塗り直しました。摩利支天との往復は20分程。黒戸尾根を含めた甲斐駒の勇姿は一見の価値あり。 【駒津峰→仙水峠】 最初は展望の良い尾根道。樹林帯に入ったあともひたすら急坂を下り続ける。 【仙水峠→仙水小屋】 仙水峠は栗沢山と駒津峰を構成する岩石の溜まり場のような有り様。いわゆるゴーロ帯で歩き難い。20分程我慢して歩くと樹林帯となり、その後は程なく仙水小屋に至る。仙水小屋には水場があるので水分補給可能 【仙水小屋→長衛小屋】 沢筋の道で一箇所だけ鎖場あり。ここは気を引き締め直して下りる。そこを過ぎるとなだらかな未舗装林道となり小屋に至る |
その他周辺情報 | 仙流荘 日帰り湯800円 使い捨てカミソリ100円 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
タオル
ストック
|
---|
感想
翌日は素晴らしい快晴に恵まれた
朝4:30起床 朝食等を済ませ5: 21に行動開始
目の前に仙水峠への登山道があるのにまずは北沢峠へ 北沢峠から双児山経由のコースを歩くことにした
まだ薄暗い
これが大分気分に余裕を持たせてくれる
双児山手前でついに展望が開く
文句のない快晴だった
駒津峰から甲斐駒ヶ岳はすぐなのかと思ったら、ここからが長かった
何回かのアップダウンの後、ようやく甲斐駒ヶ岳の山肌に取り付くとルートが直登ルートと迂回ルートに分かれた
あまり何も考えずに直登ルートを選ぶ
結構な岩場を歩く
ただ、手がかりがちゃんとあるので登りなら怖くない
気をつけなければならないのは岩に赤ペンキで書かれてる矢印、これを見落とすと妙な所に誘い込まれて身動きできなくなるリスクがあるのでその点は注意した
山頂からは365度の大展望
北岳
間ノ岳
仙丈ヶ岳
中央アルプス(木曽駒ヶ岳)
御嶽山
乗鞍岳
北アルプス(槍ヶ岳)
鋸岳
日向山
八ヶ岳
瑞牆山
金峰山
鳳凰三山
富士山
アサヨ峰
栗沢山
分かっただけでもこれだけの山が望めた
下りは砂礫化した花崗岩の砂漠地帯をのんびり下る
時間に余裕があったので摩利支天を往復
摩利支天からは、かの黒戸尾根を横から望む事ができる 相当厳しい尾根だった
黒戸尾根と砂礫化ビーチの好対照は表情を同時に眺められるので、摩利支天はなかなか行く価値のある場所だった
唯一の失敗はサングラスを忘れた事
砂礫化花崗岩はまさにビーチやゲレンデと一緒で光の照り返しが半端ない 目がショボショボして困った
人生初の南アルプスを存分に堪能した山旅でした
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