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Yamareco

記録ID: 7203281
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

神威岳

2024年09月06日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:59
距離
11.3km
登り
1,262m
下り
1,266m

コースタイム

日帰り
山行
7:59
休憩
1:00
合計
8:59
天候 晴れ🌞
深夜2時〜7時頃まで土砂降り☔️だったが、その後急回復。
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・前日夕方にペテカリ山荘から戻り、神威山荘で前泊。
🚗ペテガリ駐車場18:04→神威山荘18:10 1km
コース状況/
危険箇所等
◆水深
・大体は足首〜ひざ下。深い所でもひざ関節位。
 朝(2-7時)☔️降ったので不安だったが、あまり影響なかったようだ
・水温も低くない。尾根取付点では、どっぷり全身川につかって体冷やしてからスタートしたが、首までつかるのにそ〜っと入らなくても、全然冷たいとは感じなかった。

◆全体感
ざっくり3部構成。
(1) 普通の山道を水平移動(渡渉1回含): 30分
(2) 沢歩き(沢靴): 2時間
(3) 取付点から尾根を直登(登山靴): 2時間

(1) 小屋→二股
・第1二股の付近の道が少し分かりにくい。最初に渡渉して、すぐ対岸の笹藪へ突入するが、笹藪が大変濃く、進路を見失いやすい。丈が顔の高さまである所も。ピンクテープを慎重にたどった。慎重に進めばニシュオマナイ川本流に出られる。

(2) 沢登り
・大半は河原や沢の中を歩く感じ。大きく高巻きする道はない。
・時々脇道もあるが、たとえ入口見逃してそのまま沢の中を進んでも、何とかなる感じ (多少面倒にはなるが)
・ピンクテープはたくさん付いてたが、付いてる意味をどう解釈するか迷うことがよくあった。特に帰りは。私が沢歩きに慣れてないせいかもしれない。帰りは途中からあまり気にせず歩いた。

(3) 登山靴に履き替えて↑800mの直登。
・最初から最後まで藪こぎ。笹で路面が覆い隠され進路が分かりにくい。
・山頂近くはハイマツの枝漕ぎ。枝が生える向きに逆って登るので、枝が体を突いて痛い。
・山頂まで急な直登が続く。途中休めるスペースも無く、ひたすら耐えて登るのみ。
・下りは、笹やハイマツが”順目”になるし、左右の笹をロープ代わりに掴みながら意外に楽に下れた。

◆人の往来
9/6(金)は多分自分だけ。9/7(土)は5-6時の間にソロ3人が小屋前を出発。
その他周辺情報 ◆神威山荘
・中は6,7人、詰めれば10人は泊まれそう。
・前には車5,6台は停められそう
・水は前の沢から採る。浄水器は要りますね
・トイレあり。
・9/5(木)は2組3人泊、9/6(金)ソロ2人泊 (自分含)
7時頃まで雨だったのに、出発前にはこの青空
2024年09月06日 08:15撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
2
9/6 8:15
7時頃まで雨だったのに、出発前にはこの青空
小屋の中
2024年09月07日 07:17撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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9/7 7:17
小屋の中
2024年09月06日 08:19撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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9/6 8:19
第1二俣。
対岸にピンクリボンがあるので渡ります。
そのまま笹原に入り、ペテガリ顔負けの笹藪漕ぎ
2024年09月06日 08:43撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
5
9/6 8:43
第1二俣。
対岸にピンクリボンがあるので渡ります。
そのまま笹原に入り、ペテガリ顔負けの笹藪漕ぎ
2024年09月06日 09:23撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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9/6 9:23
2024年09月06日 09:59撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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9/6 9:59
取付点。登山靴に換装。
2024年09月06日 14:56撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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9/6 14:56
取付点。登山靴に換装。
初めて上が見えた。
2024年09月06日 11:43撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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9/6 11:43
初めて上が見えた。
ようやく山頂を捕らえた
2024年09月06日 12:43撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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9/6 12:43
ようやく山頂を捕らえた
登頂
2024年09月06日 12:58撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
6
9/6 12:58
登頂
《北↑》昨日登ったペテガリが。
(後で調べたら幌尻岳も見えてる)
2024年09月06日 13:00撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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9/6 13:00
《北↑》昨日登ったペテガリが。
(後で調べたら幌尻岳も見えてる)
《北東↗︎》奥に広がる十勝平野
2024年09月06日 13:04撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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9/6 13:04
《北東↗︎》奥に広がる十勝平野
《東南東→》横に迫ってでっかく見えるが、知らない山
(ソエマツ岳/ピリカヌプリ/(少し奥に)楽古岳。さらに南下する日高山地の主脈)
2024年09月06日 13:05撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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9/6 13:05
《東南東→》横に迫ってでっかく見えるが、知らない山
(ソエマツ岳/ピリカヌプリ/(少し奥に)楽古岳。さらに南下する日高山地の主脈)
《南↓》奥に海が。
※左の山頂に雲かかってるのがアポイ岳
2024年09月06日 13:07撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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9/6 13:07
《南↓》奥に海が。
※左の山頂に雲かかってるのがアポイ岳
《西北西←》さすがに、石狩平野を挟んだ奥の山々は見えてない
2024年09月06日 13:16撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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9/6 13:16
《西北西←》さすがに、石狩平野を挟んだ奥の山々は見えてない
2024年09月06日 13:17撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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9/6 13:17
帰りは、左右の河原にこだわらず、底が平らで浅い所はそのまま川中をじゃぶじゃぶ。その方が歩きやすかったり。
2024年09月06日 15:59撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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9/6 15:59
帰りは、左右の河原にこだわらず、底が平らで浅い所はそのまま川中をじゃぶじゃぶ。その方が歩きやすかったり。

感想

前日ペテガリ岳に登って下山した後、さらに少し無理して神威山荘まで戻ってきて前泊。
が、天気予報が珍しく大当たりで、深夜2時頃から激しい雨。朝までザーザー降り。
その後天気は急回復する予報だったが、土砂降りの直後に、慣れない沢登りはヤバかろう、と1日小屋での停滞を覚悟した。6時頃までそのままふて寝。ところが、7時半頃になると青空が見え始めた。
こんなんで1日小屋でくすぶってたら気が狂う、と思い、”行けるとこまで行ってみよう!” と、急遽アタックを決断。
慌てて準備して8時頃、大幅に遅れて小屋を出た。

同泊だった方のお話では、ペテガリよりもこっちの方が本格的な沢登りとのこと。
水量が心配だったが、結果的には雨の影響はほぼ無く、問題なく進むことができた。

そして、取付点からは、ペテガリにも劣らない深い笹とハイマツのヤブ漕ぎ。...日高ってどこもこんな感じなんだろうか。

山頂は、この日はきれいに晴れて、周りもよく見えた。といっても、分かる山はペテガリ岳だけだったけど。

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