秋の風吹く焼岳 (中の湯バス停-北峰-上高地バスセンター)

2024年09月06日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.9km
• 登り: 1,190m
• 下り: 1,000m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:17
• 休憩: 1:22
• 合計: 9:39

4:50 スタート地点
4:50 中の湯バス停
5:06 国道旧道の分岐
5:48 5:52 中の湯温泉
6:07 6:10 新中の湯登山口
6:58 大きな倒木跡
7:46 7:59 広場
8:04 下堀沢出会
9:27 南峰と北峰のあん部
9:41 10:00 焼岳北峰
10:10 上高地方面下山口分岐
10:58 中尾峠
11:17 11:40 焼岳小屋
12:00 長ハシゴ
12:15 峠沢梯子場
13:22 13:25 上高地焼岳登山口
13:41 13:45 田代橋
14:11 14:24 河童橋
14:29 上高地バスターミナル
14:29 ゴール地点

天候

快晴 午後は2800m以上にガス
直射日光が厳しかったが盛夏時のようなジリジリ焼ける感じはなく、登っていても汗がしたたり落ちるようにことはなかった。頂上では涼しい風が吹くものの、機能性半袖アンダーと長そでTシャツ姿でジャケット等着ずに30分過ごせた。
この日上高地の気温(公式) 最高22.4　最低11.7　

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き帰りとも、大阪梅田から上高地への直通バス利用
行き、夜行便で中の湯バス停下車　帰りは上高地16:10発の昼便

コース状況／危険箇所等

よく整えられていますが、焼岳〜中尾峠間はザレザレの急な下りなので尻もち注意。私・・2回やりました。
あと大ハシゴですが、今年バージョンは今まで2連だったものが最上部に短いものを加えて3連になっていました。で、ひとつ目とふたつ目がつながる踏み段位置が合っておらず、足を置こうとしたら「あれ!?」となります。つながり目にご注意を。

その他周辺情報

トイレと飲料調達は焼岳小屋、あとは上高地エリアです(焼岳小屋を出ると一番近いトイレは田代橋渡ったところ)

写真

木曜日の仕事帰りに梅田を出発

朝5時に中の湯バス停で降りたのは私だけ、登山開始だ

R158を10分ほど戻って旧国道に入る

長野五輪まで大型トラックも通ったボロ道にビックリ

1時間ほどで登山口、ここから山道へ入る

中の湯名物の路駐も金曜なので落ち着いていた

活火山なので警告多数。現在はレベル1らしい

路上廃車を通過、誰がどうやって捨てにきたのだろう

最初の1時間少しは樹林帯の急登、我慢の登山だ

途中から本峰がチラッw 左の木々は色づき始めている

ここで行動食の練りようかんを投入する

振り返ると霞沢岳が迫る、嬉しくなる瞬間だ

樹林帯を抜けここからまた急登、少しづつ高度を稼ぐ

最低あん部は近くに見えるが息が苦しく近づかない

やっと稜線に乗った、火山湖を眺めてひと休み

すごい勢いで火山性ガスが噴出、改めて活火山を意識

溶岩ドームの下を進む、いま爆発せんといてなw

北峰に到着、少しもやがあるものの快晴だ

穂高が全部見えは珍しい、左に西穂山荘も見える

振り向くと乗鞍の山なみ、こちらも行きたい山だ

割れてる山名票で一枚 撮影ありがとうございました

下界に河童橋が(画像上) 今からあそこへ降りてゆく

箱庭みたいな景色を眺めながら上高地をめざす

途中に光ゴケ群生地、下りで数少ない癒しスポット

森の中に焼岳小屋、ポツンと一軒家に出てきそうw

飲料調達し昼食、またおにぎり+パンの?な組合わせ

小屋からは笹の道を下る、すぐに樹林帯だ

下に見える大正池、また時間のあるとき訪れたい

そろそろ難所へ、ツルツルの一枚岩をクサリで降りる

下山の核心部大ハシゴ、今年は3段になってて緊張する

グラつく4連ハシゴ、金剛山カトラ谷もビックリ

桟道もあるが乾いていればゆっくり通過で大丈夫

登山道から林道へ、ここから上高地の公園内歩きだ

暑いのに登山かい、私ら陰入って寝てますわ、ウキーッ

観光ポスターみたいな景色の中、上高地を楽しむ

今日の河童橋、訪日客は土日関係ないのでほぼ外人100%

河童橋で10代の私(左)が42年後の私と出会う 物忘れや老眼のない左の私がうらやましいw

大阪直通のバスで帰阪、急遽決めた焼岳だったが、好天に恵まれて上高地ともども楽しめた

感想

tsnet

ご覧いただきありがとうございます。

9月第一週の金曜日に、残っていた夏季休暇を利用して焼岳に行ってきました。
ルートは、大阪から上高地行きの直通バス(夜行)を利用して、上高地エリアに入って最初の停留所になる中の湯で下車。そこからR158の旧国道に入って中の湯温泉旅館を経由し新中の湯登山口まで歩き、そこから登山道で焼岳北峰というルートです。
下山はピストンでなく、帰りに大阪行直通バスを利用する関係で焼岳小屋経由で上高地に降り、上高地の公園内を散策して河童橋→バスセンターという経路で歩きました。

もともと9月第一週は山行予定はなかったのですが、その前週に鹿島槍ヶ岳行きを計画していたところ、迷走する台風10号のおかげでやむなく中止としました。
日を改めてと言いたいところですが、9月は3連休が2回あるので、今ごろから計画を立てても、主要なコースは交通機関も山小屋(旅館)も全く予約が取れません(泣)

予約のいらないコースでどこか良いところはないかと、たまたま夜行高速バスの空席状況を見ていたところ、上高地行きの直通バスのキャンセルが出ているのを発見(!)
すぐに座席を確保し「上高地周辺で夜行日帰りできるところ」ということで焼岳に行ってきました。このバスは実需よりもとりあえず席を押さえようという人が多いので、キャンセルは前日夜か乗車当日ぐらいしか出てこないためタイミングがよかったです。

そんな感じで行先あと決めで決まったみたいな焼岳ですが、自分の北アルプス行き史上上位10指に入るぐらいの好天に恵まれ、秋の風が吹くなか少しずつ始まった紅葉を見て登ることができ、また下山した上高地でも秋の気配を感じて心地よく歩くことができた、楽しい山行となりました。