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Yamareco

記録ID: 7207660
全員に公開
沢登り
奥多摩・高尾

奥多摩/川苔谷逆川

2024年09月07日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:54
距離
8.1km
登り
760m
下り
502m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:54
休憩
0:00
合計
5:54
7:41
26
8:07
282
12:49
30
13:34
1
13:35
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
以前まで無料だった鳩の巣駅Pは有料化されてます。週末は上限料金が無いようにみえましたので(違ってたらすみません)ネット予約の近辺Pを利用しました
h)何年かぶりの鳩の巣駅でSueと待ち合わせ。
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h)何年かぶりの鳩の巣駅でSueと待ち合わせ。
h)電車で一駅、奥多摩駅着。そこからバスに乗り換え。
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h)電車で一駅、奥多摩駅着。そこからバスに乗り換え。
h)バスは川乗橋行きを増便して対応されてました。すごい人!!
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h)バスは川乗橋行きを増便して対応されてました。すごい人!!
h)しばらく林道を歩き、聖滝付近のカーブミラーで沢装備に換装。
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h)しばらく林道を歩き、聖滝付近のカーブミラーで沢装備に換装。
h)さて沢に下降してゆきます。が結構急だなぁ
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h)さて沢に下降してゆきます。が結構急だなぁ
h)かなり傾斜がキツいのと足元ズルズルなので私はゴボウで降りてきました。もう少し上流側に続いてた踏跡のほうが緩やかに降りれたかも。
降りた先は丁度、本谷と逆川の出合でした。
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h)かなり傾斜がキツいのと足元ズルズルなので私はゴボウで降りてきました。もう少し上流側に続いてた踏跡のほうが緩やかに降りれたかも。
降りた先は丁度、本谷と逆川の出合でした。
h)入渓して早速胸まで浸かりました。
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h)入渓して早速胸まで浸かりました。
h)出だしから小滝続きます
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h)出だしから小滝続きます
h)7m滝を巻き中。続く3mcs滝とまとめて巻きました。
この前の台風の影響なのかだいぶ水量が多いように感じましたので、7mは高巻きを選択。
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h)7m滝を巻き中。続く3mcs滝とまとめて巻きました。
この前の台風の影響なのかだいぶ水量が多いように感じましたので、7mは高巻きを選択。
h)7mを超えるとしばらくは巨岩ゴーロエリアになります。
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h)7mを超えるとしばらくは巨岩ゴーロエリアになります。
h)この3条は右と中央は足がなさそう。
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h)この3条は右と中央は足がなさそう。
h)左はどうかな…やっぱ足が無い…シャワーしながら試行錯誤して結局巻き…
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h)左はどうかな…やっぱ足が無い…シャワーしながら試行錯誤して結局巻き…
h)ここは右の岩、フェイス状を登った
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h)ここは右の岩、フェイス状を登った
h)一個前の写真と同じ所、上から
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h)一個前の写真と同じ所、上から
h)苔むした感じが美しい
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h)苔むした感じが美しい
h)右から取り付いて水線を跨ぎ、リッジ状を登った
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h)右から取り付いて水線を跨ぎ、リッジ状を登った
h)釜が深い小滝が多い印象
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h)釜が深い小滝が多い印象
h)大釜を持つ小滝
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h)大釜を持つ小滝
h)濡れる気満々でウェットスーツ上を着てるので、泳ぐ!
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h)濡れる気満々でウェットスーツ上を着てるので、泳ぐ!
h)泳いで取り付く!
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h)泳いで取り付く!
h)右岸から枝沢。右へ。
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h)右岸から枝沢。右へ。
h)この付近で親子熊と遭遇🐻&🐻。
先行してたSueが小滝を一段上がった所で短く大きな声をだしたので追いつくと5mほど先に親子熊…。
母熊は最初突進しようとしていましたがニンゲン2匹現れた事で形勢不利と判断したのか、はたまたSueの投石と私の威嚇大声に怯んだのか、一瞬躊躇して引き下がり、母熊は右岸に、小熊は左岸に、それぞれ駆け上がって行きました。
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h)この付近で親子熊と遭遇🐻&🐻。
先行してたSueが小滝を一段上がった所で短く大きな声をだしたので追いつくと5mほど先に親子熊…。
母熊は最初突進しようとしていましたがニンゲン2匹現れた事で形勢不利と判断したのか、はたまたSueの投石と私の威嚇大声に怯んだのか、一瞬躊躇して引き下がり、母熊は右岸に、小熊は左岸に、それぞれ駆け上がって行きました。
h)ツキノワグマって、犬並みの嗅覚(ヒトの3000~10000倍らしい)と、基本臆病な性格なので、大抵は出会う前に向こうから避けてくれるのですが、今回は
①向こうが風上だった②熊も沢に降りていた(水飲み?)③我々が一段低い所にいて目視しづらかった&沢音で行動音が届かなかった、などの条件が重なって出会い頭になったんだろうなと。

このあと笛を鳴らしまくりながら遡行することに。
で、母熊はみた感じ若く、経験の浅い子だったんだろな。躊躇してもらえて助かったー。
あと、小熊かわいい。も一回。かわいい。
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h)ツキノワグマって、犬並みの嗅覚(ヒトの3000~10000倍らしい)と、基本臆病な性格なので、大抵は出会う前に向こうから避けてくれるのですが、今回は
①向こうが風上だった②熊も沢に降りていた(水飲み?)③我々が一段低い所にいて目視しづらかった&沢音で行動音が届かなかった、などの条件が重なって出会い頭になったんだろうなと。

このあと笛を鳴らしまくりながら遡行することに。
で、母熊はみた感じ若く、経験の浅い子だったんだろな。躊躇してもらえて助かったー。
あと、小熊かわいい。も一回。かわいい。
h)遡行を続けて、2個目ゴルジュ帯出口の4m。
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h)遡行を続けて、2個目ゴルジュ帯出口の4m。
h)流木使えるかなと右から泳いで取りついてみる。
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h)流木使えるかなと右から泳いで取りついてみる。
h)水圧ヤバい…前見えねぇし息苦しンだわ

S)ほぼ滝修行者だね(笑)
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h)水圧ヤバい…前見えねぇし息苦しンだわ

S)ほぼ滝修行者だね(笑)
h)結局水量水圧に負けて弾かれるh。このあと左から攻めてみましたが、真ん中辺まで登ったところで足が切れてドボン…巻くことにしました。
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h)結局水量水圧に負けて弾かれるh。このあと左から攻めてみましたが、真ん中辺まで登ったところで足が切れてドボン…巻くことにしました。
h)4mの巻きに入ります。高度感あり。トラバースの1歩が結構渋い。
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h)4mの巻きに入ります。高度感あり。トラバースの1歩が結構渋い。
h)大岩、左岸から枝沢が入る
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h)大岩、左岸から枝沢が入る
h)沢山小滝があって楽しい
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h)沢山小滝があって楽しい
h)大ダワ沢出合。写真右の5m滝が大ダワ沢。逆川は左へ屈曲します。
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h)大ダワ沢出合。写真右の5m滝が大ダワ沢。逆川は左へ屈曲します。
h)ブリッジで突破した小滝。
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h)ブリッジで突破した小滝。
h)右岸にワサビ田跡
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h)右岸にワサビ田跡
h)多分遡行図にある10mか
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h)多分遡行図にある10mか
h)この10mは倒木が邪魔ですが快適に登れた。
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h)この10mは倒木が邪魔ですが快適に登れた。
h)進みます
h)小さいが見栄えの良い滝沢山。
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h)小さいが見栄えの良い滝沢山。
h)トイ状3段10m
h)3段目は突っ張り突破の滝。突撃!
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h)3段目は突っ張り突破の滝。突撃!
h)10mトイ状の3段目。突っ張りで突破するSue。
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h)10mトイ状の3段目。突っ張りで突破するSue。
h)続く4mは逆層で難しそう。
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h)続く4mは逆層で難しそう。
h)4mを右岸巻き。
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h)4mを右岸巻き。
h)ラスト。ウスバ林道下の10m。
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h)ラスト。ウスバ林道下の10m。
h)オブザベ中。遡行図によると右壁を登る、上はホールド豊富で容易とありますが、ここから見ると薄く被ってるし脆そうに見えるし、残置支点は下から目視して見つけられず。支点とれるかなぁ大丈夫かなぁ
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h)オブザベ中。遡行図によると右壁を登る、上はホールド豊富で容易とありますが、ここから見ると薄く被ってるし脆そうに見えるし、残置支点は下から目視して見つけられず。支点とれるかなぁ大丈夫かなぁ
h)まぁピトンも何枚か持ってるし行ってみよ、と離陸。写真1個目の支点はカム、2個目は残置ピトン。残置支点は下から目視できなかったが使えるのが1個ありました。
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h)まぁピトンも何枚か持ってるし行ってみよ、と離陸。写真1個目の支点はカム、2個目は残置ピトン。残置支点は下から目視できなかったが使えるのが1個ありました。
h)登ってみるとヌメりもほとんどなく、傾斜はあるが上部のホールドはしっかりしてて登りやすかった。

余談ですが左壁というか、中央水流ど真ん中の上段に残置ピトン+スリングらしきものがありました。
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h)登ってみるとヌメりもほとんどなく、傾斜はあるが上部のホールドはしっかりしてて登りやすかった。

余談ですが左壁というか、中央水流ど真ん中の上段に残置ピトン+スリングらしきものがありました。
h)落ち口にウスバ林道が走っています。ここで装備解除して脱渓。
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h)落ち口にウスバ林道が走っています。ここで装備解除して脱渓。
h)林道の木橋は腐ってますね
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h)林道の木橋は腐ってますね
h)ウスバ林道、崩壊してるとの前情報でしたが、さほど苦労するところもなく。
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h)ウスバ林道、崩壊してるとの前情報でしたが、さほど苦労するところもなく。
h)大ダワへ到着。
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h)大ダワへ到着。
h)登山道をスタスタ降りてゆき、鳩の巣駅へ。
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h)登山道をスタスタ降りてゆき、鳩の巣駅へ。
h)タマゴタケ。Sueは帰宅後食べたのかな?
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h)タマゴタケ。Sueは帰宅後食べたのかな?
h)おまけ。鳩の巣駅トイレにて。
ウケる🤣
2024年09月07日 06:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/7 6:12
h)おまけ。鳩の巣駅トイレにて。
ウケる🤣

感想

※山行を手短に、3分動画もどうぞ!

Sue-chanと奥多摩、川乗谷逆川へ。
苔の美しい森の沢、登れる滝が沢山で飽きのこない、人気なのもうなづける楽しい沢でした。
Sue-chan、ご一緒ありがとうございました。

楽しい沢でしたが、熊親子との遭遇が最大の出来事でした。びっくりしたー。

ここで蘊蓄。
野生動物が生命の危機に瀕すると、まず「逃走」か、「闘争」を選びます。しかし不可能な場合には、死んだふりなど「凍りつき反応」が起こります。基本雑食で臆病な熊がヒトを襲おうとするのは、彼らもまた生命の危機を感じたからなのでしょう。母熊ならなおさら。

ちなみにニンゲンはこの防衛反応が(社会性のため)下手くそで、逃走と闘争は抑制されがちで凍りつきも中途半端なので、野生動物には無いトラウマを抱える羽目になるとか何とか。

まぁそれはさておき。危機に瀕して相手が闘争を選んできたらどうする、ですね。

登山者の多い奥多摩の川苔山へ至る川苔谷で沢登りをしてきました。
川苔谷の支流の 逆川 は評判通りの面白い沢でした。 水量も多く、ヘツリだけでも胸まで濡れました。
奥多摩らしい苔むした渓相の中に、次々に現れる小滝の連続は、最初から最後まで飽きることのない沢登りを約束してくれます。 
沢を横断する林道で脱渓したので遡行4時間、下山も歩きやすいトレイルで1.5時間と楽チンでした。

ただ、生命の危機を感じたのが、ゴルジュの中で遭遇した親子クマでした。
クマの方も驚いた様子で、親クマがこちらに突進してきたので、黙って食われる訳にはいかないので、思わず石を投げて応戦しました。
幸い親クマは引き下がり、親熊は右岸へ、子熊は左岸へかけ上がって行きました。
その後、パートナーと2人で沢笛を吹きまくって遡行を続行しました。
いや〜奥多摩ってクマとの遭遇率が高いですね〜 群馬や北関東の山よりも人間界が山の中まで進入している分、動物との棲み分けが出来ていないのかもしれませんね。
皆さんも奥多摩の沢へ行く時はお気をつけください。 

Sueのレポートはこちら → 奥多摩 川乗谷逆川の遡行で熊との遭遇     Stream Climbing in Kawanoridani, Chichibu Tama Kai National Park
https://hikingbird.exblog.jp/35888495/

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