15年ぶりの鳳凰三山(夜叉神→広河原)
- GPS
- 12:32
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 2,077m
- 下り
- 1,941m
コースタイム
- 山行
- 3:47
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 5:21
天候 | 9/7:晴れ 9/8:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
復路:広河原より山梨交通バスにて夜叉神へ自家用車回収 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鳳凰峠からは中々の下り。 |
写真
感想
【計画】
最近、山に行きたいのか、どうしたいか、解らなくなったため、初心に戻り、近場でゆとりのあるところを歩くことにした。結果、夜叉神から鳳凰を縦走、広河原に降りるルートとした。獲得標高は約2000m、コースタイム12時間程度なので日帰りも可能であるが、6時間程度で繋ぐ、ラクチンな設定だ。
【移動から初日】
金曜日は半休とし、準備を整えて20時に出発した。途中で車中泊用の酎ハイを購入し、0時過ぎに到着したが、あまりの睡魔で直ぐに寝た。
朝起きて、コンビニで購入したサンドイッチを食べ、5時30分に出発する。
比較的緩やかな登山道であり、歩きやすい。夜叉神峠に到着すると白根三山が良く見えた。しかし、直ぐにガスで隠れた。
この先も殆ど急登がなく歩きやすい。苺平に着き、景観が良さそうな辻山に向かう。辻山山頂は三角点があるだけで、景観は無い。しかし、その先も登山道が続いている。行ってみると三山が良く見えた。この先30分ほどで露営地に到着でき、余裕があるのでコーヒーを入れ、のんびりとした。
三山が雲に隠れてしまったので露営地に向かう。直ぐに到着し、テントを張った。時間はたっぷりあるので荷揚げしたししとうとソーセージとラーメンを食べた。まだ時間があるので本を読んだり、記録を打ったりとゆっくりとした。夕方になり、食事を取って寝た。
【2日目】
予定では3時起床の5時出発であったが、2時くらいから周りが準備を始め、騒がしくなってきたので、2時半に起きて準備を開始する。今日は昼過ぎから天候が悪くなるので、早い分には問題ない。トイレに行って戻る途中、夜空を見上げると満天の星空だった。改まって見上げるのは何時以来だろう。登山を始めて初めてテント泊した際、満天の星空を見て感動したのを思い出した。
早起きしたせいで4時半に出発できた。まだ真っ暗なのでヘッドランプを頼りに歩きだす。途中で夜が明けてきた。何とか森林限界を超えたあたりで日の出を迎えたので所謂「ご来光」が見えた。普段は全く気にしないが、改めて見るといいもんだ。
三山も赤く染まり(冬でないので赤がいまいちであるが)のを暫く眺めていた。
歩を進め、薬師、観音、地蔵を越えていく。
地蔵の先は行ったことがない。人がほとんどいなくなった。高嶺に到着する。しばらくゆっくりとしてから下降する。結構の岩場やザレ場を降りていく。普通なら鎖がついていても良い場所も設置されておらず、慎重に下降する。
白鳳峠に到着、稜線を外れ、広河原に向かう。ここからが核心部であった。モレーン状のザレ場で脚を滑らせ転倒する。普段なら尻餅であるが、体が谷側に降られるように転倒したため、這松に突っ込んだ。這松だったため、ふんわりと体を受け止めてくくれたため、全く問題無かったが、これが普通の岩場だったら滑落していたと思う。転倒からから滑落するのはこういうことだと思った。
更に非常にやらしい場所を越え、白鳳峠入口に到着、バスに乗り、夜叉神峠に戻った。
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