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Yamareco

記録ID: 72102
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ハイキング
磐梯・吾妻・安達太良

磐梯山、万歳!

2010年07月25日(日) [日帰り]
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sukebeberg その他1人
GPS
--:--
距離
13.8km
登り
1,238m
下り
1,238m

コースタイム

猪苗代登山口7:50〜一合目(天の庭)〜赤埴山(1430m)〜鏡が池〜沼ノ平〜三合目〜黄金清水〜お花畑一周〜弘法清水、弘法清水小屋(四合目)〜磐梯山頂上(1818m)〜天狗岩〜大岩・祠〜翁島登山口〜昭和の森〜猪苗代登山口(何時だったけ?)

天候 晴れ〜曇り〜晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
#<往路>都内某所〜首都高〜東北道〜磐越道〜猪苗代スキー場(駐車料金タダ)
#<復路>猪苗代スキー場〜国道49号〜磐梯熱海温泉(日帰り入浴)〜磐越道〜東北道〜首都高〜都内某所
#往復650km
#片道約四時間半(安全運転)
コース状況/
危険箇所等
#梅雨明け!夏山シーズン開幕!に心が躍り二週連続の日帰り遠征登山!

#一日24時間!そのうち21時間を移動、登山、食事、入浴、おしゃべり、排泄、の有効利用。

#今回はこの無茶苦茶な行程を、昨年秋より登山に目覚め、酒びたりの体から山びたりの体に肉体改造し、登山歴わずか半年で日帰り丹沢主稜縦走を見事成し遂げた三十路手前の同志(弟子)と同行。

#途中親切な方々にたくさん出会いました。花の名前を教えてくれた二人おじさん、ありがとうございます。

#なかでも買い物した弘法清水小屋の小屋番さんと常連さんには、おいしい味噌汁や漬物、トマトをわけていただき、楽しい山の話や写真を披露していただき、ありがとうございます。

#みなさんとてもすばらしい東北の山紳士、山淑女でした。

#見事に晴れ渡り、大パノラマの頂上でのビールと昼食は最高の味でした。弟子よ御馳走さん!

#山ではあまり時間を気にせずのびのびと過ごし、帰路は猪苗代湖に沈む夕日を眺め磐梯熱海温泉で温泉につかるなどしてゆったり過ごしたわりには、その日のうちに東京に戻ってこれました。

#余談=磐梯山(1819m)の標高の覚え方(弟子談)〜「いやんいく!磐梯山」

<*重要*>
・駐車場から先はトイレはありません。
・水場や売店はありますが、最低限の水と食料は持参したほうが無難です。閑散期は水場の状況と売店の営業は観光協会や地元役場に確認されたほうが無難です。

<登山口〜一合目>
・当日の全工程でここが一番ツライ!
・ゲレンデの端の単調で景色の変化のないゆるい坂道をカンカン照りのなか、永遠一時間以上歩く、歩く、歩く・・・。(ゲレンデを下から上まで歩いて歩くようなものです)
・唯一の救いはたまに振り返ると見える猪苗代湖です。

<一合目〜赤埴山>
・一合目手前からようやく登山道らしくなります。
・登山道上に10mおきにペンキでこれでもかと矢印が記されいるので道迷うの心配はありません。
・赤埴山へは一旦磐梯山へ行くルートから東へそれます。たいしたタイムロスにはなりません。山頂で折り返すして戻らなくとも磐梯山へのルートに合流できます。
・赤埴山への道は、樹林帯を抜けると展望がよく、高山植物がたくさん咲いている赤土(火山灰?)の上を歩く気持ちのいいルートです。(富士山の富士吉田登山道の七合目付近のような雰囲気です)
・赤埴山からの猪苗代湖やこれから登る磐梯山の光景は見事です。

<赤埴山から三合目>
・赤埴山を下り、樹林帯に入るとすぐに磐梯山への登山道に合流します。ここから沼ノ平の先までほぼ平坦です。
・池(鏡ヶ池)や湿原を眺めながら花の咲くなかを進みます。
・途中の沼ノ平からの櫛ヶ峰や磐梯山の光景も見事です。このあたりから磐梯山の山容が緑に覆われた穏やかな表情から荒々しい岩稜の表情へと変化します。
・沼ノ平を越えるとガレた急登になります。この急登を登りきると三合目です。
・三合目からは荒々しい岩稜の磐梯山の麓と裏磐梯の湖群の光景は見事です。

<三合目〜四合目>
・岩稜のガレた道です。
・高山植物の花がたくさん咲くなか、眺望が素晴らしいので、テンションが上がり道のキツさは感じません。
・水場が二か所あります。(弘法清水、黄金清水。いずれも涸れてなかったです)
・ルートを外れ、お花畑を15分ほどで一周できるサブルートがあります。
・四合目には二件の小屋(軽食、飲料販売)があり、水場もあります。

<四合目〜頂上>
・終始ガレた急登です。
・所要時間は約30分です

<頂上〜翁島登山口>
・大岩・祠までガレた急な下りです。浮石や人口落石に注意です。
・補助ロープのぶら下がっている大きな一枚岩(大岩?)を越えるとゆるい樹林帯を進む道になります。
・ここは荒天時はお勧めできません。
・はっきりいって頂上まで息つく暇のない直登です。

<翁島登山口〜猪苗代スキー場>
・車を猪苗代スキー場にとめてここに出てくると、林道・一般道を約一時間かけて歩いて、車をとりに行かなければなりません。タクシーをつかまえられるかどうかはわかりません。
スタート地点、猪苗代スキー場です。
by  SH001, KDDI-SH
スタート地点、猪苗代スキー場です。
一合目へ続く道です。
つらくて長いです。
by  SH001, KDDI-SH
一合目へ続く道です。
つらくて長いです。
まだまだ続きます。
by  SH001, KDDI-SH
まだまだ続きます。
振り返ると猪苗代湖がよく見えます。
一合目までの区間ではこの眺望が唯一の救いです。
by  SH001, KDDI-SH
振り返ると猪苗代湖がよく見えます。
一合目までの区間ではこの眺望が唯一の救いです。
ゲレンデの脇をひたすら、ひたすら、歩きます。
by  SH001, KDDI-SH
ゲレンデの脇をひたすら、ひたすら、歩きます。
この草ぼうぼうを抜けるとそこは!
by  SH001, KDDI-SH
この草ぼうぼうを抜けるとそこは!
やっと一合目に到着です。

さあここから登山開始です。

えっここまでは? さああ・・!
by  SH001, KDDI-SH
やっと一合目に到着です。

さあここから登山開始です。

えっここまでは? さああ・・!
登山道らしくなりました。
by  SH001, KDDI-SH
登山道らしくなりました。
はるか向こうに目指す磐梯山!
by  SH001, KDDI-SH
はるか向こうに目指す磐梯山!
バカ丸出しその一
by  SH001, KDDI-SH
バカ丸出しその一
バカ丸出しその二
by  SH001, KDDI-SH
バカ丸出しその二
赤埴山への分岐
赤埴山へ
あの頂が赤埴山!
展望のいい花の咲くなかを進みます。
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あの頂が赤埴山!
展望のいい花の咲くなかを進みます。
赤埴山頂上ナウ!
赤埴山を下り、再び本線に合流
by  SH001, KDDI-SH
赤埴山を下り、再び本線に合流
鏡が池と磐梯山
ギボウシ!

花の名前に詳しいおじさまに教えてもらったなかで、家に帰るまで覚えていた唯一の花。
おじさませっかく教えていただいたのに覚えの悪いバカですいません。
by  SH001, KDDI-SH
ギボウシ!

花の名前に詳しいおじさまに教えてもらったなかで、家に帰るまで覚えていた唯一の花。
おじさませっかく教えていただいたのに覚えの悪いバカですいません。
沼ノ平へ続く平坦な道
by  SH001, KDDI-SH
沼ノ平へ続く平坦な道
まだしばらく平坦な道は続きます。
by  SH001, KDDI-SH
まだしばらく平坦な道は続きます。
渋谷登山口への分岐
by  SH001, KDDI-SH
渋谷登山口への分岐
この先あたりから急登になります。
by  SH001, KDDI-SH
この先あたりから急登になります。
再び櫛ヶ峰。

山と高原地図にはルートは記載されてませんが登山道はあるみたいです。

当日も「もちろん登れるよ。上はお花畑で最高だっぺ」と果敢に挑む二名の山男がいらしゃいました。
by  SH001, KDDI-SH
再び櫛ヶ峰。

山と高原地図にはルートは記載されてませんが登山道はあるみたいです。

当日も「もちろん登れるよ。上はお花畑で最高だっぺ」と果敢に挑む二名の山男がいらしゃいました。
三合目からの裏磐梯の展望。
猪苗代湖方面とは雰囲気が違います。
by  SH001, KDDI-SH
三合目からの裏磐梯の展望。
猪苗代湖方面とは雰囲気が違います。
磐梯山の裏側も猪苗代湖側とは雰囲気が全く違う荒々しい表情です。
by  SH001, KDDI-SH
磐梯山の裏側も猪苗代湖側とは雰囲気が全く違う荒々しい表情です。
勝手に磐梯槍と名付けました。

来年の山と高原地図の改訂版に「磐梯槍」と記載されていれば名付け親は自分です。
by  SH001, KDDI-SH
勝手に磐梯槍と名付けました。

来年の山と高原地図の改訂版に「磐梯槍」と記載されていれば名付け親は自分です。
再び櫛ヶ峰の登場です。

二人の山男はもうあの頂を制したのだろうか!
by  SH001, KDDI-SH
再び櫛ヶ峰の登場です。

二人の山男はもうあの頂を制したのだろうか!
四合目へ続くルート
by  SH001, KDDI-SH
四合目へ続くルート
四合目の弘法清水小屋に集うみなさん。親切にしていただきありがとうございました。

また必ずお目にかかりに伺います。その時はよろしくお願いします。
by  SH001, KDDI-SH
四合目の弘法清水小屋に集うみなさん。親切にしていただきありがとうございました。

また必ずお目にかかりに伺います。その時はよろしくお願いします。
お世話になった弘法清水小屋の外観です。
by  SH001, KDDI-SH
お世話になった弘法清水小屋の外観です。
頂上への登り途中の光景です。
by  SH001, KDDI-SH
頂上への登り途中の光景です。
磐梯山頂上ナウ!
完敗ではなく乾杯!
お疲れ様でした。
by  SH001, KDDI-SH
完敗ではなく乾杯!
お疲れ様でした。
下りはガレた急こう配です。

酔って千鳥足では下れません。
頂上ではくれぐれも酒は控えめに!
by  SH001, KDDI-SH
下りはガレた急こう配です。

酔って千鳥足では下れません。
頂上ではくれぐれも酒は控えめに!
ガレてます
微妙なバランスで支え合っています。

人間社会の縮図がそこに・・・
by  SH001, KDDI-SH
微妙なバランスで支え合っています。

人間社会の縮図がそこに・・・
眼下は猪苗代湖です。
by  SH001, KDDI-SH
眼下は猪苗代湖です。
なんちゃって翁島登山口
by  SH001, KDDI-SH
なんちゃって翁島登山口
翁島登山口はここでした。

さっきのは?確認中です。

どなたか教えていただけたら助かります。
by  SH001, KDDI-SH
翁島登山口はここでした。

さっきのは?確認中です。

どなたか教えていただけたら助かります。
車をとりに猪苗代スキー場へ
by  SH001, KDDI-SH
車をとりに猪苗代スキー場へ
猪苗代スキー場への道すがら、ついさきほどまでいた磐梯山がよく見えます。
随分歩きました。

by  SH001, KDDI-SH
猪苗代スキー場への道すがら、ついさきほどまでいた磐梯山がよく見えます。
随分歩きました。

海に沈む夕日ではなく、猪苗代湖に沈む夕日です。
by  SH001, KDDI-SH
海に沈む夕日ではなく、猪苗代湖に沈む夕日です。
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コメント

ゲスト
うーむ
お疲れ様でした。写真かぶりすぎたな。
ちょっと色つけますw
2010/7/26 22:44
ゲスト
うおおー
コースタイム忘れちゃたから参考にしようと思ったのに!
らしくない!適当すぐる!二合目1430とかナイトハイクじゃないっすか!!!
2010/7/26 22:47
辛口コメントありがとうございます。
お役に立てずすいまそん。

今回は全体的な時間に余裕があったので、のびのび歩こうとコースタイムはあまり気にしていませんでした。
どちらかと言うと、雲の流れや日の傾きぐらいしか気にしていなかったです。

過去のヤマレコの山行記でもコースタイムが記載されていないのは時間を気にせずのんびり楽しんでいる山行です。逆に言えば、それくらいゆったり楽しんでも充分にこなせる行程ということです。

時間に追われながらの山歩きはあまりおもしろいとは思いません。

自分の場合コースタイムや時間を気にする時は腕時計をします。

ハードな縦走や悪天候、悪条件、熊倉山のような入山者の少なく自信のないルート、日没の早い冬場以外はあまりコースタイムは気にしませんし、山行記にはコースタイムは記入しませんでした。

それでも山行記として残すいじょう、せっかく山行記を見ていただいた方々には不案内ですので、深く反省し、改善につとめます。
2010/7/27 12:05
ゲスト
RE: 磐梯山、万歳!
あ、mでしたか。失礼しました。
本気でCTを気にして云々言った訳ではなく、半ば冗談だったのですが…すみません。
ただ、いつも腕時計をしてらっしゃる印象があったのでめずらしいなと。(今、理解)
自分できちんとタイムをとるように気を付けます。
携帯頼みだと写真を編集した時に全て編集時間に上書きされる事を学習しました。

私も時間に追われるような山行ばかりは嫌ですが、ヤマレコにupときは大まかにでも残せるようにしていますm(__)m
2010/7/27 13:46
こんにちは
はじめまして。
磐梯山を褒めていただくと
自分ごとのように嬉しくなる
そんな弘法清水小屋常連の一人です。
「花の名前に詳しいおじさま」・・とかのコメントで
何方にお会いになったのかも想像つきます。
磐梯槍と微妙なバランスの岩は
両方ともに「天狗岩」と呼ばれています。
翁島登山口は「なんちゃって」は
車での林道からの取り付きです。
もう1つはスキー場ゲレンデのもの?だと思います。
なお、下山でリゾートゴンドラを利用して
係に申し出ると猪苗代スキー場まで
車で送迎してくれるという裏技もあります(笑)

積雪期の赤埴からの磐梯東壁展望も最高ですよ。
今度いらっしゃることがありましたら
是非裏側の火山壁から櫛ヶ峰に登ってみてください。

突然失礼いたしました。
2010/7/27 14:01
こんにちは。
<mutshさん>

こんにちは。とても親切なコメントありがとうございます。

遠征して登山した時、御地元の方やその山に登りなれていらっしゃる方とお話したり、御教授していただいたり、まとめた山行記にその山にお詳しい方からコメントや御教授いただけるのはとてもうれしいです。

mutshさんは御地元、福島県の山をとても愛しておりとても大切にしておられるのですね。山行記録を拝見しそのことがとても強く感じました。

今回、磐梯山で出合った花の名前に詳しいおじさま、弘法清水小屋の管理人の方とそこに集う御常連の方々もみなさん素晴らしい山紳士、山淑女でした。

mutshさんも弘法清水小屋の御常連なんですね。小屋で拝見させてもらった写真にきっと写っていたのでしょうね。

私は磐梯猪苗代は何回か訪れた機会があり、五色沼散策や裏磐梯の曽原湖でのカヌー体験や吾妻小富士山や安達太良山には訪れたことがありましたが、磐梯山は下から眺めるだけでしたので、いつかはあの上から眺めてみたいと思ってました。磐梯山も磐梯山の上から眺める景色もどちらも最高でした。

今度は、mutshさんのおしゃる通り季節を変えて違う表情の磐梯山を是非訪れてみたいと思います。また櫛ヶ峰にも挑戦してみたいと思います。

mutshさんの山行記録を拝見しにうかがいます。山行記録のなかから磐梯の山についていろいろと学びたいと思います。

ありがとうございました。
2010/7/28 12:47
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