初めての奥穂高岳 〜白出↑↓〜
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- GPS
- 12:02
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 2,546m
- 下り
- 2,565m
コースタイム
- 山行
- 10:10
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 12:03
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
もう少し早く行けば、何とか入れたかもしれない! |
写真
はるか上に穂高岳山荘の石積壁が見えますが、なかなか近づきません。
ペイントも少なくて見づらいので、コースはよくわかりません。落石だけはしないように、自分で踏みやすい石を見つけて登るのが良いかと思います。
感想
奥穂高岳に登りたい!
昨年来の念願が、ようやくかないました。
天気の良さそうな日をねらってシルバーウィークのど真ん中。渋滞覚悟でのトライです。
スタートから渋滞!?でした。
この時間なら何とか大丈夫かと思い、午後8:20に深山荘前の無料駐車場へ。
「満車」の看板と警備員のおじさん、それとゲート前に先着の1台。
その先着車は何とか入れてもらえましたが、私はアウトでした。
おじさんが言うには「昨夜は、上の駐車場に入るにも下から並んでいた」そうです。
やむなく、上の鍋平駐車場へ。
鍋平駐車場から登山センターまでの歩きが余分ですが、仕方ありません。
道中の路駐車は、軒並み窓ガラスに赤い紙が貼られていました。
登山センターまでの歩きと、混んでいるであろう山荘への早めの到着を見越して、午前2時に起きて準備しスタート。
右俣林道では、奥穂から西穂へ日帰り縦走するという愛知の青年と、槍ヶ岳日帰りをねらう富山の方と一緒になりました。愛知の青年は先行して少し離れましたが、奥穂高口で合流。そこからは、初めての道でもあったので、途中まで青年に同行してもらいました。ありがとうございました。
重太郎橋、岩切道、鉱石沢、荷継沢と順調に過ぎ、白出沢に入ります。
ガレ場は嫌いでは無いのですが、ルートペイントが少ない&わかりにくいため、
ルートを探しながらの登りで結構時間がかかりました。
落石を起こさないように細心の注意を払いながら、ルート関係なく登った方がいいような感じでした。
しかし、噂には聞いていましたが、山荘までは長かったです。
「山荘の姿は見えども近づかず」って感じでした。
(下りてきた人に聞いたところ、あの愛知の青年は6:30頃に山荘に着いたようです。早いです。)
予定の8時より前に何とか山荘到着。腹ごしらえしようかと思いましたが、どんどんと涸沢側から人が上がってくるので、先に山頂へ行ってこようと思い、ヘルメットを装着。
とその時、「ラ〜ク」の声とともにガラガラと落石の音が。最初の取り付きの所で小さな落石がありました。幸い何ともなかったようでしたが、ここは山の上なんだと改めて痛感しました。
少し渋滞しましたが、何とか山頂へ。
しかし、ここも写真待ちの渋滞!
並ぶ時間ももったいなかったので、合間をみて祠の写真だけ撮って山荘へ戻ります。
ジャンダルムが雲間に浮かぶ要塞のようでカッコよかったです!
いつかは行ってみたい!その先も!
思ったよりも槍ヶ岳が近く見えました。距離感ってわからないもんです。
山荘に戻ってゆっくり朝食。その間にもどんどんと人がやってきます。
最初に山頂へ行ってて良かった〜〜。
帰り支度をしているとガスってきたので、涸沢岳は次回に。
(単に、ガレ場登りで足がだるかっただけという話も…)
下りは得意なので、どんどんと下りていきます。落石だけは起こさないように。
白出沢で水を飲み干してしまったので、鉱石沢で給水しましたが、この沢の水は、
他の沢水よりもとても美味しく感じました。
その名のとおり、鉱石がたくさんあってその中を浸透して湧き出てくるからでしょうか。
岩切道では、改めて「よくこんな所に道をつけたものだ」と先人に感謝です。
登山道を整備してもらっているから、こうして山登りができることをありがたく思いました。
奥穂高口に近い所で3〜4人のグループとすれ違いましたが、この時間から奥穂に向かうのかと少し心配になりました。早めの行動を心掛けたいものです。
やっとのことで新穂高ロープウェー駅まで下りてきましたが、疲労に追い打ちをかける鍋平駐車場への登りが待っています。
第1ロープウェーで上がろうかと悪魔(天使?)がささやきましたが、今後の行程の参考にしようと思い、頑張って歩いてみました。
…これからはロープウェーで上がりたいと思います。(笑)
という訳で、念願の奥穂高岳登頂できました。
花や景色はあまり無いので、そこは少し残念なところです。
私は前日に同じコースを登って来ました。私はスタートも遅く膝を痛めたこともあり下山中に日が暮れてしまい焦りました。奥穂高はやはり大渋滞で途中で諦め逆サイドの涸沢岳に登って来ました。新穂高から鍋平までの登りは萎えますよね〜
upswingさん、はじめまして。
レコ拝見しました。左足痛めた状態での白出の下りは、さぞ大変だったでしょう。
ご無事で何よりです。
私も、昨年、槍日帰りで股関節痛になり痛みをこらえながら下りてきたことを思い出しました。
お互い、体力維持に努め、ぼちぼちと山登りを楽しみましょう。
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