伊吹山北尾根♪国見峠〜禿山
- GPS
- 05:58
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 455m
- 下り
- 456m
コースタイム
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
滑りやすいトラバース気味のところは、トラロープが設置されていました。 |
写真
感想
初めての伊吹山北尾根。
青木先生と一緒に歩けるのでさらにわくわく。
伊吹山へのルートは上野からが一般的。
さらに、弥高尾根や上平寺尾根もある。
採石場が開かれたがそこにもルートは開かれていた。
さらに、ドライブウェーが開通したが、南尾根にも昔からの道があるそうだ。
M24年の古地図には、北尾根にルートはなく、
1960年大垣山岳協会が3年かけて道を開いたそうです。
潜在植生図を使ってお話がはじまる。
昔も今も変わっていないことから、自然林が残っていることがわかるそうだ。それには、理由もちゃんとあるそうで、
「下を見ながら、今日は歩いてください。」
それがヒントだそうです。
北尾根は熊にもよく出会うと聞いたことがある。
以前、山頂で腰に鉈を下げた方と出会った。
聞けば北尾根を登ってきたとのこと。
熊に出会うので、スプレーや鉈は必須アイテム!
それ以降、北尾根はやばい!とchuraは近づけなかった。
冬を前に熊はやせている。冬眠までに皮下脂肪を10cmほどためないと冬はうまく越せないそうだ。だから、餌を探して必死なんです。
歩いていくと、ミズナラの実が見つかる。
虫が入って、虫癭(ちゅうえい)、虫こぶができているものでした。
ミズナラの実は熊にとって大切な食糧。
今年は不作とか。
だから、下の方に生えているコナラの実を探しに、降りてきているそうです。
尾根筋はヒノキの植林もされている。
昔から「谷にスギ、尾根にヒノキ」といった植え分けがされてきたそうでうす。乾燥した土壌を好むそうです。
そのヒノキも尾根を登るにつれて、どんどん細くなっていく。
さらにブナも生えなくなってくる。
土の層がどんどん薄くなり、やせた土壌になってきたため。
さらに、白い石ころが目立ち始める。
石灰岩です。
土壌はどんどんアルカリ化して、オオイタヤメイゲツの森に変化していく。
オオイタヤメイゲツの原生林が残ったのは、そういったわけだそうです。
さらに環境が厳しくなって森林限界を超えると、自然草原、山頂のお花畑へと変化していくそうです。
次回は、春先にお花をたっぷり楽しめるころ歩いてみたいです。
青木先生、参加者のみなさん、ありがとうございました。
コメント
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生き物ふれあい室の9月の観察会のお知らせは来てたのに、この話は出てなかったよぉ〜 (TдT)
年間スケジュールにも載っていないし…なして
bebebeさんも行ったのかな?
青木先生の何かのついでだったような感じです。
彦根のキャベバに行くとは!
店主は山男!
下山とやっとタイミングが合いました。
みなさんが足を運ばれているのがわかります
goriraさんと一緒に歩いておられましたね。
これをご縁にご一緒する機会が訪れますように。
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